空中戦艦って格好いいよねぇ……(・ω・*`) Friendly1<< いい船だな >> Friendly2<< ああ。沈めちまうのが惜しいくらいだ >> な、なにをする気だ貴様らーっ!?∑( ̄□ ̄;) >RT
2013-09-28 14:09:27(前略)このようにして誕生した空中艦であったが、その有効性が実証されるまではどの国も開発には消極的であった。だがエンジンの改良と航続距離の延伸により、地上攻撃、とくにその巨大な船体(ペイロードを増やすためにはそうするしかなかった)の威圧効果は絶大だった。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 16:43:19戦後、各国はすぐに空中艦隊の整備に取り掛かった。50㎏爆弾をせいぜい8発積むだけでせいいっぱいであった艦はすぐにお役御免となり、空中艦は大型化、重武装化の一途をたどった。しかし、ここで大きな問題が生じた。木材では重量に耐え切れず、空中分解する艦が続出したのである #空中戦艦小咄
2013-09-28 16:47:02当時の技術では「重い鋼鉄製の船体が浮くわけがない」とされていたが、構造に軽合金を用いた小型高速艦が出現すると状況は一変した。「空雷艇」と呼ばれたそれらの小型艦は大型艦を一撃で沈めうる大型砲を一門のみ搭載し、快速と運動性を活かして大戦果を挙げた。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 16:52:10この「空雷艇」から主力艦を守るため、小型快速で運動性に優れた「駆逐艦」が誕生した。「駆逐艦」は「空雷艇」を大きくしたような設計で、威力よりも発射速度を重視した武装を複数搭載し、「空雷艇」を主力艦に寄せ付けなかった。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 16:59:56幾度かの会戦の後、「空雷艇」は「駆逐艦」に役割を譲って艦種として消滅した。「駆逐艦」は一門ないし二門の大型砲を持ち、敵駆逐艦の阻止や奇襲において活躍する。しかし「駆逐艦」も万能とはいえなかった。運動性と瞬間火力には優れていたが、防御は全く考慮されていなかった。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 17:04:14魚雷は魚形機械式水雷の略なので、 空中の場合は飛行式機械水雷とでもいおうか、 空なのに水雷とか、突っ込みがあるとおもうが、飛行能力あくまで機械式水雷(機雷)の派生なのでそういう名称がかっこいいのではないかと。 現実には存在しないのでそんな感じで胴だ
2013-09-28 17:06:21鳥形機械式水雷といわないのは、魚雷が形状をその名前にしているのに対して、飛行式機械水雷は水雷が空中を飛行しているという状況をさして名称にしているため。 だから形では式
2013-09-28 17:09:14そこである程度(と言っても重要区画に限られる)の装甲を施した「装甲駆逐艦」という艦種が試されたが、これは大失敗であった。装甲板を積んだだけで駆逐艦の運動性は目に見えて悪化し、ある駆逐艦にいたっては重量オーバーで水平飛行がやっとという体たらくであった。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 17:13:09装甲駆逐艦の失敗を受けて、船体を大型化して余剰出力と搭載量を増やし装甲を施した「巡空艦」と呼ばれる艦種が生まれる。これは大成功であった。駆逐艦には劣るもののまずまずの速度と運動性を持ち、火力と防御力で駆逐艦を圧倒する巡空艦は旗艦として、また哨戒任務に活躍する。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 17:19:08@tokiwayu1991 空中に浮く空中機雷は良いですよねー! ギミックとしてもかっこいい、問題はそれを船尾からだすか、煙突からだすかw
2013-09-28 17:23:39@ukatujyu (ヽ´゜ω゜)阻塞気球じみた感じの浮遊機雷とか思い浮かべたり。プリッっと船尾から出したりしそう (l ω l〃)起爆方法をどうしようか
2013-09-28 17:25:18空中戦艦に話を戻そう。高速化によって旧来の同航戦は時代遅れとなり、代わって少数の旋回砲を搭載することが増えたが、各国によって様々な配置や口径が試行錯誤されている段階であった。そんな中、船体中心軸に連装大口径砲を積んだ「ナントカノート」型戦艦が進空する。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 17:27:22「ナントカノート」型戦艦はまさに革新的な艦であった。中心線上に砲塔を載せることによって左右どちらの敵にも応戦でき、発砲できずデッドウェイトとなる砲が存在しなかった。これによって「ナントカノート」型戦艦は初見参となる会戦で数に勝る旧式戦艦を撃退、勝利した。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 17:30:16@CK_Ariaze ジャポニカノート級のことですね!わかります 『世界の飛行艦戦』で定期的に特集別冊が組まれますね。 模型は母親にねだって買ってもらった思い出があります。
2013-09-28 17:33:42@ukatujyu (ヽ´゜ω゜)こう浮遊機雷に噴進弾積んでキルゾーンを作って、コントロール用の艦からケーブルが伸びてて、そこに敵を誘い込むとかそういう戦法も楽しそう (l ω l〃)すげぇ使いづらい艦種になるな (ヽ´-ω-)せやな・・・
2013-09-28 17:34:11この戦訓から、各国は「ナントカノート」型戦艦を模倣した新型戦艦の必要性を実感し、大型艦の建造ラッシュが始まった。しかし大型艦の建造コストは各国の財政を圧迫し、民主制国家では議会が建艦の是非をめぐって紛糾、またある国では暴動まで起こる事態になった。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 17:36:11そこで加熱する建艦競争に歯止めをかけるため、列強の主導により「トントン軍縮条約」が締結され、各国は保有する空中艦に制限を受けることになった。この条約の制限下で、各国はそれぞれの要求仕様やドクトリンに合わせて「条約型空中艦」の建造を進めていく。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 17:40:28飛行戦闘艦船の登場でわりを食ったのが、地上戦の王、戦車であったことはいうまでも無い、 薄い(というかそうせざる得ない)上面装甲を高度1000Mから速射砲でぶち抜かれるのだ、もはや動く棺桶といわれても仕方の無いことだった・・・
2013-09-28 17:42:30「トントン軍縮条約」下では各国の思想の滲みでた、有り体に言えば「癖の強い」艦が多数建造された。装甲を減じて巡空艦並の速力を手に入れた戦艦「巡空戦艦」や巡空艦の火力と防御力を強化し、大型艦相手にもある程度対抗可能な「重巡空艦」はこの時代に生まれた艦種である。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 17:45:43このようにして発展を続けてきた空中艦であったが、一昨年「トントン軍縮条約」が失効し、各国は条約に制限されない新型戦艦や小型艦を収容する「空雷艇母艦」など、これまでになかった艦種も出現しつつあり、空中艦は今も進化を続けているといえるだろう。 #空中戦艦小咄
2013-09-28 17:52:58