ストライクウィッチーズ関連、宮藤理論導入以前の陸戦ストライカーユニットについて【SW設定妄想垂れ流し-045】
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kapitan_black
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M-鈴木 甲28
@kapitan_black
宮藤理論導入以前のストライカーユニットが、背嚢式魔導エンジン（＋マニ車式魔力増幅機関）を用い、そこから魔力を伝導索で両脚の呪符環に伝達していた事は既に広く理解されているものとして #ス魔考
2013-08-16 13:29:09
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
では、それ以前の「陸戦ユニット」について考えたい。まずはそもそもウィッチが空を飛ぶ者のみを指していたか？にも繋がる話ではあるが、恐らく「正真正銘どこに出ても恥ずかしくない魔女を名乗るなら空を飛べるべき」であるが、広義の魔女はそうとは限らない・・としたい #ス魔考
2013-08-16 13:31:21
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
その上で陸戦ユニットの姿を考えるのであれば、まずはここからだ。 魔導エンジンが実現するその前から、怪異に対して対抗する魔女達の中に、空を飛ぶ事無く対峙した者たちがいたはずであり、彼女達は魔力を付与された武器や魔術を用いて（非効率ながら）闘っていた。 #ス魔考
2013-08-16 14:06:10
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
しかし、次第にその勢力を増す怪異に対して魔導エンジンによる魔力増幅機構が完成を見た時に、それまで顧みられる事が無かった微弱な魔力の持ち主である少女達が市井から見出され、戦う力を持つ事を実証し始めた。 #ス魔考
2013-08-16 14:08:23
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
当初、その肉体を守る事すら本人の魔力頼りだった対怪異戦だったが、魔導エンジンの登場は状況を一変させた。 背嚢式魔導エンジンを用いて自らの魔力を増幅する。その魔力は内循環系（膂力）と防御力（魔法盾）に割り振られ、その安全性と行動能力を飛躍的に向上させたのだ。 #ス魔考
2013-08-16 14:17:11
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
膂力の向上は、従来考えられなかった重装備を彼女達１０代の少女達に許す事になる。まずは防御力の向上だった。それは当初中世の甲冑を流用する所から始まり、次第に最新の技術を用いた装甲の着用に至る。それは全て動力を内蔵するものでは無く、少女達の膂力に頼るものだった。 #ス魔考
2013-08-16 14:20:41
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
甲冑の類は銃弾にこそ耐えられないが、面の打撃など初期の怪異が繰り出す攻撃に対して十分に有効であり、外部発散系魔力である攻撃や魔法盾と違い、内循環系強化による物理防御の向上は長時間（事実上恒常的）の効果を持ち、費用対効果でも負担の問題でも非常に有効だったのだ。 #ス魔考
2013-08-16 14:24:39表現が誤解を招くかも・・・
内循環系強化による物理防御の向上は長時間（事実上恒常的）の効果を持ち
→
内循環系強化＝膂力の強化による物理的な装甲の装着による防御力の向上は、非発散系の魔力行使であるが故に長時間の持続性を持ち、防御力自体は事実上恒常的な効果となる
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
無論、この段階で高速機動などと言う要素は皆無であり、事実上の装甲歩兵（パワードスーツ）だったと言える。同様に自重と膂力の向上は運用可能な得物の幅を増やし、ポールウェポンや重火器の運用が可能になっていた。 #ス魔考
2013-08-16 14:26:28
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
意外と認識されない場合もあるが、格闘戦に於ける自重は非常に重要であり、慣性質量が極端に大きい得物を用いる場合、自重が不足するとダメージが乗らないのも厳然たる事実である。その意味で初期の陸戦魔女は非常に理に適った存在だったと言える。 #ス魔考
2013-08-16 14:31:43
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
当然、極初期の魔導エンジンは軽量化と小型化が困難な蒸気機関であったと思われ、白煙と黒煙を吹き上げて闘う姿はある種の感動をすら呼び起こす。一部の兵士はそうしたウィッチの姿を知っている（だろうか？） #ス魔考
2013-08-16 14:47:56
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
（初期のそれらが「選ばれし肉体」を持つウィッチにしか運用できないキワモノだったのは間違いないけれど #ス魔考 ）
2013-08-16 14:48:49
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
この様に、陸戦でほとんど無敵とすら言える対怪異戦力となった甲冑ウィッチは、その数もあって比較的市民に親しまれる存在となったと思われる。但し、その必要性は非恒常的であり、常備されるべき性格のものでは無かった事を考えれば、定着したとは思えない。 #ス魔考
2013-08-16 14:53:16
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
こうした陸戦ウィッチの萌芽とも言える甲冑魔女は、しかし移動に関して大きな制約を受けていた。それは当然の話で、過大な重量と、二足歩行と言う移動手段は地面の陥没（脆弱地形の踏破困難）と絶対的な速度の不足を意味していたからだった。 #ス魔考
2013-08-16 15:07:26
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
この問題は、怪異が大規模化し、人間の用いる兵器を取り込み始めた「ネウロイ」として認識される頃になると重大な問題と看做され始める。 #ス魔考
2013-08-16 15:08:30
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
装甲防御力は本格的な装甲板の採用と魔力強化を併用する事で銃弾や火砲レベルにも抗靱し得るものとなったが、機動性だけは抜本的な改良が必要だった。そこで登場したのが車輪を脚部に装着した高速移動型甲冑だった。 #ス魔考
2013-08-16 15:11:03
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
ここに至って背嚢式魔導エンジンから動力系が伝導索を用いて脚部に送られるか、脚部に小型の内燃機関を搭載するようになる。しかし内燃機関の搭載はどうしても過熱による問題を生じ（火傷など）がちだった。 #ス魔考
2013-08-16 15:12:37
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
また、車輪での移動は舗装路面などの堅固な路面ならば問題を生じなかったが、接地圧が高く、不整地での移動では満足できるものでは無かった。被弾時にも容易に破壊される事が多く、戦闘兵器としては満足できるものでは無かったとされる。 #ス魔考
2013-08-16 15:20:35
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
この事態が一変するのは、移動手段に無限軌道方式が採用された時だった。まず地形踏破性が大幅に向上した。そして魔力による荷重分散効果で接地圧の低下を得、湿地帯や砂漠でも機動性を確保する見込みが得られた。 #ス魔考
2013-08-16 16:00:13
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
しかし、無限軌道は車輪に比べて動力損失が極めて大きく、背嚢式魔導エンジンから動力を分配する方式では余りに非効率的であり、脚部に内燃機関を追加せざるを得なかった。しかしそれはスペースと熱の問題を一気に顕在化させる事になる。 #ス魔考
2013-08-16 16:02:13
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
丸々外付けとなる無限軌道も又、装着スペースの問題を重篤化させる事になる。一方で制御機構への魔力の導入は、可動四肢についての新しい可能性を見せる。即ち脚部を直接制御する事無く、能動制御される脚部を実現する事が可能となった。 #ス魔考
2013-08-16 16:07:16
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
そして、宮藤理論によるストライカーユニットが登場して、魔導空間に脚部を収納し、同時にその脚部を魔力授受のハブポイント兼制御コネクタとする事が可能となる事で、全ての条件がそろう事になる。即ち装着者への熱問題を軽減し、膝下を全て機動ユニットとした陸戦ユニットの登場である。 #ス魔考
2013-08-16 16:10:10
M-鈴木 甲28
@kapitan_black
元々、魔力供給よりも回転トルクそのものの供給こそが重要だった無限軌道へはギアで直結した駆動力が供給可能であり、同じエンジンで魔導エンジンとして駆動させる機構を内包する事で背嚢式魔導エンジンは左右脚部に機能を移譲する事になる。 #ス魔考
2013-08-16 16:16:47