速読は頭を悪くする! 〜どうして本を1万冊読んでも、バカはバカのままなのか?〜

書店に行くと、速読のやり方について書かれた本が一杯あります。一年で100万冊読んだ私の速読術みたいな本が一杯ある訳です。私は常々不思議なのですが、一年で100万冊読みましたみたいな人が、社会の重要な位置で大活躍している例をほとんど知りません。速読は頭を悪くするとさえ思います。
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Naoto Hayashi @CheNaoto

だから、信じるものといったら、自分の読書量でもなく、セミナー参加回数でもなく、まして困った時に金貸してくれとさえ言えないFacebook友達なんかではなく、やはり自分の仕事に対する真摯さ、真剣さを信じるしかない。もしその努力が報われないのなら、それは努力が足りないのです。

2013-08-25 20:46:51
Naoto Hayashi @CheNaoto

そういう意味でいうと、人格的に極端にうすっぺらい人が多数参加する自己啓発セミナーであったりとかは、本当に罪が大きいと思います。私はあの手のイベント付き合いで出てみて、素晴らしい人格者みたいな人に出会ったことがないのです。

2013-08-25 20:48:14
Naoto Hayashi @CheNaoto

速読にも似た部分があります。クソみたいな本を何冊読んでも、何十冊読んでも、何百冊読んでも、何千冊読んでも、何万冊読んでも、あなたの身にはなりません。きっと役に立たないでしょう。そんなことをするぐらいなら、大切にすべき人を大切にし、大切にすべき本を大切にすべきなのです。

2013-08-25 20:49:21
Naoto Hayashi @CheNaoto

これは勉強にも言える事ですが、たとえばたくさん参考書をやったとか、そういうことを言う人は大体ダメです。ほとんどの場合第一志望校に合格できません。やるべき事は少なくしなければ、いけません。やる回数を増やす、反復量を増やすことこそが大事なのです。

2013-08-25 20:50:22
Naoto Hayashi @CheNaoto

たとえば、同じテーマに付いて10冊の本を読んだ場合と、同じテーマの権威的な教科書を10回読んだ場合では、どちらがよい成果が出るかというと、間違いなく後者です。なぜならば、10回読む事で、1回目に分からなかった事が、2回目にわかり、と言う風に応用できる範囲が増えるからです。

2013-08-25 20:51:30
Naoto Hayashi @CheNaoto

よく勘違いされがちなことですが、応用力というのは難しい本を読んだり、難しい教材をやったからといってつくものではありません。難しい問題をやって付くのは、難しいある1つの問題の解法を再現する力です。他の問題にはまったく応用はできない。

2013-08-25 20:52:33
Naoto Hayashi @CheNaoto

応用力というのは基礎の反復によってしか生まれません。基礎の反復によってのみ、はじめて応用力は生まれるのです。それを間違えてはいけません。

2013-08-25 20:52:54
Naoto Hayashi @CheNaoto

また、スピード的にも、たくさんの本を乱読したり、たくさんの問題をやるより、基礎の良質な問題を徹底反復したほうが時間が少なく済みます。量は少なく、反復数は多く、スピードは早くというのが成功する行動の原則です。

2013-08-25 20:53:49
Naoto Hayashi @CheNaoto

考えてみれば、速読はこれらの原則すべてに反します。量は多いし、反復数は少ないし、なんだかんだ人生の貴重な時間を浪費します。セミナーも、Facebook友達をやたらつくることもこれに似ています。やはり人生一度しかないのですから、有意義な物事に時間を割くべきでしょう。

2013-08-25 20:55:21
Naoto Hayashi @CheNaoto

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2013-08-25 20:56:31