NHKスペシャル 「終わりなき被爆との闘い ～被爆者と医師の６８年～」 に関するツイートまとめ

CAVU @cavu311

#Nスペ MDS発症率は、爆心地との距離、すなわち被曝量と相関があった。被曝量が多いほど、発症率が高くなった。この研究が世界的に認められ、MDSと被曝・放射線の関係が明らかになった。

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#Nスペ 「自分の中に原爆がいる」という言葉を残して亡くなった吉田さんの娘さん河野さんが朝長医師を訪問。朝長「私たちの結論はお母さんには伝えられなかった」河野さん「母が少しでも役に立ったかな。やっぱり原爆が体に影響を及ぼして、長い年月を経て蝕んでいるのが重要だと思います。」

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#Nスペ 朝長医師の研究は次の段階に入っている。遺伝子・染色体に注目し、治療方法の確立を目指す。これまでの白血病は2つの染色体に決まって異常が確認。しかしMDS患者の場合は、大量かつ不規則な異常が見つかっていた。

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#Nスペ MDSの患者さんの場合、染色体の形が変わったり、本数の増減があった。なぜ60年も経ってから突然現れるのか。詳しいメカニズムはまだわかっていない。

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#Nスペ 68年前に投下された原爆。被爆者と医師たちの戦いは、この時に始まった。朝長医師「我々も一緒に戦う。我々がギブアップすることはありえない。医者としての根本がそこにある。」

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#Nスペ 原爆による被害。まず被爆者を襲ったのが急性障害。広島・長崎の医師たちはこれまでも医学の知識では考えられない症状を目の当たりする。治療らしい治療もできず、その年だけで20万人が亡くなった。しかし、アメリカはそうした事実を否定。「もはや放射線で死ぬ日本人はいない」

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#Nスペ 土屋医師「原子野でバタバタなくなっていく時、こうしたことが埋もれてしまっては、浮かばれない」米国は翌年調査機関を設立。いろいろなデータを集めた。しかし、治療は行われなかった。次第に被爆者に白血病が蔓延。多くの命を奪っていった。

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#Nスペ 白血病が猛威を振るっていた頃、広島・長崎の医師たちが、治療・研究に取り組み始めた。広島大学名誉教授鎌田さん。当時最先端だった染色体に注目した。まだ解像度の荒い写真で、被爆者の染色体を見続ける中で、白血病の特徴を掴んでいった。丹念に染色体の傷を見つけていった。

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#Nスペ 鎌田医師ら、白血病の被爆者の染色体に共通する異常を突き止めた。9番と22番の染色体に決まって異常が起きていた。原爆の放射線で染色体の一部が切断され、間違って交換され、染色体が異常な物質を作り、細胞内で増えていく。それが10年続き、発症する。治療への道筋を開いた。

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#Nスペ 鎌田医師、染色体異常発見から50年。現役を退いた後も、昔からの患者の元を訪ね歩く。被爆者に、第2の白血病が増えているからである。爆心地直近で被曝し、様々な症状に苦しんできた高蔵さんの精密検査に付きそう。骨髄検査の結果を一緒に待つ。染色体に異常があった。MDSの診断。

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#Nスペ 精密検査の数値を見る鎌田さん。早期に発見できたのでまだ軽度だったと説明。さまざまな症状を乗り越えてきた高蔵さん「来るものがきた、という感じ。」鎌田医師「1つだけの時限爆弾ならいいが、2つ目、3つ目がある。それをどう乗り越えていくか」

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#Nスペ 日本の研究に世界が注目。この日は原発建設計画がある発展途上国(フィリピン・タイ？)の研究者が急性障害の対応を学ぶため来日。タイの研究者「原子力災害はいつ起きるかわからないので対策が必要です」

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#Nスペ 染色体に注目した治療の研究が進む。強い放射線を培養された人の細胞に当てると、細胞の死、アポトーシスが起きる。これは染色体の切断に関係していることがわかっている。1箇所の切断なら、また接合しようとするが、あまりに切断が多いと諦めて死(アポトーシス)を選ぶ。

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#Nスペ アポトーシスの連鎖が生物の死、すなわち急性障害となる。長崎大の中島さんは急性障害で被曝した患者の標本からサンプルを取り、染色体に特殊な薬品で状況を観察。アポトーシスで粉々になった染色体を視認。さらに、染色体の周囲に傷を治そうとして集まった分子の存在も見えてきた。

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#Nスペ アポトーシスに向かう染色体を修復しようとする物質の存在。これを利用して、急性障害を食い止める・抑える方法の模索。マウス実験で、バナデートという物質が大量被曝後も30日生存することが判明。毒性があるので、まだ人には使えない。

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#Nスペ 根本的な治療法がないMDSについても最新の研究を生かす方法が模索されている。重度のMDSと診断された竹嶋さん。主治医の原田さんは被爆者のMDSの患者の染色体を使った研究を進める。竹嶋さん「しっかり(研究・将来に)いかしてください」

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#Nスペ 放射線による染色体の傷を調べる原田さん。染色体を構成する大量の遺伝子を細かく調べた。その結果、共通した異常が、RUNX1という血液を作る際に重要な遺伝子に異常。原田さんの仮説→遺伝子RUNX1の傷が周りの異常を誘発。少しずつ増えていき60年経って発症する。

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#Nスペ 原田医師「RUNX1の異常がMDSに関係していることがわかったことで少しは貢献できた。しかしわからないことも多い。治療方法を確立することがほんとうの意味での貢献」 たった1つの遺伝子、RUNX1の傷からの異常の連鎖を止められれば治療方法も…。

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#Nスペ 被曝から68年。ノルウェー・オスロ。核兵器廃絶を目指す国が集まる初の国際会議。MDSと被曝を世界で初めて証明した朝長医師も参加、講演。世界127国からの参加者に示したのはともに戦ってきた被爆者の染色体。

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#Nスペ 鎌田医師。爆心地近くで被曝した女性、居森さん。甲状腺がん、大腸がんなどさまざまな病気を乗り越え、この日、金婚式を迎えた。被爆者と医師が共に手をたずさえ迎えた金婚式。夫「今だから言えるが二人で死んじゃおうかという時もあった。それを越えて…」終わりなき被ばくとの戦いは続く。

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#Nスペ 鎌田医師「我々にはわからない、想像することさえ許されないような苦しみだと思います。これは終わることがないですよね。私の生きている時代で終わるというものでもない。まだまだいろいろな形で問題が出てくるという可能性もあると思います。」

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原爆投下から68年。数十年経って現れる、想定外の晩発性障害。まだ何も終わっていない、ということを改めて痛感するNHKスペシャルでした。そして、チェルノブイリ原発事故から27年、福島第一原発事故から2年。放射能と共に生きる時代はまだ終わっていません。 #Nスペ

永添泰子（次回期日は3月18日山口敬之氏に名誉毀損で提訴されました） @packraty

「NHKスペシャル終わりなき闘い広島長崎の被爆者達」始まりました。　#NHKスペシャル　

永添泰子（次回期日は3月18日山口敬之氏に名誉毀損で提訴されました） @packraty

第二の白血病MDSが広島長崎で68年後現れてきた。骨髄異形成症候群（MDS)が被爆者に増えている。免疫機能が下がり死に至る。竹島さん72歳MDSと診断された。原爆の影響があったと推測されると医師が説明