伊藤絵美先生2013.09.22

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伊藤絵美 @emiemi14

伊藤実『アイシテル海容』読んだ。お話的には出来すぎ感が否めないが、母親とは何か?をめぐる素敵な漫画だった。とはいえ、天の邪鬼な私としては大きな不満がひとつ。様々な葛藤を乗り越えた被害者家族の長女、美帆子の彼氏が来訪し、→

2013-09-18 08:53:08
伊藤絵美 @emiemi14

→美帆子の父親だけに向かって「美帆子を幸せにする」的なことを言うんだよ。なんで母親ではなく父親?何で他人が他人の父親にその娘を幸せにすると言えるのか?せっかくの良品がここで台無しになった感があり。残念。※個人の感想です。→

2013-09-18 08:53:13
伊藤絵美 @emiemi14

→いや、むしろ「母親はわりに合わない」というこの漫画の裏モチーフを、ここでひっそりと裏づけたのか?だとしたらかえってすごいかも。※個人の感想です。

2013-09-18 08:53:16
伊藤絵美 @emiemi14

ご名答です。さすがYOSHさん。私はこれを読むまで「海容」という言葉を知りませんでした。RT@yosh0316 私はこの話は読んでいませんが…titleの海容から判断して犯罪被害家族と加害側家族との関わりのストーリー?

2013-09-18 18:09:18
伊藤絵美 @emiemi14

@ai_kisaragi27 かぼちゃん、素敵な漫画をご紹介くださり、ありがとうございました。「出来過ぎ」は褒め言葉です。精一杯のリアリティがありました。私も美帆子の存在・視点が大きいと感じました。勝手に共感して痛い思いをしながら読んでいました。またいつか再読したいと思います。

2013-09-18 19:58:01
伊藤絵美 @emiemi14

うわー、中村うさぎさん、心配だ。私は彼女の醒めた視点での当事者研究(と呼んでいいと思う)が大好きで、彼女には女が生々しく老いていく過程をずっとレポートしてもらいたく、回復を心からお祈りします。今回のこともぜひエッセイで読みたいです。

2013-09-18 20:02:32
伊藤絵美 @emiemi14

そうなんですね、女子高生に響く本を書けるなんて凄い!引き続き回復を祈り続けます。"@totoropauro: @emiemi14 そうですね。うさぎさんの本は,不登校の女子高生にも読んでもらっています。その子の心に響いています。回復を心からお祈りします。"

2013-09-18 23:01:17
伊藤絵美 @emiemi14

海恕という言葉があるのですね。「かいじょ」と読むのでしょうか。寛恕という言葉であれば、仕事上の社交儀礼で時々使います。RT@yosh0316 海の様な広い心で受け容れての意味でしょうか?寛容の心ですが…専ら手紙言葉ですね!蛇足ですが『海恕』とも言いますね。年寄の蘊蓄でした

2013-09-18 23:17:27
伊藤絵美 @emiemi14

杉山春氏『ルポ虐待---大阪二児置き去り死事件』読み始める。帯にある信田さよ子先生の以下の文言に惹かれて・・・「よい母になろうとしてなぜ虐待が起きるのか?それに答える圧巻の書。」信田先生が圧巻と言うからには圧巻に違いない。

2013-09-21 22:48:17
伊藤絵美 @emiemi14

『ルポ虐待』結果的に二人の子どもを死なせることになってしまった彼女の、そこに至るまでの状態は、スキーマ療法でいうところの「遮断・防衛モード」そのものだったようだ。あまりにも、痛ましい。

2013-09-22 13:47:28
伊藤絵美 @emiemi14

杉山春氏『ルポ虐待』読了。あれはネグレクトという虐待が連鎖して起きた事件だったと知る。なかったことにされ続けるという体験をしてきた彼女は、子どもにもそうすることしかできなかったのだ。痛ましい。

2013-09-22 15:30:56