@ep_zeroさんがトマス・ラマールの「アニメ・マシーン」を読む

カナダの日本文化研究者トマス・ラヌールが2009年に出したアニメ論、"The Anime Machine : A Media Theory of Animation"を@ep_zeroさんが読む。
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@ep_zero

[AM読書中] 12章 OTAKU IMAGING: ほぼ全編、岡田斗司夫。アニメの画面=オタクのネタが詰まった空間としての"distributive field"。個人史を中心に『オタク学入門』の議論を整理。『おたくのビデオ』にも紙幅が割かれている。

2010-02-18 13:56:35
@ep_zero

[AM読書中] 第一部がジブリで第二部がガイナックスというwktk展開。

2010-02-18 13:57:35
@ep_zero

[AM読書中] 13章 『ふしぎの海のナディア』について。多層平面イメージの超平面イメージへのフラット化。複数の歴史的な準拠枠(十九世紀の科学、戦後政策、聖書と神話、人類の進化、宇宙旅行、惑星間&人種間の軋轢 etc)を表面に配置。

2010-02-18 14:06:58
@ep_zero

[AM読書中] 14章 Innner Natures 『ナディア』の各章考察→『ラピュタ』との比較→『エヴァ』へ。「ナディアは庵野による宮崎アニメのオタク化(otakunizing)」w パノラマ的知覚は気になる。エヴァ最終話="flat compositing"の最適化。

2010-02-18 14:28:53
pany pony @panypony

.@ep_zero 面白そうなので、AnimeMachine買ってみました。洋書こそKindleやー。と思ったものの売ってないんですね。結局普通にお取り寄せしました。届くの楽しみー。

2010-02-18 15:35:35
@ep_zero

おぉ!是非、読んだら感想聞かせてください。Kindle欲しいなー。 RT @panypony @ep_zero 面白そうなので、Anime Machine買ってみました。洋書こそKindleやー。と思ったものの売ってないんですね。結局普通にお取り寄せしました。届くの楽しみー。

2010-02-18 18:33:55
こもん @commonko

気になったので買ってしまったwたしかにトンデモ臭がする: Thomas Lamarre 'The Anime Machine: A Media Theory of Animation' http://bit.ly/cPICUR

2010-02-18 16:08:19
@ep_zero

[AM読書中] Full Limited Animation 第二部最終章。リミテッド・アニメ=止め絵、フル・アニメ=動き絵ではなく、その中間領域の"full animation, ltd"を模索。再びジブリとガイナックスの例。

2010-02-18 22:30:06
@ep_zero

[AM読書中] ここでドゥルーズの「運動-イメージ」と「時間-イメージ」の区分を導入→キャラ論へ。動かないキャラの身体にいかに「時間-イメージ」のゴーストを吹き込むか。その"soulful bodies"をいかにしてイメージの外部へ跳躍させるか→キャラデザの重要性。

2010-02-18 22:34:41
村上裕一 yuichi murakami @murakami_kun

ラマールめ、ちょっとアツいこと話しているじゃないか。

2010-02-18 22:39:34
@ep_zero

[AM読書中] 15章(続き) 貞本義行について→綾波レイは究極の「時間-イメージ」キャラw 結局、第二部はガイナックス無双。で、第三部はCLAMPとsexの文字がちらほら・・・。

2010-02-18 22:44:18
@ep_zero

明日、帰省することになったので、『Anime Machine』の読書は週明けになりそう。あと100頁ちょっと残ってます。

2010-02-18 22:45:55
志津史比古(志津A) @ashizu

AMイントロダクション。アニメの撮影台。多数の層からなるアニメの多層平面イメージ。イメージの組み合わせ(composing)。映画のカメラとの比較。アニメのカメラは固定されている。アニメではカメラの動きや奥行きへの動きを装う。ディズニーのマルチプレーンカメラ。

2010-02-21 22:49:45
志津史比古(志津A) @ashizu

AMイントロダクション。アニメの撮影台をガタリの言う機械として考える。(日本)文化決定論ではなくアニメの物質性を重視する。アニメは世界に何をもたらすのか。アニメは技術を考える。ガタリの機械。ベルクソンのイメージ論。シモンドンの技術哲学。

2010-02-21 23:12:34
志津史比古(志津A) @ashizu

AMイントロダクション。明治以後の日本の近代史。技術と思想との関係。この本全体の流れ:宮崎駿→庵野秀明→CLAMP。思想的な対応関係はハイデガー→ポスト・ハイデゲリアン→ラカニアン。

2010-02-21 23:18:00
@ZEROWORKS

カナダの萌え系大学教授、トマス・ラマールが執筆した『ジ・アニメ・機械 アニメーションのメディア論』というアニメ系ドゥルージアンのための鬼畜めいた洋書についてですが、半年間、誰かが私の代わりに働いてくれれば、私でも書けるような気がします。

2010-02-22 00:16:38
かふ @kafu_f

『シネマ』をアニメに準じて書き直す作業は、ひどく大変です RT @ZEROWORKS: カナダの萌え系大学教授、トマス・ラマールが執筆した『ジ・アニメ・機械 アニメーションのメディア論』というアニメ系ドゥルージアンのための鬼畜めいた洋書についてですが…

2010-02-22 00:53:22
Yoshiharu ISHIOKA @yishioka

加速と減速に関してAnime Machineの序に面白い言葉が。揶揄する向きもありそうだが、これは実感とも合う。「自宅でアニメへとひきこもることもまた加速なのだ」(AM, xviii)accelerationは加速減速両方を意味できる。「ゆっくり」の加速。

2010-02-24 14:05:02
おじさん @reger44

@yishioka ドゥルーズ的ですねえ。ひきこもりのノマド。

2010-02-24 14:06:14
Yoshiharu ISHIOKA @yishioka

@reger44 もちろんそういう意図でしょう。

2010-02-24 14:10:07
Yoshiharu ISHIOKA @yishioka

付言すると、「自宅でのTV視聴を"運動の減速"という点から、事物をその周囲で内側に押しやる求心力という点から思考するべきだ」という前置きがあり、物理学における"acceleration"は加速減速の両方を指す、と続く。ネット環境が直接対象ではない。

2010-02-24 14:33:52
@ep_zero

[AM読書再開]第三部 GIRL COMPUTERIZED、「コンピュータ化した少女」。第一部がジブリ、第二部がガイナックスときて、第三部はCLAMPだとか。

2010-03-20 02:21:23
@ep_zero

[AM読書中] 16章 A FACE ON THE TRAIN 章題は『機関車トーマス』から。「少年は乗り物で遊び、少女は人形で遊ぶ」というジェンダー規範。では、「機関車トーマスは機械なのか人形なのか」という問い。竹熊健太郎の「中央線トーマス化計画」と自殺防止。

2010-03-20 03:07:45
@ep_zero

[AM読書中] 本題はアニメという条件の元での、ジェンダーと技術。「少女」やガイノイドがどのようにジェンダー的、技術的境界を書き換えたのか。「少年-メカ」インターフェイスの少女化、もしくはガイノイド化。その代表例としてCLAMPの『ちょびっツ』。

2010-03-20 03:21:15
@ep_zero

[AM読書中] 17章 THE ABSENCE OF SEX 『ちょびっツ』でちぃを起動する場面に注目→股間に再起動ボタン=性器?。ラカンの「性的関係は存在しない」というテーゼ。ガイノイドとの性的関係なき性関係とは・・・。

2010-03-20 04:01:11
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