- sunagamesh
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弱小事務所の言峰PにスカウトされたJKギルちゃんの話です。
にょた、アイドル、AV、下ネタ、ははぎるなどを含みます。
ギルちゃんが可哀想で、言峰Pが面倒くさい男です。
弱小アイドル事務所の言峰Pにスカウトされアイドルを目指す女子高生ギルちゃん。 スカウトOKした理由はもちろん言峰Pが好みだったからです。 なんやかんやで言峰Pと恋仲になれたギルちゃんは言峰Pのためにトップアイドルになることを誓います。 意外と尽くすタイプなのです。
2013-09-02 20:22:49言峰Pの淡々とた仕事と生来の可愛さによって段々と売れっ子になっていくギルちゃん。 仕事やレッスンも増えて忙しい日々です。疲れもたまってきました。
2013-09-02 20:23:34「辛くないか」 言峰Pの言葉にギルちゃんは首を振りました。 本当は疲れていましたし少し辛い時もありましたが目標があるから頑張れます。 「コトミネのために我頑張るからな!」 そう健気に笑ったギルちゃん。その姿に言峰Pがどんな感情を抱いたかも知らずに。
2013-09-02 20:24:42とうとうトップアイドルにまで上り詰めたギルちゃんにある日危機が起こります。 週刊誌に言峰Pとの写真が載ってしまったのです。 モザイクはしてありましたが、確かにそれはギルちゃんと言峰Pでしたし、かなりきわどいショットもありました。
2013-09-02 20:25:21「ど、どうしよう」 「大丈夫だ。こういうのは下手に弁明したりして騒がないほうがいい。黙っていなさい」 動揺するギルちゃんに言峰Pはそう言いました。 その落ち着いた態度にギルちゃんは安心します。さすがは我が選んだ男だと惚気する余裕すら出ました。
2013-09-02 20:26:29しかしそんな二人とは反対に報道はどんどん過熱していきます。 いつしかギルちゃんは言峰Pだけではなくいろんなプロデューサーやら俳優やらと関係があるということになっていて、誰にでも足を開くビッチアイドルにされていました。
2013-09-02 20:27:23「ひ、ひどい。我はコトミネ一筋なのに」 どうしてこんなことになるのかギルちゃんには分かりません。 ただこんな状況でも落ち着いている言峰Pだけが唯一の支えでした。
2013-09-02 20:28:20そう。自分の恋人でありアイドルがこんなことになっても言峰Pは落ち着いていました。 言峰Pには慌てる理由などありませんでした。 なぜなら週刊誌にギルちゃんとのハメ撮りを送りつけたのは言峰P自身だったからです。
2013-09-02 20:29:07言峰Pはギルちゃんを愛していました。 アイドルとして恋人としてとても大切に思っていました。 けれど何故でしょう。 「コトミネのために我頑張るからな!」 健気に笑うギルちゃんを見るたびに言峰Pの中には正体不明の苛立ちが積もっていきました。
2013-09-02 20:29:58ほんの軽い気持ちでした。 泣けばいいと、怒ればいいと思いました。 傷ついて泣いて怒って言峰Pを責めてくれれば、その顔を見れれば言峰Pは満足できるはずでした。 満足した後に後悔して今まで以上にギルちゃんのために働くはずでした。
2013-09-02 20:31:18けれどギルちゃんは言峰Pを責めませんでした。 傷つきました。泣きました。怒りました。 けれど責めるところまで行く前に言峰Pの適当な言葉でギルちゃんは落ち着いてしまいました。
2013-09-02 20:32:24あとは転げ落ちるばかりです。 言峰Pの行動はどんどんエスカレートしていきました。 本当はもっとまともな仕事もあるにも関わらず返り咲くためだと言ってゲスな仕事ばかりさせました。
2013-09-02 20:33:08もちろんギルちゃんはそんな仕事したくありません。 際どい水着で風船を割ったり、薄いカーテンの向こうで着替えたり、目隠しでフランクフルトを食べたり、ローションでぬるぬるになったりなんてしたくありません。
2013-09-02 20:33:54けれどギルちゃんは頑張りました。 言峰Pのためにトップアイドルになると誓ったのです。 傷つきながら泣きながらギルちゃんは頑張りました。 頑張ってしまいました。
2013-09-02 20:34:49言峰Pの苛立ちはつのります。 ひどい仕事ばかり持ってくる言峰Pをギルちゃんは責めません。ひどい世界に引きこんだ言峰Pをギルちゃんは責めません。 言峰Pはギルちゃんのことを愛していました。 だからこそ、言峰Pのためにすべてを捨てて頑張るギルちゃんを許すことなどできませんでした。
2013-09-02 20:35:51とうとう言峰PがAVの仕事を持ってきました。 ギルちゃんの瞳が曇ります。 「辛くないか」 祈るような気持ちで言峰Pは問いかけます。 「……コトミネのために我頑張るから」 泣きそうな顔でギルちゃんは笑いました。
2013-09-02 20:36:47おわりのはずがまさか続いた。
AV女優編はっじまっるよー!
はじめてのAV撮影を終えた夜、言峰Pはすんすんという鳴き声を聞きました。 声を押し殺すような嗚咽です。 それは言峰Pの寝室からでした。
2013-09-11 00:54:57寝室では枕に頭を押しつけるようにしてギルちゃんが泣いていました。言峰Pはそのことに少し驚きます。 泣いていることには驚きません。ギルちゃんは泣き虫です。よく笑いよく泣く子です。 しかしそれはいつも子供のようにわんわんと泣くものでこんな風に声を殺して泣くのは初めて見る姿でした。
2013-09-11 00:56:44「ギルガメッシュ…?」 戸惑いながら言峰Pが声をかけると金の髪が震えました。 「な、なんだコトミネ!我は泣いてどいないぞ!」 真っ赤な目でそんなことを言われてもちっとも説得力はありません。
2013-09-11 00:57:17泣いてなどいないとギルちゃんは言いましたが、言峰Pの目にはどう見ても泣いていました。 AVの撮影中も怯えはしても泣きはしなかったギルちゃんが、いま言峰Pの枕を抱えてすんすんと声を殺して泣いていました。
2013-09-11 00:58:04撮影中、ギルちゃんはひどく怯えていました。 恐怖と嫌悪を身体全体で示しながら犯される姿はまるでレイプのようでした。
2013-09-11 00:59:16カメラマンは最初は困った顔をしていましたが最終的には「まぁこれはこれで需要はあるし」と頷きました。 なるほど確かに需要はあるのでしょう。
2013-09-11 01:00:05