京極:作業に焦点化。 作業に対して意識を焦点化すること 今の暮らしに必要とされるものに焦点化する。 作業に直接関係しない心身機能や将来必要とされるであろうという予測に基づく作業は含まれない。
2013-09-23 10:38:53京極:作業に根ざす。 作業に焦点化した上で実際に作業を用いて評価し介入を行うこと。作業の変容をめがける。実際にできるようにしていく。 作業療法独自の専門性を反映している。 作業に根ざすことは、作業に焦点化することを含んでいる。
2013-09-23 10:41:33京極:OBPにおける介入の種類 代償モデル:環境調整 教育モデル:知識伝達。人間作業モデルが予防的効果があるという研究があったが、あれは講義をする教育モデルにあたる 習得モデル:技能の発達。学習。 回復モデル:作業をと通して心身機能の回復や発達を促していく。
2013-09-23 10:44:28京極:作業の影響力。 幸福感に影響する要因の50%は遺伝子 10%は環境 40%は意思に基づく活動 (我々の業界用語で言うと、作業)
2013-09-23 10:45:55京極:環境の中には、より幸福感に影響するものがある。 それは非影響的環境。普段関わっていない環境。 子供がその非影響的環境に影響されて、タバコ吸ったりする。
2013-09-23 10:48:44京極:幸福感を高める作業例 人と一緒にする作業。役立つ作業。 興味のある作業。TVや音楽や映画は2時間以上みると幸福感が低下するので注意が必要。 感情調整に役立つ作業。呼吸法(RCTで効果が示されている)、ちぎり絵、貼り絵 感謝を伝える作業
2013-09-23 10:52:15京極:マインドフルネス作業療法を京極研究室にて体系化中。7回ほどの介入で境界型人格障害のケースの感情調整が良好になったこともある。
2013-09-23 10:53:57京極:感謝を伝える作業の一例。 ありがとう日記。なかなかお礼が言えないクライエントに、1行でもいいから手紙を書いてもらって相手の前で読んでもらうと、互いに泣くことがある。
2013-09-23 10:55:09京極:幸福感が高いと、 死亡率低下、免疫向上、脳機能向上、罹患率低下、作業の習得が早くなり、パフォーマンスも向上 など
2013-09-23 10:56:30隣で鈴木さん@Shintaro_Kugaが湘南OTin OBP2.0の中継tweetしてくれてます.私は隣で拡散してます.retweet要員です.河野さんは緊張してトイレに行きました.笑
2013-09-23 10:57:35京極:幸福感の40%は作業によって規定される。 幸福感が高まると健康状態が改善される 幸福感が低いと健康状態が悪化する クライエントの健康と幸福を改善するためにOBPが必要である。
2013-09-23 10:58:43京極:幸福感に関する研究は他領域で明らかになったこと。しかし、彼らはそれをもって実践をすることができない。 じゃあ、誰ができるのか。 ここにいる。作業療法士。 我々が、クライエントの健康と幸福を改善するためにOBPを実践できる。
2013-09-23 11:01:10京極:作業療法の根本問題 作業療法は専門性を発揮しようとすると他職種連携が難しくなる。 病院で魚をさばくと「それ病院でやることか?」と言われる。 他職種連携を促進すると、専門性の発揮が難しくなる。 根本問題は、両立する理論と技術がない。これが従来の作業療法の弱点。
2013-09-23 11:03:11京極:専門性の発揮と他職種連携のジレンマ 専門家のエゴは他職種連携を阻害するとは、医師の領域でも言われている 専門家のエゴとは、自分たちの専門性の発揮と他職種連携のジレンマを克服するための方法をもたない。 状況と目的抜きに行うと多職種連携が困難になる。
2013-09-23 11:06:07京極:作業療法特有のジレンマ 他の職種に比べて、作業療法の専門性が長年の努力にかかわらずいまだ見えにくい。何やっているのやよくわからない。 構造的に落ちいっている落とし穴があるはず。それに陥らない理論を組む。
2013-09-23 11:08:48京極:新しいOBPが満たすべき条件 ・従来のONPよりも作業療法の専門性を活かせるようにするために、問題解決の手段としての特徴が明瞭になるように従来のOBPを改良する ・改良版OBPに他職種連携のための具体的な理論と技術を組み込む
2013-09-23 11:11:43京極:OBP2.0の要約 1.状況と目的に応じてあらゆる手段を活用する。 半沢直樹のように! 2.他職種連携を促進するために、信念対立解明アプローチをバックボーンで常時駆動させる
2013-09-23 11:13:13