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2013-09-18 第21回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 ~ 大飯・高浜地下構造・基準津波
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A.大石氏:5は岩盤の表層の滑り。6は局所的な蛇紋岩内の海面下の小さな滑りと考えている。 関電 原口氏:放水口西は表層が滑っている。濁り防止に+4.0mの砂防ダムを設けて、受け止める対策をとっている。外の崖も表層の崩落であり、津波を起こさないと考える。
2013-10-02 13:24:39![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.ミヤチ氏:台場浜は水面下の高さだろうが、水面下だから安定ではなく、水が侵入してより滑りやすい。山頂トレンチ下の斜面にも地すべり地形は残っている。出きたのは古いだろうが、動けば、水面下まで動くかもしれない。 また、(砂防ダムの西)堤防の裏の崖も急斜面。崩れることはないか?
2013-10-02 13:25:59![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
A.大石氏:海底だから滑らないと聞こえたなら訂正する。しかし、蛇紋岩内だけの滑りで規模から津波を起こさないと考える。 原口氏:(堤防の裏)岩盤が堅牢な可能性があるが、対策として消波ブロックをしていたと思う。詳細は確認する。
2013-10-02 13:26:52![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.規制庁 吾妻氏:高浜でもコメントしたが、地すべり大島半島西方(p.40前掲)は、地すべり堆積面のデータが揃っていない。引き続き検討を。 また、地すべり計算にTITAN2Dを使っているが、滑り面でないところを通過し海中に突入する場合の各々のパラメータが知りたい。海底地すべりも。
2013-10-02 13:32:27![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
A.1点目は高浜で回答できていない部分もあるので合わせて。 2点目は資料1-5データ集にまとめてある。TITAN2Dに関しては3-2~3-4、パラメータは内部摩擦角3-9と底面摩擦角3-8…。 海底地すべりは資料1-4p.24…。用いたWattsの方法は資料1-5の2-7…。
2013-10-02 13:34:31![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
A.原口氏:海底はTITAN2Dを用いているのではなく音波探査から読み取っている。判読方法は2-2…。 Q.吾妻氏:陸上地すべりで場所が変わるが、海中で値を変えるか? A.陸上と海中で同じ値を用いている。
2013-10-02 13:36:38![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.ミヤチ氏:資料1-5の3-9のパラメータで引いた「道路土工盛土工指針」は岩盤でも同じものが使えるのか? A.一般的な礫・砂の内部摩擦角と考えている。岩盤のサンプル試験と移動体と異なる。岩盤ではないが保守的に設定している。
2013-10-02 13:44:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.ミヤチ氏:土なら水を含むようなこともあり、層面すべりもあるかと思う。そのまま使ってよいか?頁岩で砂でも礫でもない。 A.内部摩擦角の設定の適切な知見を持ち合わせていない。 原口氏:水を含む場合や層面すべりは底面摩擦角の話かと思う。内部摩擦角は砂を考えれば保守的になると考える。
2013-10-02 13:46:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.規制庁 江頭氏:p.72(前掲)、一体計算は単体より厳しくないが、実質現象をより捉えているならこうかと思う。(そうかな~) 大飯の上昇側は現状評価より厳しくなっているが、下降はぎりぎりが、一体計算で緩くなった。引き波対策p.79の断面図の概略を説明して欲しい。
2013-10-02 13:56:38![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
A.小倉氏:平面図からはみ出しているが、沖に取水路波除堤がある。テトラポッドが積んである。背面にコンクリートを-2m前後で打ち、中の水が持っていかれないようプールを作って、取水管の-3.1mまでの余裕を増す対策をとる。 http://t.co/3RoW2afwiy
2013-10-02 13:57:54![](https://pbs.twimg.com/media/BVi-okoCEAAPgt9.jpg:medium)
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Q.島崎委員:完全に囲んでいない? A.波除堤の両側が開いているが、そこにも潜り堰を作り、水が漏れないようにする。 Q.規制庁 小林氏:囲われる体積と必要な体積と比較して十分か? A.関電 森北氏:概算だが、約800t。4分程度は取水可能。引き波が-2mを切るのは1分程度とみる。
2013-10-02 14:01:17![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.規制庁 御田氏:p.70、時間の不確かさを80秒と出している。Mと等価震源距離から出していると思うが、120秒の泊原発と同じやり方で出しているのか? A.同じやり方で出している。…泊は距離が遠いのではないかと思う。 Q.御田氏:計算式と入れている値を見せて欲しい。
2013-10-02 14:04:32![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.JNES 杉野氏:p.58(シミュレーションの解析条件)福井県は計算時間6時間だが、関西電力は3時間。ピークが3時間以内となっているが、6時間みても3時間内にあるという説明が必要では? A.資料1-5の5-14に波形がある。3時間以降高くなるとは考えにくい。
2013-10-02 14:09:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
A.原口氏:福井県は若狭海丘列だけではなく、日本海東縁部を含み共通に6時間としている。我々も日本海東縁部では6時間まで行っている。 Q.杉野氏:わかるが、箱書きの3時間だけみて3時間で十分というのは主旨がよくわからない。 A.原口氏:記載の仕方は適切な言葉があるか検討する。
2013-10-02 14:10:46![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.JNES 小林氏:pp.23-24、海底地すべりシミュレーションのWattsの方法と、kinematicな方法は、それぞれどのような特徴があるのか教えて欲しい。基準津波でWattsだけを使っているケースがある。
2013-10-02 14:13:42![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
A.実際にはkinematicのような時々刻々変わる手法が正しいだろうが、複数の手法で検討するようということなので、Wattsのように地すべりを一気に起こすのも一つの考え方。 (Wattsの方法は、津波の初期水位を単純な数式で一挙に設定する。資料1-5p.2-6)
2013-10-02 14:14:32![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.小林氏:地震動で言えば、Wattsは経験的な応答スペクトル、kinematicは断層モデルの手法、(すなわち)簡便な方法と詳細な方法と言い切ってよいか?一方は詳細でなく、例えば短周期の波が出し難い傾向にあるなど(あるか)?結果は、比率で4割ほど違っていたりする。
2013-10-02 14:18:21![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.小林氏〔続き〕:p.25(前掲)、Wattsらはポンプ室前面・放水口、kinematicは中の放水ピットが大きく、系統的な違いがある。だが、pp.23-24のWattsは初期水位のコンターだが、kinematicは地形の変化量で比較できない。初期水位を書けば分析できるが。
2013-10-02 14:19:46![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
A.原口氏:Wattsが簡易でkinematicが詳細かは、イメージ的にはそうだが、そこまで分析できておらず、答を持っていない。両者の傾向は高浜ではまた違っている。海底地形を無視して津波だけを移動させるのはWattsが使い勝手がよい。
2013-10-02 14:20:58![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.島崎委員:資料1-5p.5-24の最大下降では短周期の波形があり、おそらく局所的な自由振動の励起。審査ガイドでもこれを評価することとなっている(審査ガイド3-3)。位相によって、ピークが出たり出なかったりする不確かさがあるだろう。 http://t.co/IHYSOq2P5H
2013-10-02 14:25:17![](https://pbs.twimg.com/media/BVjE5qNCYAAar_l.jpg:medium)
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Q.島崎委員〔続き〕:また、朔望平均満潮・干潮でやっているが、実際の潮位は気象条件などあるので朔望の倍ぐらい変動しているはず。端まで入れろとは言わないが、10~20cmの話となるとそこまで効いてくる。過去の(潮位計の)記録があれば実績でどの程度考えるべきか検討したほうがよい。
2013-10-02 14:26:56高浜津波対策に関して
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Q.森田氏:資料1-6p.12(前掲)、右上、防潮ゲートを乗り越えて浸水してくるということか? A.そうだ。取水口前面水位が+4.79mなので、80cmほどオーバーし、+4mの道路を伝い水が流れる 状況。
2013-10-03 23:39:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Q.森田氏:取水側防護では越流があり、越流によって、海水ポンプ室水位が+1.67m上がるとい うことか? A.越流と、p.10青点線の海水路トンネルから水が入ってくる。また、赤点線の1,2号機非常用海 水路からも入ってくる。 http://t.co/P6NpJBZ3aZ
2013-10-03 23:43:36![](https://pbs.twimg.com/media/BVqOR3NCIAAblK9.jpg:medium)