美希流クッキーのゲーム攻略
プロローグ
小鳥「クッキーズパーセコンド300万突破! 反物質コンデンサまであと少しじゃああ!!」カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ 春香「私の焼いてきたクッキー……小鳥さんには今あげないほうがいいのかな?」タラー
2013-09-21 09:05:40小鳥「ついにクッキーズパーセコンドが3億に……」カチカチカチカチカチカチカチ1クリックセンヒャクマン 律子「いい加減仕事しろ!」 小鳥「だって! 次のアップグレードが4兆クッキーなんですよ!」カチカチカチカチカチカチカチ 律子「しらんわ!」
2013-09-21 09:06:16本編
響「はいさーい、美希と貴音と3人戻ったぞ―」 シーン 美希「だれもいないの?」貴音「はて? 事務所の鍵は開いておりましたが……」 カチカチカチカチカチカチカチ 美希「変な音が聞こえるの」響「おーい。誰か居るのか―?」 クッキークッキークッキー 貴音「面妖なつぶやきが……」
2013-09-17 18:31:17美希「小鳥が、パソコンに向かって一心不乱になにかやってるみたい」響「うん。明らかに仕事じゃないねこれは」貴音「小鳥嬢! 何をしておられるのですか?」小鳥「ババアは正義! タイムマシンは文化! 反物質コンデンサは進化!」響「これは重症っぽいぞ……」美希「何かのゲームしてるの?」
2013-09-17 18:36:21小鳥「はっ! みんな、おかえりなさい!」カチカチカチカチカチカチカチ 美希「画面から目をそらさないで挨拶してる……」響「ぴよ子……。またサボってるのか? 律子に怒られるぞ」小鳥「私はクッキーを作り続けなければならないの! これが使命……」響「いや、事務仕事が使命だと思うけどな?」
2013-09-17 18:42:35小鳥「クッキーはいいわよ―。おばあちゃん(ババア)が作ってくれるし、農場でも収穫できるし、工場でも生産、鉱山で採掘もいいわよね。クッキーの星から宇宙船で回収し、錬金術でクッキー錬成。異次元からもクッキーを回収、タイムマシンで食べる前のクッキーを取って、反物質からも生成できる」
2013-09-17 18:51:59美希「何言ってるかわからないの」響「普通クッキーは農場で収穫できないと思うけどな」貴音「たいむましん……わたくしの食べる前のらぁめんも回収できるのでしょうか?」小鳥「とにかく! 今クッキーズパーセコンドは4億ちょっと! 反物質Cも30ぐらいにはなった! なったんだけど……」
2013-09-21 09:07:47小鳥「これ以上伸びなくて停滞してるのよ~」カチカチカチカチカチカチカチ 響「要はゲームに行き詰まっていると」美希「なんで続けてるんだろ?」貴音「中毒性があるのやもしれませんね」小鳥「次のアップグレードが4兆クッキー。反物質C追加が4千億クッキー。毎秒4億でもきつすぎるのよ!」
2013-09-17 19:04:17貴音「あの……小鳥嬢。げいむ画面に『ぬれ煎餅』のようなものが表示されていますが?」小鳥「アアッ! ゴールデンクッキー! ありがとう貴音ちゃん」カチッ 響「何だそれ?」小鳥「これをクリックするとボーナスが出るのよ。CpSが7倍で77秒間とか、現在の手持ちクッキーの1/10出たり」
2013-09-17 19:11:50美希「……ねえ、小鳥。さっきゲームがあまり進まなくなったって言ってたよね?」小鳥「うん、そうよ美希ちゃん」美希「ミキがいい方法思いついたの」響・貴音「!?」小鳥「本当? 是非教えて!」クワッ! 響「ちょっと美希! 何やってるの!」ボソ 美希「いいのいいの、ここは美希に任せて」
2013-09-17 19:21:50貴音「響。ここは美希に任せてみては? げいむが早く終われば小鳥嬢も仕事に復帰できるでしょうし」響「うーん。まぁ聞いてみるか」美希「小鳥、ゴールデンクッキーが手持ちの1/10の数のクッキー補充してくれるんだよね?」小鳥「うん。まぁ、そっちはあまりありがたくはないんだけれど」
2013-09-17 19:25:40美希「そうしたら、とりあえずクッキーを4兆貯めてみるの! そうすれば、Gクッキー押すたびに4千億ずつもらえるようになるんだよね?」小鳥「!」美希「Gクッキーが出る頻度は数分おきぐらいかな? そのたびに反物質なんちゃらが買えるようになるんじゃないかな?」アハッ 小鳥「なんと……」
2013-09-17 19:28:41貴音「わたくしのセリフ……」美希「更に我慢して、40兆貯めれば、クッキー1つクリックするだけで、アップグレードの4兆が一気にもらえるの。どう?」小鳥「あなたが神か!」響「もう単位がわけわからないけどな」美希「だからしばらくシゴトでもして、時間つぶしてクッキー貯めておくといいの」
2013-09-17 19:32:26小鳥「その考えはなかった! ありがとう美希ちゃん」ガシッ 響(美希、すごいな。小鳥の悩みの解決と、仕事をさせるのを一気に解決したぞ)小鳥「そうと決まれば、早速放置して今日の仕事を」響(今日の仕事まだやってなかったのかッ!)美希「じゃ、がんばってなの」貴音「一件落着ですね」
2013-09-17 19:36:59翌日 小鳥「貴音ちゅわぁあああん! 響ちゅあぁあああああん!」響「うわっ! どうしたんだ? ぴよ子」貴音「昨日より面妖度が上がっておりますが……」小鳥「クッキー20兆貯まったの」響「お! 良かったじゃないか!」小鳥「そしてワクワクしながらGクッキークリックしたんだけど……」
2013-09-17 19:46:28ピロッつ3千億ぐらい 小鳥「なんか少なかったのよ―。1/10じゃないの? なんなのなの! なんなのなの!」ガクンガクン 響「お、落ち着いて―!」貴音「……」小鳥「なんで? どーしてっ!」貴音「これは、げいむしすてむの何らかの制限なのではないでしょうか?」響「え!?」
2013-09-17 19:51:44貴音「昨日の美希の1/10ずつのやり方であれば、容易にくっきぃを増やせることでしょう。ですがそれではこのげいむの生産しすてむの否定になってしまいます」小鳥「……」貴音「ちょっとよろしいですか?」カチッ 貴音「試験的に反物質こんでんさをひとつ買ってみました。おそらくこれで……」
2013-09-21 09:12:32Gクッキー<カチ 響「あ……いち、じゅうひゃく……。3千2百億ぐらいになったぞ!」貴音「くっきぃのぼおなすの上限が、生産量によって決まっているようですね」小鳥「……」貴音「まぁ、くっきぃもたくさんあることですし。そちらにも使えばよろしいのでは?」小鳥「……」ポケー
2013-09-17 20:03:29響「単純そうなゲームなのにいろいろ考えられてるんだな」小鳥「こんなんだったら……」響「ん?」小鳥「こんなんだったら、昨日もっと遊んでおけば!」響(まったく反省の色がないぞ……)小鳥「早速アップグレードを!」カチッ!>One mind 美希「Zzz……終末は近いのムニャ……」
2013-09-21 09:13:52補足説明
ゴールデンクッキーは現在のクッキーの1/10を得る効果が出る時がある その時の上限はCpSのおよそ1200倍のクッキーであり、現在の量がいくら多くてもその値で固定される
2013-09-21 09:17:25