じごぼうさんkinkuma0327の「ブラック企業にいるのは不合理なのに何故辞めないのか、というのはあまりにも単純すぎるよな。」
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もう一度言うけれども、問題の本質は「企業での労働と、生存が分かちがたく結びついていること」であり、そのために企業の都合(労働者の選択)と、労働者の都合(生存)がぶつかりあってしまうことの問題。(続く)
2013-09-28 01:50:17(続き)どちらもハッピーになるためには、企業に労働者の生存の責任を負わせず、かつ、労働者に企業に就職する責任を負わせないことが重要。つまり賃労働と生存を切り離すことが絶対に必要。
2013-09-28 01:51:40ブラック企業にいるのは不合理なのに何故辞めないのか、というのはあまりにも単純すぎるよな。おれが新卒で就職活動してた頃なんか就職氷河期のただなかで、おれみたいな就活売れ残り組が沢山いた。なかなか仕事が決まらない焦りから、「もう、どんな会社でもいいから内定を欲しい」という心理になる。
2013-09-28 02:01:11ESを送っても反応なく、面接を受けてもまったく相手にされない。そんな経験を積み重ねることで、自分自身の人間性を否定されたような気持ちにさせられる。自分はダメではないかという焦燥感も高まる。そんな時に「お前を雇ってやる」と言ってくれる会社があれば、まさに菩薩様のように感じるものだ。
2013-09-28 02:01:26そんな時に人は、そこがたとえブラック企業だったとしても、辞めるなんて思考は持てない。むしろ、就活地獄から救ってくれた会社に必至に報いようとして、きらきらと目を輝かせて働く。しかし、いずれその目の輝きが消える。そして、その時には、もう、立ち上がれないくらいに心身を消耗しているのだ。
2013-09-28 02:01:40もっとも、ぼく自身は、「ブラック企業が嫌だったら辞めればいい」というならば、別にそれでもいいと思っています。「仕事を辞める=生存を脅かされる」ということにならないように、社会保障を拡充すればいいんだ。むしろ、「嫌なら辞めろ派」こそ、社会保障の削減に反対すべきだろう。
2013-09-28 02:18:07それは多分、そういう人たちの頭の中では、「嫌なら辞めろ」と「生活保護を削減しろ」が、【甘えるな】という情緒的な言葉で接続されてしまうからでしょうね。RT @NaGiSa_FJ: 実際には「イヤなら辞めろ」という奴に限って社会保障にも猛反対してるのが多くないですか?
2013-09-28 02:22:40「辞めさせられる」「辞めさせてくれない」という相談の矛盾を、労働現場を知らない人は理解できないんだな。前者は「使えない若者」を選別して使い捨てるブラック企業、後者は若者を限界まで使い潰すブラック企業ってこと。 #asamadetv #tvasahi #朝生 #asanama
2013-09-28 02:23:24働かなくてもある程度の生活水準を維持することができて、三食を食べていけるような社会なら、「嫌なら辞めればいい? はいはい。辞めますよー」ってみんないえるよね。
2013-09-28 02:45:51「辞めさせられる」「辞めさせてくれない」という相談は矛盾している、とかいっている人が経営者だったりするのね…。経営者ならその時の業務の状況によって、今は人員を切りたい時、今は人員を確保しておきたい時、というのが、ふつうにあるだろうに、なぜわからんのかねぇ。
2013-09-28 02:52:41しかし、田原総一朗さんが萩上チキさんに、貴方は成功しているのになんで弱者の味方やってるの? みたいなことを聞いてた時はさすがに閉口した。
2013-09-28 03:03:33田原総一朗にしても堀にしても、「ブラック企業が嫌なら辞めればいい。スキルが足りない。自己責任」みたいなことをいっている人たちは、「自分は少しだけ運がよかった」と思うような、自分の人生に対する誠実さというのを持ち合わせていないのかな。
2013-09-28 03:07:41おれの場合、親にある程度の収入があったから、就活に失敗しても大学に残ることができたけど、もしも親が貧乏だったら、きっと就活失敗後に大学に残ることもできず、結局、アルバイトで食いつなぐような生活をしてたと思う。あるいは、身体が弱いのにブラック企業に入って、身体を壊してたかもなあ。
2013-09-28 03:16:22たぶん、ぼくより貧しく苦しい生活を送っている同世代の人たちの中には、ぼくよりよっぽどスキルも高く、見識も高い人が沢山いるだろう。ちょっと運がよかった、あるいは悪かったというだけのことなのに、そういう人たちを自己責任だのなんだのと罵るようなことは、ぼくにはとてもできませんね。
2013-09-28 03:23:13昨日の朝生だけど、テーマに沿って情報を集めてきた萩上チキさんや今野晴貴さんらに対し、堀さんや宋さんは議論の前提となる情報さえ持ち合わせておらず、議論の前提作りにリソースが割かれることになり、更には彼らがその説明の過程で茶々を入れ、具体的な問題を抽象的な問題にすり替えたからだろう。
2013-09-28 13:43:08田原にしても堀にしても宋文洲にしても、しょせんはブラック企業の問題などは抽象的な問題、形而上的な問題にすぎないのかもしれないけれど、実際に過酷な労働に晒される人たちからすれば、まさにそれは具体的な問題なのである。
2013-09-28 13:47:16そして、ブラック企業に批判的な論者がその具体性へ踏み込もうとすると、なぜかしゃがれ声の司会者がしゃしゃりでて、再び議論を抽象的な問題に押し戻そうとする、という構図。
2013-09-28 13:48:30異なる立場にあるものが共に議論の前提が共有できないような議論では、番組制作側も、まず議論の前提を共有できるようなVTRを挿入するとか、そういう工夫もあるだろうに、そういう工夫ができないのもな…。
2013-09-28 13:57:58もしかしたら、この「議論の前提を共有できなくなったこと」が、朝生がダメになった一番の原因かもしれないなと思う。社会が多様化し、われわれの社会はもはや昔みたいに、誰もが議論の前提を共有できる社会ではないわけだ。
2013-09-28 13:58:46昨日の朝生を観ていると、議論の前提を有する者の具体的な議論を、前提を有しない者の抽象的な言い回しが駆逐していき、議論が雲散霧消したという感じがする。そうなると、結局、右も左も共に議論の前提を共有できるテーマだけが「議論」の形を保つようになるわけだ。たとえば、安全保障とか。
2013-09-28 13:59:45