『文々。新聞』見出し一覧(2013年7月~9月)

Twitter上にて投稿した、『文々。新聞』の見出しを纏めました。
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森近霖之助 @1st_book

当然、役目を喪った肉体は存在意義が無くなる。この辺りは、神や妖怪と類似性が見られるね。

2013-08-26 12:16:37
森近霖之助 @1st_book

さて、ここで問題。 ――役目を与える札。これを外してしまえば、どうなる?

2013-08-26 12:15:52
森近霖之助 @1st_book

言うだろう? 札付きのワル、とか。名札、とか。札とは根源的に、その者の存在を示す為の物であるんだ。 魂の無くなった肉体に、札により存在意義を与える。これこそが、仙人の扱う邪法の正体だと考えて間違いないんじゃないかな。

2013-08-26 12:15:00
森近霖之助 @1st_book

それもまた、仙人の呪術に他ならない。仙人は札に命令を記載し、顔に貼り付けることで自在に動かすことが可能なのだ。 ここでいう「札」とは、つまり肩書のことでもある。

2013-08-26 12:13:15
森近霖之助 @1st_book

さて、仙人の術で崑士となった死体。しかし死体は飽くまで死体であり、魂は既に地獄を流れているはずさ。 ならば、死体は何故動くか。

2013-08-26 12:11:47
森近霖之助 @1st_book

この事から、キョンシーと仙人が密接な関わりを持っているのは当然のこととなるね。彼女の主は邪仙と呼ばれているようだし。

2013-08-26 12:10:12
森近霖之助 @1st_book

崑というのは神霊的な物として知られる字だね。神仙の住まう地として、「崑崙山」という山が有名だ。 崑崙山は蓬莱山に並ぶと謂われる山であるが、まぁ仙人の住む地だと覚えておけば大丈夫かな。

2013-08-26 12:08:56
森近霖之助 @1st_book

札の無くなった死体は、一気に存在意義を無くす。そんな時現れるのは、体に内包され、僅かに残った反応。 これは「生前習慣的に行っていたこと」と言い換えてもいいかな。

2013-08-26 12:20:11
森近霖之助 @1st_book

そう。脳が死んでも、魂を失い役割が無くなっても、身体は覚えている。 それは「歌う」という生産的な行為にも関わず、それは本能や無意識と言い換えることも出来るんだ。

2013-08-26 12:24:32
森近霖之助 @1st_book

彼女は札が剥がされ、歌うことを始めた。それは即ち、生前の彼女が歌を好んでいたと推察することが出来るんだ。

2013-08-26 12:26:36
森近霖之助 @1st_book

ということで推察はここまで。文の記事には歌い明かした所までしか書いてはいないが、思考しながら新聞を読んでいれば、こんな風に知識を深めることも出来るんだよ。

2013-08-26 12:28:56

新聞記事の亡霊

あや @ayayayaya_news

お早う御座います。毎度お馴染み射命丸です。本日の記事は【本誌の記事すら超える面白さ!? 山の新聞屋達に聞いた、危険極まりない没ネタ集!】となります。

2013-09-05 05:30:41
森近霖之助 @1st_book

今日の新聞は酷いね。伏字だらけで読めたものではない。

2013-09-05 08:28:48
森近霖之助 @1st_book

とはいえこれもまた一興。伏せてあるということは、伏せるべき理由のある文字であるということだ。

2013-09-05 08:29:56
森近霖之助 @1st_book

伏せると言うことは臥せると言うことでもある。 臥薪嘗胆と言うように、それは大抵の場合本意ではなく、何かしらの抑圧を受けての場合が多い、ということだね。

2013-09-05 08:38:26
森近霖之助 @1st_book

となると、そこには意図がある。何故伏せる必要があったのか。あるとすれば何処への配慮で伏せているのか。 目の前の情報を、闇雲に受け取って知識を得たと錯覚してはいけない。重要なのは、それを自分の中で消化し、理解する事なのだからね。

2013-09-05 08:41:08
森近霖之助 @1st_book

今回の記事の中には、文自身の没稿も含まれているようだね。これは、やむにやまれぬ新聞の幽霊を供養するという意味もある、と考えて間違いないだろう。

2013-09-05 08:42:39
森近霖之助 @1st_book

こういった霊は、少しならばその影響力も少なくて済むが。多量となればそうも行かない。 何も問題はないはずの時でも、寄り集まった幽霊は重くのしかかり、足を引き摺る。こうして重苦しいネタは更に没する事となり、霊は更にその力を増すという仕組みだ。

2013-09-05 08:47:34

白玉楼にて文人大会!

あや @ayayayaya_news

お早う御座います。毎度お馴染み射命丸です。本日の記事は【一夜限りの文人復活祭! 白玉楼にて霊達の漢詩大会開幕す!】となります。

2013-09-10 05:30:46
森近霖之助 @1st_book

昨日の記事は興味深いね。何でも、功名な文人は死後に白玉楼に行けるらしい。――といっても、普段は筆の一つも持てはせず、悠々自適に彷徨うばかりなのだそうだが。

2013-09-11 05:21:22
森近霖之助 @1st_book

しかし何時までも遊ばせておくのも勿体がない。あのような企画で、再び詩作に耽らせてみるのは正しいだろうね。

2013-09-11 05:22:13
森近霖之助 @1st_book

僕もこの調子で呟いていけば、いつかは文人達と並ぶ日が来るのかもしれない。

2013-09-11 05:22:37

丁度良い写真が撮れなかっただけです

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