@Swishwood 凄く絶望的な状況で、ひょっとしたら死にかけていて、でも恐らくは資格と、魔法少女の知識を持った、未契約の少女がそこには立っているわけですよ。
2013-07-22 17:01:41@Swishwood あそこまで行っちゃうと、どの時間軸のまどかもほむらも全部本人て感じもしますけどね。少なくとも2人にとってはそうだったんじゃないかと。
2013-07-22 17:21:46@H926 や、玉突きだと仮定した場合「あの結末」に辿り着けたのが最初にそれを願った時間軸のほむらなのかなあ、みたいなことを。と云うか後追いはほぼ全て失敗した、でも良いんですが。
2013-07-22 17:42:46@H926 後追いが一周で斃れるとは限りませんけどね。まあ"オリジナル"にアドバンテージはありそうなんで後追いは何周か重ねられても結局あの結末には辿り着けなかった、で良いとは思ってますが。
2013-07-22 17:52:35魔女の邂逅と、その背景
極東との縁は深い訳では無い。むろん個人単位では親交もあったろうが、"組織"としてはその実態を杳として窺いかねる、と云うのが偽らざるところであった。かつての長い鎖国もあって、間違い無く我々とは違う歴史を歩んで来たであろう彼女たち。それは神秘と呼ぶには些か、諮りかねる存在だったのだ。
2013-07-18 04:27:08我々がかつて受けた迫害を彼女たちは経験していないどころか、寧ろ隠然たる庇護の下にあったとさえ云うではないか。そんな者達に何が分かろう、と云う古参の声も小さくは無い。だが、彼女たちもまたその事実を知ったのは比較的最近の事だと云う。そのように、返礼の状には認めてあったのだ。
2013-07-18 04:34:06ただここ数年、本当に数年の話だ、その極東に大きな動きがあったと云う。それはあまり正確でない単語の羅列、"大界嘯""ナイトメア事件""逆理の翼"、そう云った断片的な形で伝わってくるもので、極東それもとある地方都市を中心に劇的な何かが起こっていたようだった——ミタキハラ、と云ったか。
2013-07-18 12:48:04もう数年以上は前か。その災害のニュースは目にしたが……一目でそれと、"こちら側"の関与のあるものと、解る者にはそうと知れる有様であったのは確かだ。人的被害がほぼゼロに等しかったのも、間違い無く"我々"の側にある、或いはそれを知るものが手を打った成果だろう。それが、確かその街だ。
2013-07-18 14:26:45消印がその街の手紙を受け取ったのはひと月は前のことになるか。当たり障りのない時候の挨拶から始まり、同郷のものがそちらを訪うのが”視えた”とあった。かの極東の”先見”とあれば会っておきたいと、急ぎ招待の状を差し向けて返礼の届いたがつい数日前、”彼女達”の着く僅かに前のことだ。
2013-07-19 20:37:06それからの数日、彼女たちと語り合う機会を持てたことは幸いだった。稀に見る大災を殆ど欠かすことなく乗り切った手練は差し当たってここ四半世紀ほど大きな危地を経験していない我々には学ぶところが多かったし、手合わせを願い出てみればたちまちに、その実力のほどは尋常ではないと知れたのだ。
2013-07-20 01:06:29「この、魔法と云うものへの理解。深めるに越したことはないのですが、そのアプローチは対照的に二分されます」「二つ、と仰いますと」「ただ只管に起こるべき奇跡を肯定し是認し待望し確信するか、或いは奇跡として起こす物事の機序を詳細に意識し現象として把握するか」結い上げた銀の髪が、語る。
2013-07-24 02:40:48「ご来訪の皆様がたとてご存知でしょう。最大の秘密にして、我々の原罪とも云うべき事実。すなわち—— 魔獣を討つために我ら"円環の魔女"が在るのでは無い、と云うこと。我らが太祖たる初の契り子が懐いた願いこそが、魔獣を生み出した。ゆえに、いかな迫害とて甘んじるより他に贖いたり得ない」
2013-07-28 21:46:44街の背景