とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲～しつこく佐天さんについてなど～

とくめー @FXMC_

@tatsuzawa ハルヒのようなメタ設定を採用している作品でもなければ、メタ構造メタ願望における責任の所在の追及を始めると泥仕合ですよ。「問題が起きない物語」にもまたメタ的な追及をされる余地はいくらでもあるわけですから。

たつざわ さとし @tatsuzawa

@FXMC_ そうですね。キョン神説と似たようなもので、これを言っても意味はなかったです。

たつざわ さとし @tatsuzawa

@FXMC_ ただ、責任の所在という意味では、責任が上条当麻にありそうなところを上条当麻ではないとしているわけで、一部の悪いヤツに押し付けたというより中に浮かしたように思えます。

とくめー @FXMC_

@tatsuzawa メタ構造論を持ち出すのをやめるとすれば、選挙権すら持たぬ上条くんが、禁書の世界自体に対するどんな責任を負うべきだというのだ。彼に責任を負える／負うべき範囲はヒロインたちに対するモノがせいぜいでしょう。なのに関わる事件の規模がやたらでかいわけですが。

とくめー @FXMC_

なぜ電撃作品はイベントの規模をやたらと拡大するのか。（実はMFは設定上世界の命運がかかってたりする話をちょくちょくやっているのだが、なにぶんノリがMFノリのままなのでｗ）

たつざわ さとし @tatsuzawa

@FXMC_ でもシャナだと悠二が自分の強大な力のせいで、この町にどんどん敵がやってくるという認識に至ったと記憶してます。そして、それに責任を感じてなんとかしようとしたので、禁書よりは私は好印象です。若干禁書憎しでシャナを美化してるかもしれませんがw

たつざわ さとし @tatsuzawa

@race_c 2巻あたりだったと思いますが、忘れました。

とくめー @FXMC_

@tatsuzawa だから。能力者を切り捨てておしまい、では問題の解決にならない、と。むしろ佐天さんにはこの構図から逃げるのではなく、日常パートを以てこの構図を覆す役割を期待したい、というのが私にとっての佐天さん問題なわけです

とくめー @FXMC_

アニメ超電磁砲的問題意識をきちっと完遂するなら、黒子あたりに泥かぶってもらって、レベルどうこうなんて別に大した問題じゃないというところをきちっと描ききって、その後、美琴がもう一人の「レベル０」たる上条さんと関わる…という風にすれば本編にも上手く繋がったかと

たつざわ さとし @tatsuzawa

@FXMC_ 非能力者差別問題・能力者差別問題はバトルに参加したいのに参加できない非能力者とバトルに参加したくないのに参加させられる能力者という構図でこの構図はたしかにありますが、佐天さんはバトルに参加したいのではなくて承認を得たいのだと私は解釈しています。

とくめー @FXMC_

日常パートとバトルパートの関係性云々というのをもう電撃文庫のバトル物に期待するのはやめたほうがいいかと最近思ってもいますが。

たつざわ さとし @tatsuzawa

@FXMC_ ですから、佐天さんの場合には優越感ゲームが問題だと思います。坂井悠二はクラスメイトに平賀才人も庶民に優越感を抱いていないように見えますが、上条当麻は人助けしないレベル0を見下し、クラスメイトに優越感を抱いている(戦争に対する意識云々)ように思えます。

とくめー @FXMC_

@tatsuzawa まず佐天さんに関していえば、バトルパートに参加しなくても、黒子あたりに泣いてもらって、日常に足を置きながら非日常な面子と付き合っていける、むしろ支えていけることがどんだけ凄いことかをご当人にも視聴者にも実感してもらうよなイベント展開の仕方ができたはずだと

たつざわ さとし @tatsuzawa

@FXMC_ その優越感ゲーム指向が「レベル0は0点のテストを首から提げているようなもの」という流れになっているものかと。

とくめー @FXMC_

@tatsuzawa だから、繰り返しになるけど、「そういう構造を覆す」というのが上条さんの問題意識（メタ願望ともいう）なわけでしてね。

たつざわ さとし @tatsuzawa

禁書目録の優越感ゲーム指向によって生まれたレベル0の承認問題はあの世界は物騒だから逃れられない。アニメ超電磁砲では能力=学力という読み替えによってやはり逃れられない。

とくめー @FXMC_

@tatsuzawa 主要キャラはそう簡単に死なないという理由で物騒はべつに関係ないｗ

とくめー @FXMC_

日常世界との接点を象徴するようなキャラは、どうこうすると日常パートとの接続自体が崩壊するという理由で、終盤間際とか余程の覚悟がないと作者は手をつけられないのです。

とくめー @FXMC_

まあ、時々、囚われのヒロイン役が回ってくるのだが。

たつざわ さとし @tatsuzawa

@FXMC_ さきほどの「そういう構造を覆す」への反論でもあるのですが、「強くないと認められない」は覆されるようには思えません。

たつざわ さとし @tatsuzawa

禁書目録のマッチョイズム指向に優越感ゲーム指向は内包されていると思う。

とくめー @FXMC_

@tatsuzawa ええ、異能バトルの世界観なんて、実際たいしたもんじゃありませんよ。人を殴ったり殺したりする程度のことにどんだけの意味があると。

鷽謡（USOuta） @USOuta

@tatsuzawa あそこまで肉体性の伴わないマッチョイズムも特殊ですよね

たつざわ さとし @tatsuzawa

禁書目録で、戦いたいのに能力・魔術がないため戦えないというキャラが出てこない(スキルアウトは生きていくためと承認を得るためにやっているだけで戦いたいわけではなさそう)のは、根性があれば戦えるという思想が根付いているからだろう。

たつざわ さとし @tatsuzawa

@USOuta 一応上条当麻は敵を殴ってますけどね。私はアレでもどうかと思わないでもないのですが、多くの人にとってはぬるいのだろうとは思います。