反差別運動と婚姻制度の差別性をめぐって
- crowserpent
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たとえばそういった状況のカップルに、「婚姻制度は差別です」と声をかけたら、それは「正しい/誤ってる」という問題ではなくて、「無粋か否か」という問題の方にいってしまうんじゃないかと。
2013-09-28 05:26:35挙式に至るまでには、恋愛結婚ならば出会い・交際・プロポーズ・親族へのご挨拶などのプロセスはあっただろうし、仕事や経済、妊娠や出産のことなど、いろいろと考えたり覚悟をしたりの連続であると想定するのは、大きくはずれていないと思う。
2013-09-28 05:29:50で、「今度結婚します」と公にするときは、これらがもう、みっちりと準備万端!、みたいなタイミングでするだろうから、そこで「それあなたのやってることは差別への加担なんだけど…」といわれたら、善い悪いの判断の前に、通り魔に遭ったような気分になっても不思議はない気がする。
2013-09-28 05:35:11悪意を持って差別に加担しようとしているのならば、「ちょっとまったー!」は全然あり、というかして当然だと思うけれども、婚姻制度から不利益を被る人に加害しようと婚姻届を出す人は、皆無であろうから、そのやり方はうまいやり方ではなく、かえって無駄な争いを生み出すんではないかとも思う。
2013-09-28 05:45:23@Jimnybb 一連の反レイシズムを、ツィッターレベルで断片的に見ていると感じるのは、なぜここでもまた対立するんだろう、みたいな、当事者にとっては当たり前だったり致し方のないことだったりするのでしょうけど、傍観者としては首を傾げざるを得ない疑問なんです。
2013-09-28 07:20:25こんなふうに妄想を積み重ねていくと、もしかしたら李さんの「どっちがまっとうなのか」発言は、通り魔に対しての反論・反撃的な部分があるのかなあと、さらに妄想を重ねつつ、その反論・反撃は通り魔以外に拡散してしまったのかなあとか、妄想しきり。
2013-09-28 05:49:20@frroots 「おめでとう」を言う人にも、言える人にも、言わない人にも、言えない人にも、それぞれ事情があるんだろうなあ、という想像と配慮あたりを起点として。
2013-09-28 06:08:27@frroots 実は東京大行進はツィッター上で流れを断片的に、遠目で見ていただけなので、ほとんど分かっていないのですが、いろんな属性や立場の人がいるけど、それを元に差別するのはやめようよ、的な意図だと自分は解釈してたんですよね。
2013-09-28 06:11:18@frroots むしろそれらを尊重しようよという呼びかけ(=エール)なんじゃないかと。って、そろそろ頭が朦朧としてきました(笑)。
2013-09-28 06:14:26@t2kore いや、あれは大行進を批判する「ヘサヨ」(と呼ばれる人たち)を(まっとうじゃない人間だと)揶揄するために引き合いに出されたのだと思ったのだけど。もし個人的に嫌な思いをしてたとしても、あのツイートの文脈としては(大行進にドラァグクィーン呼んでるし)アウトだと思うよ。
2013-09-28 05:55:51@cmasak 東京大行進って、ツィッター上で断片的に情報を得ていただけだったので、詳細はしらないのだけど、おそらく「揶揄するために引き合いに出された」というのは解釈として妥当なんだろうなあと思いつつ。
2013-09-28 06:16:28@cmasak なんかね、「どっちがまっとうなのか」とか、そしてマサキさんの「アウトだ」って、どこかで勝負したい心を感じてしまうの。それは新たな火種になったりしないのかなあ、手をつなげるところもあるだろうに、その模索を最初から放棄するのは得策なのかなあとか考えちゃうの。
2013-09-28 06:19:19@t2kore 新たな火種というか、私はずっとこの人の発言をTLでここ数日目にするたびに嫌な思いをしてたのだけど、今回のことでもうとんでもなく嫌になっちゃったのよね。手をつなげるところ探してたのに、ビンタ食らったみたいな。だから「最初から」というのは誤解です。
2013-09-28 06:37:22@t2kore もちろん大行進の理念は差別撤廃なのでそうだと思います。でも運動上の対立の中で、先ほどおっしゃっていたような想像力と配慮が失われる局面があるのを悲しく思っています。
2013-09-28 06:18:20@frroots ほんとうにそうですよね。一方で、さきほど長々と書きながら「想像力と配慮」などできる余裕もないほど状況に陥っている場合もあるだろうし、そんな場合だとしたら、想像と配慮を願ってるポーズができちゃう自分は何様なんだろうなんて思いもしました。
2013-09-28 06:27:06@t2kore うーん、でも差別問題については色んな軸が交錯していますので、そこでは声を出せるようにしておかないと、反差別運動の中ですら周縁的・従属的な地位におかれる人たちを出してしまうのではないかとも思うのです。
2013-09-28 06:35:03@frroots 声を出せるようにしておく、これについてはもちろん、大賛成です。ただのテクニックかもしれませんが声の出し方について、ってあまり注目されてないんじゃないのかなあ、それともこの認識は自分の不勉強ゆえなのかな、などとも。
2013-09-28 06:42:57@frroots 自分も模索しているので、教えさせていただけるようなことは皆無といっていいのですが、なんとなく思うのは、正面切ってガッツリやってしまうよりも、別の利害を共有する、という迂回の方が、ルサンチマンは晴らされにくいものの、よいのではないかということです。
2013-09-28 07:15:37