石田勇治先生のナチスレクチャー
２０１３年８月５日にオンエアされたHBCラジオ『荻上チキSession-22』のMain Session、「麻生副総理が憲法改正をめぐって引き合いに出した"ナチス"について。あの時代から学ぶべき教訓とは？」の概要。
-
- いいね！0
FUJITA YUH
@fujitayuh
@kokaru 後でPodcastでも聴けます。１週間以内にダウンロードする必要がありますけど。こちらの番組です。 http://t.co/yIt5gyT4xx
2013-08-05 22:21:48
FUJITA YUH
@fujitayuh
ナチス政権ができた時にナチ党は国民の大多数から支持を受けていたわけではなく、比例代表制なので議会の多数を握っていたわけではない。ヒトラー政権でもナチ党の閣僚は少数だったということから。
2013-08-05 22:58:02
FUJITA YUH
@fujitayuh
保守勢力によるヒトラーを飼いならすという見通しが崩れ去るその後の一連の動き。国会議事堂放火事件による共産党弾圧。暴力的な介入が行われた選挙を経て、強引に共産党議員の資格を剥奪し突撃隊による議員への圧力のもと授権法が成立。
2013-08-05 23:16:00
FUJITA YUH
@fujitayuh
結論としては、ヒトラーとナチ党は決して民主的に政権を掌握したわけではないし、民主的にワイマール憲法を骨抜きにしたわけではないということ。
2013-08-05 23:18:34
FUJITA YUH
@fujitayuh
ドイツにおいてナチス礼賛が法的に禁止されている件。政治家がナチスを少しでも擁護したりすれば政治生命が絶たれるとのこと。
2013-08-05 23:29:56
FUJITA YUH
@fujitayuh
麻生発言については軽率というのでは済まされず謝罪した方がいいという意見。被害者のことを考えるべきではないかという主張。
2013-08-05 23:32:22
FUJITA YUH
@fujitayuh
当時のドイツと現代の日本との共通点は？というリスナーの質問に対して。閉塞状況のもとで強い政治が求められてることは共通点。憲法に対して疑念が持たれて改憲が求められているところも。法を過信してはいけないというのが歴史の教訓。われわれが常に見張っていくことが重要。
2013-08-05 23:36:19
FUJITA YUH
@fujitayuh
基本法が何度も改正されていることを引き合いに出して日本国憲法を変えるべきだという意見を基本法の性格を説明して批判。基本法の軸となっている人権と社会国家という（１条と２０条の）規定は不変。
2013-08-05 23:42:55