トーテムポールの家

心霊スポット案内・其の十二 奈良編
0
みささぎ八雲 @yakumo_0

其の十二 『トーテムポールの家』 今回は、過去に存在した心霊スポットをご紹介します。 近鉄奈良線、学園前駅と富雄駅の間にトーテムポールの家と呼ばれていた家がありました。

2013-09-09 21:37:43
みささぎ八雲 @yakumo_0

周辺は所謂高級住宅地なのですが、近くにある踏切で飛び込み自殺があり、千切れた首が家の敷地内に飛び込んできたとか。 それが発端となったのか、以降怪異が起こり始めたといいます。 怪異の始まりは、頻繁なラップ音だったそうです。

2013-09-09 21:38:08
みささぎ八雲 @yakumo_0

その後、天気の良い日でも室内では雨音が聞こえたり。 深夜になると女性の啜り泣きが聞こえたり。 無人の2階から足音が聞こえたり。 細々とした怪異は数え切れるものでは無かったようです。 そんな家ですから、住人の入れ替わりが激しくなりました。

2013-09-09 21:38:22
みささぎ八雲 @yakumo_0

高級住宅地ですので、新しい住人はすぐに決まりますが、住み始めると怪異が起こる。 住人は引越し、再び新たな住人が見つかり…といった具合です。 幾度か、お祓いなども試みたようですが、効果は無かったといいます。

2013-09-09 21:38:36
みささぎ八雲 @yakumo_0

その内、近隣に怪異の噂が広がってしまい。 事情を知る近郊の住人はその家を避けるようになります。 そこへ東京から、事情を知らない家族が引っ越してきます。 このご家族も例外なく、大変な怪奇現象に遭遇してしまったとか。

2013-09-09 21:38:47
みささぎ八雲 @yakumo_0

母親と娘が、キッチンで夕食の支度をしていた時の事。 母親がキャベツの真ん中に包丁を入れた途端、中から血のような液体が噴出したそうです。 一家は叫び声を上げながら、家から飛び出しました。

2013-09-09 21:39:02
みささぎ八雲 @yakumo_0

こんな恐ろしい家ですが、最後の住人が決まります。 この住人は、1人暮らしの独身男性でした。 彼は、仕事上の関係で海外と日本で生活をしていたようです。 相変わらずこの家の怪異は起こっていたようですが、日本に居る期間が短い為か、度胸があるためか、数年住み続けていたそうです。

2013-09-09 21:39:13
みささぎ八雲 @yakumo_0

しかし、突然悲劇は訪れます。 ある日、彼が庭先で亡くなっているのを近隣の住民が発見しました。 死因は心臓発作とされていますが、亡くなった男性の傍らにはトーテムポールが建っており。 庭に打ち付ける時に使用したのだろうと思われる、大きな木槌が転がっていたそうです。

2013-09-09 21:39:29
みささぎ八雲 @yakumo_0

彼が海外から購入し、設置したのには違いなさそうなのですが。 トーテムポールに何の意味があったのかは、今となっては謎のままです。 その後、この家は不動産屋に渡り。 家の取り壊しの際、トーテムポールを引き抜こうとした作業員が心臓発作を起こして亡くなりました。

2013-09-09 21:39:51
みささぎ八雲 @yakumo_0

触れてはいけないものに触れてしまったのでしょうか? 長い間更地にトーテムポールだけが残されていましたが、現在では住宅が建っているそうです。

2013-09-09 21:40:00