深淵と辺縁の距離

マキーノ @jun_makino さん 隠岐さや香 @okisayaka さんのつぶやきを中心にまとめました。 *タイトル等、変更予定
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はみんぐばーど @kei_sadalsuud

「世界の英知結集を」 茂木経産相、廃炉研究の新組織を認可  - MSN産経ニュース http://t.co/gR3NfZjUJH

2013-08-02 02:57:58
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

牧野先生は「人を入れ替えないと」とおっしゃっていたけれど、なかなかそうはいかないみたい

2013-08-02 02:59:21
sivad @sivad

批判されてるいわゆる「御用学者」の中で、廃炉作業に必要不可欠なのは、たとえば誰だろう? https://t.co/CwJbrmHKsP

2013-08-02 19:46:55
フリードリヒ・ニーチェ @F_W_N_jp

怪物と闘う者は、そのために己自身も怪物とならないように気をつけるがよい。お前が永い間深淵を覗き込んでいれば、深淵もまたお前を覗き込む。-善悪の彼岸-

2013-08-03 13:36:34
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

私はむしろ逆のイメージを持っていたのですが。文系、特に文学の言葉を操れる人は定着しづらい。 RT @ynabe39: @kikumaco 現実は「文系から流れてきて分野を立ち上げた世代が威張っていてとくに理系出身の若い人の仕事が認められない」という状態だそうです。

2013-08-04 13:52:37
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@ynabe39 @kikumaco ケースバイケースと断った上で書くと、これからする「実験」の前提は?その限界は?を問うてから、実験→データと移るようなセンスがないと科学と社会の関係性は充分に論じがたいと思います。だから科学論としては短いものに優れたものが少ない傾向はあるのでは

2013-08-04 14:18:29
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@ynabe39 @kikumaco 確かにそれが争点なのでしょうね。今のところそれについて、社会科学系の人々を説得できる視点が、自然科学の教育を受けた人々から充分に提出されていないということでは? >「科学について問うことは科学のやり方の内部では不可能である」と考えるかどうか

2013-08-04 14:26:36
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@kikumaco @ynabe39 私自身は「御用学者」の問題は自身の研究内容が語る以上のことを行政に進言したモラルハザードにあると考えてるので、研究内容を曲げないことを前提とした上で「専門家」として行政と関わること自体は「研究者の社会的責任」を果たす行為と考えております。

2013-08-04 14:51:18
Jun Makino @jun_makino

@okisayaka 自身の研究内容、ないしは分野の内容自体が曲がっているケース、というのが問題なんだと思いますが、、、

2013-08-04 16:24:35
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@jun_makino 遅レスで、かつ言葉尻を捉えるようで恐縮ですが「研究内容、ないしは分野の内容自体が曲がっている」がすぐに検証できるくらいなら、誰も苦労しないかと。そもそもその基準を誰が決めるのか。数年のスパンで検証可能なのは明らかなねつ造や盗作のたぐい程度かと思います。

2013-08-04 22:32:00
Jun Makino @jun_makino

@okisayaka あ、ですから、例えば「既存の原子力発電所を運転することは安全である」とか「放射性廃棄物は安全に処理ないし保管可能である」という主張をどうするか、というような話です。これらは 60 年ほどかけて検証されてきたわけで、今のところ正しいとする根拠はないわけです。

2013-08-04 22:43:18
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@jun_makino うーん、その場合、鍵となるのは本人達が主張を確信してたかってところではないですか?そして60年かけて検証して「間違っていた」つまり最初の仮定が不十分で方向性も「曲がっていた」とわかった…。ただし最初から信じていなかったのなら本当にただの「御用学者」ですが

2013-08-04 22:53:18
Jun Makino @jun_makino

@okisayaka 確信していたかどうか、というのは、えーと、ちょっと検証しようがない気がするので、、、あと、本人が信じていれば、それが問題のある主張であっても「研究者の社会的責任」を果たしたことになる、となると、結果的に御用的な主張でも信じていればいい、になるような。

2013-08-04 23:09:16
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@jun_makino 私は歴史家なので「現在の視点からの評価」と「当時の文脈から判断した評価」を区別する傾向があります。なので「本人が信じてて間違いが検証されておらずピアレビューも通った主張」は、当時の文脈だと一応「まともな科学」、しかし現在から見れば「曲がってた」となるかと

2013-08-04 23:27:00
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@jun_makino なので、今の目から見たら「間違った主張を信じていた」人という話になるのかとは思いますが。 まあ、この辺、つきとめるとナチスに荷担した科学者の評価など、今でも解決のつかない話が出てくるので、とてつもなく難しいということは理解しているつもりです。

2013-08-04 23:29:10
Jun Makino @jun_makino

@okisayaka 「本人が信じてて間違いが検証されておらずピアレビューも通った主張」は、曲げようという政治的圧力の下にあるのが明らかでも「まともな科学」である、というのが歴史家の立場、となりますか?

2013-08-05 00:14:16
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@jun_makino 形式的な手続きが整っていた場合、「当時の基準でまともな科学として認識されていた」という記述はしますね。ただ「当時の○○には時代の制約ゆえに限界はあった」もしくは「当時の科学とは○○への視野を欠いた見方が主流であった」などの記述がつくかと思います。

2013-08-05 00:21:18
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@jun_makino 基本的に、現在と過去、二つの視点を行ったり来たりしながら書くのがセオリーで、そうでないとアナクロニズム(時代錯誤)に陥っているとされてしまいます。

2013-08-05 00:23:25
YOSHINO Taro @tytyty

@okisayaka @jun_makino (横は入り失礼致します)おきさんの定義では、「テラーは水爆開発を社会的責任と言っている」はどうなります?OKか御用学者かは、地理的にも歴史的にも(当時でも今でも)政治的ですよね。

2013-08-05 00:26:22
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@tytyty @jun_makino それは完全に本人の政治思想の問題で「研究者の科学的判断が政治的利害関心にゆがめられていた」という意味での「御用学者」問題じゃないのでは。テラーは反ソ、反共で自ら進んで水爆開発に協力したんですよね。ご質問の意図を取り違えていたらすみませんが。

2013-08-05 00:31:47
YOSHINO Taro @tytyty

@okisayaka @jun_makino 先出の「...」例は村上陽一郎氏の講義で聞いた気が、です。もう一点。行政の審議会を立てるとき、それが望む方向を是とする専門家を手厚く配置し、彼/女らが専門家を発揮して結論を導いた場合は?これも政治的ではないかなと。(終)

2013-08-05 00:33:53
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@tytyty @jun_makino それはもちろん行政の政治誘導です。古今東西、いつも行われていることです。日本の戦後はその度合いがひどかったようですが。 >行政の審議会を立てるとき、それが望む方向を是とする専門家を手厚く配置し、彼/女らが専門家を発揮して結論を導いた場合は?

2013-08-05 00:35:15
Jun Makino @jun_makino

@okisayaka @tytyty そうすると、その専門家は「社会的責任」を果たしていることによって行政の政治誘導に貢献するわけですね。まあその実際にはそのような『専門家」自体が政治誘導によって維持されているケースが多いと思いますが。

2013-08-05 00:42:26
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@jun_makino @tytyty 歴史的事例を見る限りでは、行政に一方的な影響行使力があるのではなく、その専門家と行政関係者が似たような環境で育っていたり、または共通の敵があったりして、同じ価値観を持っているから自然に協力する、という例の方が多い気がします。

2013-08-05 00:48:52
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

@jun_makino @tytyty 一方で、ソ連のように強烈な一党独裁や粛正が横行していた場所で、科学アカデミーがかなり独立した発言権を保持したという例も。むしろ、原爆開発については軍の先んじて主導権を握りたかったようで。多くの場合、科学者の側もしたたかですね。

2013-08-05 00:50:31