さっきの生駒の件、被害者参加弁護士の説明不足のような気がする…殺人があったかどうかの証明を直接証拠でできないことが、求刑にどう響くのか…全く意味不明。
2013-08-14 13:08:39奈良・生駒女性殺害で被告に無期懲役 http://t.co/YNMgwlYnhu この事件は強盗殺人は否認してるじゃないか。意見陳述は犯罪事実の認定のための証拠とすることはできないのに,公判前整理手続に意見を出させてどうするんだ。
2013-08-14 13:11:42被害者の処罰感情が厳しいというのは、量刑において重視すべきとは思っていません。犯罪に遭われた人は犯人に対して、厳重な処罰を求めるのが基本的な思考であるからです。重たい事件であればなおさらです。許すと行っている場合は逆に重視すべきだとは思います。
2013-08-14 13:12:10同感 RT @kotadon 被害者の処罰感情が厳しいというのは、量刑において重視すべきとは思っていません。犯罪に遭われた人は犯人に対して、厳重な処罰を求めるのが基本的な思考であるからです。重たい事件であればなおさらです。許すと行っている場合は逆に重視すべきだとは思います。
2013-08-14 13:12:54修習中、記者の動きを見ることも多かったのだけど、ひどいときは、休憩時間中、わかっている記者を、別の新聞の記者が取り囲み、みんなで内容確認とかしていたものな…記者の理解力には大きな差が。当時、報道内容をチェックすると、わかっている新聞とそうでない新聞が明確だった…
2013-08-14 13:12:54結局検察も、被害者代理人がついていたとしても、被害者が望むような被害者救済は無理なので、この問題は感情論になってるように思う。被害者の感情で極刑にするなんて刑事裁判の原則からしてあり得ないので。
2013-08-14 13:13:25被害者参加については、参加人本人は手続上できることできないことを理解して公判に臨むが、記事になると被害者の意見が正確に報道されないことも多い。結果として被害者が叩かれてしまうことに胸が痛むが、被害者参加制度周知のためにリスクをとって取材に応じる被害者には頭が下がる。
2013-08-14 13:16:58公判前整理手続で被害者参加人の意見を反映させろという意見が出てくるのは,被害者やマスコミには公判前整理手続で何をしているか分からないかだろう。
2013-08-14 13:17:38うろ覚えだが,公判前整理手続で勝負は決まっているという報道も見た気がする。被害者やマスコミのいないところで勝手に決めるなという思いが被害者やマスコミにあるんだろう。誤解なんだけど。
2013-08-14 13:20:20@mutafaweq それです。昨日この件の参加人にお会いしましたが、被害者参加制度にも、自身の件における検察官の主張立証の構造もキッチリ理解してらっしゃいました。参加弁護士も単位会の被害者委員会の委員長経験者で、しっかりした方なのです。
2013-08-14 13:22:17前にも書いたが、現行の被害者参加制度は被害者(遺族)の方々の思いをぶちまけるガス抜きにしかならないものなのだから、それに徹すればいいのかもしれない。公判前整理手続で話す場がほしいなら作ればよい。検察官と必要なら弁護人に向かって思いの丈をぶつければよいだろう。
2013-08-14 13:25:13ただ、そうした思いが裁判官の判断に影響を及ぼすことはあってはならない(今もそんな制度にはなってない)。だから当然その場に裁判官は不在で。
2013-08-14 13:26:36被害者は検察官から論告求刑前には結論を開示してもらえないが事前でも被害者の事実又は法律についての意見陳述準備打ち合わせを通じて検察官の重視する判断要素や枠組みが推察できる。求刑後には理由が聞ける。検察官は永山基準でなく証拠構造から求刑理由を説明したのだろうか。
2013-08-14 13:26:59参加弁護士をしていると気がつくのは、診断書は捜査段階の初期にしか被害者から提出させたままが多い。主治医に電話聴取までしている検察官もいるが、その後に後遺症が生じている場合、被害者が捜査機関に対して、積極的に診断書を出さないと被害結果を裏付ける証拠から漏れてしまう。
2013-08-14 13:32:42被害者の手続参加でむき出しの被害感情が入り込み不当に量刑が重くなるのではないかという心配もあるとは思うが、証拠による裁判に徹すべきである以上、捜査機関の中途半端な証拠採取を防ぐためにも証拠整理の段階で被害者が閲覧をし、不足する証拠を捜査機関に提出する機会の保障も必要であると思う。
2013-08-14 13:36:50岩手の裁判員裁判で弁護方針変更により期日が取り消されたことがあった。そのとき記者さんから公判前整理手続はなぜ公開されていないのか訊かれたが、公開してどうするんだろう、と思った覚えがある。要するに自分たちの見られない場で手続が進むのがイヤなのだろう。
2013-08-14 13:38:02@kotadon 被害者の涙ながらの意見陳述の後に,弁論でばっさりと「被害感情は重視すべきでない。他の事件でも当然厳しい被害感情があり,すでに量刑データベース上の量刑には反映されているからだ」と述べるのは勇気がいりますが,我々はそれを言わねばならんのですよね。
2013-08-14 13:39:09