心中モノっぽいついのべ短歌まとめ。
もう一度 あなたに会えると知っていたなら 死を選んだり しなかったのに #tanka #jtanka ……自分で思いついておいてなんだが、なんだこれ。なんかホラーっぽいお話が書けそうな。
2010-10-05 18:41:28さて、誰が書くんだ。 RT @sakuyue: @satomaru76 xsheeenax 吉原の足抜け心中とかいかが?
2010-10-05 19:24:46それは読みたい。 RT @xsheeenax: さて、誰が書くんだ。 RT @sakuyue: @satomaru76 xsheeenax 吉原の足抜け心中とかいかが?
2010-10-05 19:28:33きゃー素敵!……え、私書くのこれ?(汗 RT @ti_clocks: それは読みたい。RT @xsheeenax: さて、誰が書くんだ。 RT @sakuyue: @satomaru76 xsheeenax 吉原の足抜け心中とかいかが?
2010-10-05 19:44:35お相手はあなたひとりと決めたから格子の中で生きながら死ぬ RT @xsheeenax: さて、誰が書くんだ。 RT @sakuyue: @satomaru76 xsheeenax 吉原の足抜け心中とかいかが?
2010-10-05 20:07:50うわー素敵……ありがとうございます RT @zasshoku: お相手はあなたひとりと決めたから格子の中で生きながら死ぬ RT @xsheeenax: さて、誰が書くんだ。 RT @sakuyue: @satomaru76 xsheeenax 吉原の足抜け心中とかいかが?
2010-10-05 20:41:11. @sakuyue @ti_clocks @zasshoku @xsheeenax @chiho_yoshino せっかくなので考えます。ありがとうございます。でもいつになるかわかりません……。140字も無理そうだ。しばし、いやしばらくお待ちを!
2010-10-05 20:43:40男の唇が這う度に紅色の襦袢が肌蹴て白い中身を露わにする。あ、とか細い息を吐き出しながらぎゅっと目を閉じる。瞼の裏に浮かぶのは愛しいあのひと。今生で叶わぬ夢であっても、来世で一緒になれる。そんな流行の浄瑠璃の一節が頭をよぎる。それが、本当なら。あのひとが一緒なら。 #twnovel
2010-10-05 21:08:29少し離れて見世の前を通る。格子の向こうに彼女はいない。彼女を身請けるどころか毎晩買う金も持たないわたしにはどうすることも出来ない現実。相対死は厳罰で、人として葬られることも許されない。理に反したことだと頭では理解している。が、こんな夜はふと良からぬことを考える。 #twnovel
2010-10-05 21:23:21「もうこない」あなたに告げられて、私は生きることを忘れておりました。他の男の腕の中で、私はいつも死んでおりました。今、まさに今消えようとする私の灯火が映し出しているのは、本当にあなたなのでしょうか。もしそうならば残された数秒を、私は存分に生き抜いてみせましょう。 #twnovel
2010-10-05 21:08:42風が砂埃を立てる音が、欲望を顕にした男たちの足音が、一人でも多くの男を誘い込もうとする女郎たちの声が、それらに重なるように軋む格子と衣擦れの音が、一刻も止むことなく聞こえてくる。貴女の眼が命の灯火を取り戻したほんの数秒ほど、時間というものを恨んだことはなかった。 #twnovel
2010-10-05 22:45:00#twnovel あなた様が妻を娶ったと馴染みの旦那に教えられたあの日、私は風になった。なんの未練のあるものか、郭(くるわ)を離れられずに漂えば、愛しいあなた様のお姿が。今更身請けしたいなどと。我が自死を知り泣き崩れるあなた様を、今や抱き止める腕もなく。
2010-10-06 12:40:37#twnovel 今宵、あの方は来てくださるはずだ。決意とともに。「ともに行こう」「ともに逃げよう」「ともに死のう」あの方が発する言葉はいずれだろうか。行き先はおそらく地獄。来世ではきっと一緒に、なんて世迷い言かもしれない。それでも選ぶはあの方との道行き。
2010-10-06 12:48:33転生した私は、あの人の姿を忘れた。愛し合った記憶だけが残り、なのに姿を思い出せない。それが自死の罰? だから私は今年も咲いて、精一杯の香りを風に乗せる。ふと誰かが足を止めた。でもそれがあの人なのか知るすべもなく、私は涙のように小さな花をほろほろと散らすばかり。 #twnovel
2010-10-07 19:34:08#twnovel 他人様のものに手を出したのです。それ相応の罰を受ける覚悟は出来ております。刹那の幻とはいえ、二人で過ごす時、あの人のお心は確かに私に向いておりました。私が再び人に生まれることはないでしょう。ですから、蝶になり、花になり、あの人の傍らに居られたらと願うばかりです。
2010-10-07 21:07:11