8/6 #同題ssBSR まとめ お題「打ち水」

#同題ssBSR 8/6のお題分のまとめです。 ざっとまとめただけです。誰でも編集可能ですので、追加・削除などご自由にどうぞ。 作品冒頭にある【 】内はCP表記です。ただし、全ての腐要素のある作品に記されているとは限りませんので、地雷のある方は注意。→http://j.mp/Kcy03q 続きを読む
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同題ss@BSR【改】 @ddibsr_s

8/6~8/9(22:00)  今回のお題は『打ち水』  提案者はクロさんです。ありがとうございます。 #同題ssBSR

2013-08-06 22:00:52

東露 @tooro_banbino

【元親/打ち水】迷い込んだ路地裏。石畳に水を打つ姿が目に入った。暑さの中でも崩れぬ居住まいに言葉を無くしただ見とれた「…何か?」不審げな声に我に返る「あ、いや。…あの、少し見ててもいいか?」「構わぬが…」一目惚れだなんて言えない。ただの観光客の戯れだと思えばいい #同題ssBSR

2013-08-06 22:15:58
ぷぅは褌をドロップする @puu0625

【三吉】じゃっと水を地面に撒くと、周囲の熱ですぐに蒸発しゆらゆらと蜃気楼のように立ち上る。これが人の生き血であったなら、立ち上るは人の魂魄か残滓か。三成が血振りをする様に見入り、戯けた考えが頭を占める。われの頭も暑さにやられやったか。冷やすが吉か。【打ち水】 #同題ssBSR

2013-08-06 22:26:08
イグアナくん @nkgmbs

【三慶】ぴしゃりと水が弾けた瞬間、悲鳴を上げた毛玉が二つ転がるように西へ東へ逃げてゆく。「猫の喧嘩納めにゃ、これが一番」「貴様は猫の諍いにまで水を入れるのか」遠きあの日の戦場で怨嗟に焼けた刃を押し留めた迷惑な打ち水は、段々と満ち、今では溺れかけている。〈打ち水〉 #同題ssBSR

2013-08-06 23:54:37
@nadjagaga

【親就】「やっぱり打ち水ってぇのは涼しくなるよな」「貴様がいなければもっと涼しかろう」「じゃあ聞くがなんでわざわざ暑苦しい鬼の棲家へお越しくださったんでぃ?」「夏を感じるためよ」…素直じゃねえなと言いかけたが、毛利の穏やかな顔を見たらそんな気も失せた。〈打ち水〉 #同題ssBSR

2013-08-07 12:06:47
ナイチ @uzy_com

【鶴姫】柄杓に水をなみうたせ、小さく掛け声をつけて振り撒く。踊るように軽やかに、しかし、しめやかに。「打ち水かな、巫どの」「いえ、ちょっとお清めを。」扇子をたたみ、家康は首を傾げた。地表の水から僅かに冷気が立ち上る。鶴姫は微笑んだ。「暑いですねぇ、陸は」(打ち水)#同題ssBSR

2013-08-07 14:55:26
閑井嵩 @syusizu

【風魔】主の声に応え打ち水をする。暫の涼しさに目を細める主。己には解らない。暑さも寒さも涼しさも冷たさも。初めて人を殺めた時ですら感じなかった。然し。「いい気分ぢゃ。ありがとうの風魔」感じる事が出来る。暑さも寒さも涼しさも冷たさも。この方の側でなら。<打ち水> #同題ssBSR

2013-08-08 20:06:30
くちなわちゃん @ETetSS

【佐竹】盛大に飛沫が弾け、足元までじっとりと重く湿った。つくづく己が不器用さを思いつつ、しかし炎天下でもまっすぐ鍛練に励む皆を思えば少しでも涼をと願わずにおれない。曲げぬ膝から下をしとどに濡らす総大将もまた、槍よりも直ぐな心根の持ち主なのだった。/打ち水 #同題ssBSR

2013-08-09 18:18:58
nol @Lakky_1o1

【佐+蒼紅】打ち水すれば多少涼しくなるだろう、と提案したのは右目の旦那で同意したのは俺様。無論、俺様達でやるつもりだったのに… 今、全力で水を掛け合っているのはどういうわけか俺らの主。アンタ達、気持ちよくズブ濡れになってるけど、それ洗濯するの誰か考えた?/打ち水 #同題ssBSR

2013-08-14 19:42:52
白山りき@bsr用 @rikis_b

【小政】日中は撒いた側から湯になりますゆえ…。そう言って小十郎は夏は日に二度畑を見に行く。水やりは早朝と夕方。アイツがオレを放って野菜に水をくれている間、庭で小姓達が打ち水をするのを眺め…「Got it! 雷雨を呼びゃあいいのか!」「筆頭がご乱心ー!?」<打ち水>#同題ssBSR

2013-08-14 20:35:30
このえ @konoe189

【天+金/打ち水】手桶に汲んだ水を柄杓でまく。これで少しは涼しく、「暑いよぉ天海様ぁ」熱々の鍋を抱えた金吾さんが喚く。「……おっと手が」「あぁ!鍋がぁ!」柄杓の水が鍋を直撃した。手元が狂ってしまったのだから仕方ありません。これで涼しくなりますよ、金吾さん。 #同題ssBSR

2013-08-15 20:56:05
うえち @d2oub3lock

夏の朝、日の昇らぬ内に小十郎は庭に水を撒く。暑さに弱い主の為にと軍師手ずから行うのは習慣と化していた。嫌悪は微塵もない。しかし今夏は。「政宗殿!」他国の城まで押しかけて死合いをせがむ熱血漢の所為で即座に蒸発してしまうそれに、一抹の虚しさを覚えるのだった。/打ち水 #同題ssBSR

2013-08-26 02:14:32