【コラム】敗戦６８年目に思う：現実感を欠いた日本の非核論～原発推進打開の鍵は #日米原子力協定 にあり～

日にちが変わってしまったが今日は長崎・原爆の日だった。長崎市は、格調高い宣言文を世界に向けて発表した。宣言文自体は時代の変遷を的確に捉えた、未来志向な、素晴らしいものだった。しかし、その中で一部、「日印原子力協定」に触れた部分があり、この部分ついてだけ違和感を持った。それは日本政府が【なぜ】各国と原子力協定を結ぼうとしているのか、その背景に対する理解が十分でないと感じたからだ。日本人はこの“背景”＝【日米原子力協定】についてもっと知らなければならない。それが、戦後６８年もの間、現実感を欠いて行われてきた日本の非核・反／脱原発運動が猛省すべき点でありまた、活路でもある。このことについて、座間宮ガレイ氏がこれまで発信してきた日米原子力協定の資料とともに、日米安全保障関係の“最高法規”ともいえる同協定をめぐり日本の脱原発運動が何をすべきかを探ってみた。 続きを読む