公安局一般公開 編

総務課の見切り発車ではじまった公安局一般公開というイベント メールのやりとりはログが消えてしまったのでコピペです
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@maximabailiff

グソン「非常にまずいですね、外に逃げ出した者たちが長距離ライフルで狙撃されています。それだけじゃない…なに? 刃物で人を? こりゃあ大変だ…」槙島「今ある情報をまとめて送ってくれ」グソン「了解」ゆき「あ、あの、一体なにが?」槙島「…君も避難したほうがいいが…さてどこが安全かな」

2013-08-22 16:38:24
@maximabailiff

槙島「ここが一番安全かもしれないが…」ゆき「あ、朱は?朱は大丈夫なの!?」槙島「一応生存しているみたいだが負傷しているかはわからない」ゆき「どうしよう、朱、大丈夫かな…」槙島「心配か」ゆき「当たり前じゃない!だって、大切な友達だから」槙島「ふうん…」ゆき「朱…」

2013-08-22 16:48:28
@maximabailiff

コミッサ太郎速報「公安局一般公開のお祭り騒ぎだったけど、突然の爆発テロが起こったよ。なぜかシビュラシステム管理下の通信機能に障害が生じることとなり、現場は混乱。朱ちゃんを心配するゆきに対して槙島はどうするのかな?」

2013-08-22 18:21:11
@maximabailiff

コミッサ太郎速報「現在公安局内のシステムダウンにより通信障害が起きています。復旧までいましらばくお待ちください」

2013-08-22 21:37:04
@maximabailiff

コミッサ太郎速報「今日はイベントが途中で終わってしまってごめんなさい。シビュラシステムに障害がありうまくお伝えできませんでした。明日、本日録画した様子を放送する予定です。続きを全裸待機していた方、服を着てくださいね。それでは引き続き「執行官槙島」をお楽しみくださいませ」

2013-08-23 00:14:58
@maximabailiff

コミッサ太郎速報「…………あ、これゲロマズっすね…ww…え、始まってる?…やあ、昨日はシビュラシステムの障害により続きを配信でいなくてごめんね!公安局一般公開の日に訪れたゆき、屋上で槙島と出会うが突然の爆発テロに巻き込まれてしまったよ!どうなる!ゆき、どうなる一係!」

2013-08-23 11:23:13
@maximabailiff

槙島「ならば君に選択権を与えよう」ゆき「へ」槙島「僕と一緒に常守監視官の元へ行く、もしくは、安全な場所でテロ鎮圧をただ待つ。さて、シビュラシステムによって人生の選択を決められてきた君はどちらを選ぶ」ゆき「私が行っても足手まといになるだけ…」槙島「僕の弾除けにはなるね」ゆき「ひど」

2013-08-23 11:30:20
@maximabailiff

ゆき「……行く、あなたと行きます槙島さん」槙島「結構、では行こう。その前に確認したいことがある」ゆき「なに?」槙島「どうやらどこかにスナイパーがいるらしい(内ポケットから折り畳み双眼鏡を取り出す)僕がスナイパーなら、あのビルを使用するね…(狙いを定めた場所に二人の男の姿が)」

2013-08-23 11:38:27
@maximabailiff

槙島「長距離ライフル、こちらも扱えたらいいのだけどね…ドミネーターも改良の余地があるとみた…ふん…グソン聞こえるか」グソン「はいどうぞ」槙島「他の局員との通信は?」グソン「まだ通信は復旧しませんね」槙島「まったくシビュラのバカはなにやっている…」ゆき「あの…」槙島「下に降りる」

2013-08-23 11:42:58
@maximabailiff

槙島(5階まではエレベーターが動いている、おそらく他の局員も3階から下に向かっているはずだ…常守監視官は一階ホールの警備に当たっていたはずだが…まずは3階に行ってみるか)二人はエレベーターに乗り4階で降りる、焦げ臭い臭いが充満し局員やドローンで溢れかえっていた。

2013-08-23 11:48:11
@maximabailiff

征陸「槙島!」槙島「征陸執行官…現場の状況は?」征陸「俺もだが、誰も把握できてねえ…とにかく外に出られねえから負傷者を5階に運んでる」槙島「外、スナイパーと刃物を持った男がいるとか」征陸「他にも銃を持ったり斧を持ったりとガセも混じってやがるからどこまで信じていいのやら…」

2013-08-23 11:53:12
@maximabailiff

槙島「スナイパーは面倒だなあ、装備品を見ると先の戦争で使われた長距離ライフルSK601っぽいけれど改造されているな」征陸「そりゃあまた厄介な…見たのか?」槙島「たまたま屋上にいたからね、ここは緊急事態だ、本来ならば監視官の指揮下で動かなければならない我々だがそうは言っていられない

2013-08-23 11:56:58
@maximabailiff

槙島「征陸執行官、地下から公安局を抜け出し、スナイパーの元へ行ってくれないか」征陸「そりゃあいいけど」縢「あっ、マッキー!とさっきのかわい子ちゃん!」槙島「いいところに来たね」縢「もう俺もなにがなんだかサッパリなんだけど!」征陸「よし、黙って俺について来い、シュウ」縢「え、なに」

2013-08-23 12:00:35
@maximabailiff

消火ドローンにより鎮火された三階は負傷者の搬送に2係数名と六合塚の姿があった)ゆき「すごい、公安局がこんなになって…」槙島「入口の色相チェックをクリアした誰かが爆破物を設置したのだろう、犯人はまだ中にいる可能性もある」ゆき「う…」槙島「怖いのかな」ゆき「…大丈夫」槙島「ふむ」

2013-08-23 12:05:39
@maximabailiff

弥生「槙島!」槙島「負傷者は?」弥生「局員も数名…一係はわからない」槙島「僕は下に行くよ」弥生「通信障害でドミネーター使えないわよ」槙島「そんなものいらない」弥生「…そうだったわね、あたしはここを離れられない、みんなを…お願い」槙島「…わかった」ゆき(ほぼ素手で戦うのかな…)

2013-08-23 12:10:27
@maximabailiff

階段で下へと向かう二人、二階で佐々山と合流)佐々山「お前、どこにいた!?」槙島「少し…佐々山執行官も状況はわからずか」ゆき「執行官?監視官じゃないの」佐々山「やべ」槙島「彼は正真正銘の執行官だよ」ゆき「嘘ついたんですねぇ?」佐々山「嘘じゃねえ、お前の監視官…」ゆき(軽蔑の眼差し)

2013-08-23 12:16:45
@maximabailiff

佐々山「とにかく! 下は阿鼻叫喚だ。外に出ればスナイパーに撃たれるわ、武装した野郎たちが襲ってくるわでこっちにしか逃げ道がねえんだわ」槙島「武装した者は何人だ」佐々山「わかんねえ、狡噛たちが数名確保していたけどな、あいつらどこからか湧いてくんだよ」槙島「湧いてくる?」

2013-08-23 12:20:55
@maximabailiff

槙島「そんな大きな組織をシビュラは見逃していたのか」佐々山「…俺は組織とは思わねえ、あいつらは訓練も受けてねえし統率なんてあったもんじゃねえ。自分たちで勝手に行動してるって感じだな」槙島「己の意志で、個別に…だと、まるで攻殻機動隊のスタンドアローンコンプレックスみたいだ」

2013-08-23 12:24:21
@maximabailiff

槙島(このシビュラシステムに統括された世界でスタンドアローンコンプレックスなんて現象は起こり得るのか?)佐々山「俺は下に応戦に行く、ドミネーターが使えねえんじゃ監視官なんて役に立たねえぞ」ゆき「朱…」槙島「なら、武器がいるね」佐々山「あ?」槙島「武器がいるね」佐々山「お、おう」

2013-08-23 12:28:38
@maximabailiff

総務課工具室】槙島「ベタだけどマキタ製高圧エア釘打ち」佐々山「映画で観たことあんぜ、これ普通に銃として使えるよなあ」槙島「そんなこと思いつくのは潜在犯だけだね」佐々山「うっせ」槙島「二個しかない、一つは佐々山、もうひとつは君が持て」ゆき「私!?」槙島「自分の身は自分で」

2013-08-23 12:40:03
@maximabailiff

ゆき「うう、朱はドミネーター使えないし…私がなんとかしなくちゃ」槙島「その通り」佐々山「しかし駆逐しても次から次へと湧いてくんぞ、どっかの巨人みてえに」槙島「入り口の非常用シャッターを下ろす」佐々山「んなもんあったっけ」槙島「一応ある、ただ、手動なんだ」佐々山「めんどくせええ」

2013-08-23 12:44:26
@maximabailiff

槙島「僕がシャッターを閉じる、佐々山は監視官たちの救出及びテロリストたちの駆逐だ」佐々山「一匹残らず駆逐してやる!!」槙島「君は常守監視官の元へ行くんだ、そこまで僕がついていく」ゆき「は、はい」槙島「それ使い方わかるかな」ゆき「えっと、ここを押して(ぶしゅ」佐々山「あぶね!」

2013-08-23 12:48:39
@maximabailiff

コミッサ太郎速報「現在は録画放送中です。分析官が昼休憩に行っちゃったから、続きはあとでね!……俺もハラヘリだ…」

2013-08-23 12:51:08
@maximabailiff

コミッサ太郎速報「というわけで公安局一般公開日の録画放送を再開いたします。次々に現れるテロリストたちを駆逐するために槙島は入り口のシャッターを閉めることになったよ、さあ、どうなる一係!」

2013-08-24 02:35:28
@maximabailiff

槙島「階段で降りる、そろそろ征陸執行官たちもスナイパーの確保に向かっているはずだ」佐々山「おう」槙島「同時に行く、いいね」ゆき「はい」佐々山「行くぜ!」階段を降り一階ホールに到着した三人は一斉に駆け出した。佐々山はキッズコーナーで包丁を振り回す男と応戦している狡噛の元へ駆けた。

2013-08-24 02:39:54