DESIGNEAST TALK01 Nathaniel Corum ×椿昇 モデレーター 山崎亮

私たちはいまなにをすべきか。
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冨田 直希 @noktmt

現状、建築家はごく一部の富裕層に仕事をしてはいるものの、すべての人のために仕事をしているわけではなく、世界人口の9割が困っているなかで、デザインに何ができるのか。 #de01

2010-10-03 10:55:16
冨田 直希 @noktmt

という、デザインに関わる人ならば一度は通り、段々と自分の中で折り合いをつけて忘れていくであろう問いに、真正面から真摯に取り組んでまた実現している。 #de01

2010-10-03 10:55:32
冨田 直希 @noktmt

"We Build for Communities in Need"という言葉の通り、建築を手に入れることのできないコミュニティへと赴いて、実際にコミュニティに入ってそこで暮らし、必要な期間ずっとそこに滞在しながら、必要とされる場所に必要とされる建築を「もっていく」 #de01

2010-10-03 10:57:05
冨田 直希 @noktmt

具体的には、HIVによって片親に先立たれたウガンダの子ども達のための孤児院(http://openarchitecturenetwork.org/projects/kutamba#de01

2010-10-03 10:59:35
冨田 直希 @noktmt

ハリケーンカトリーナへの対応として150軒以上の住宅の修復を行うなど、沢山のプロジェクトを紹介していました。 #de01

2010-10-03 11:00:50
冨田 直希 @noktmt

これらのプロジェクトは、どうやら単なるお金持ちの趣味あるいは免罪符のようなものではなさそうで、現地で手に入るものを使い、現地で可能なやり方でつくる、と徹底して現実的でした。 #de01

2010-10-03 11:01:12
冨田 直希 @noktmt

こうしたことを11年続けた今、38カ国に58の支部があり、50,000人のデザイナーが関わり、プロジェクトによって恩恵を受けた人は100万人以上にのぼるそうです。 #de01

2010-10-03 11:01:35
冨田 直希 @noktmt

また、そのデザインはすべてオープンソースで公開されておりwww.openarchitecture.orgm、今現在オンラインで5000以上のプロジェクトが走っているとか。 #de01

2010-10-03 11:02:20
冨田 直希 @noktmt

Architecture for Humantiyみたいに、世界人口の90%のために何かをしに現地に飛んでいくのもいいけど、やはりそれを受けて自分のすぐ近くの「困っている90%」に何ができるかを考えないといけないのだとつくづく思う。 #de01

2010-10-03 19:26:48
冨田 直希 @noktmt

Think globally, act locally.じゃないですが。 #de01

2010-10-03 19:26:49
冨田 直希 @noktmt

そして、意地悪な言い方かもしれないけど、いわゆる途上国みたいに既に立ち向かうべき問題がある場合は、ある意味でやりやすい。 #de01

2010-10-03 19:26:49
冨田 直希 @noktmt

現代日本のように「生きるために」という意味では、遥かに満たされているはずなのに、どこか閉塞感を感じざるを得ない、問題の所在すらよく分からないような状況で、何をすべきかというのは本当に悩ましい。 #de01

2010-10-03 19:26:50
冨田 直希 @noktmt

でも、問題発見と問題解決を同時に進めることに誰よりも長けているのは、デザイナーのはずだから、デザインの領域からきっと突破口は見つかるはずだ、という確信を胸に秘めつつ会場を後にする。 #de01

2010-10-03 19:26:51
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