１０７，５．ワインとドーナツ（まい調ダナ）

コウ @kouya_sib

@MT_tl 忘れてた、まい調赤ワイン誰かもらって……貰い手いないと榴弾消えちゃう……

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib エルロット先輩ワインくださーい(´ω｀)ﾉ　最近ワイン飲み過ぎで休肝日が必要じゃないかと思われる　後輩　が貰いに来ましたよ　ダナ「あ、エルロットさん、こんにちはー」

コウ @kouya_sib

@dan_okamoti はい、表情の乏しい　後輩　がワイン差し上げますよー。きっと甘くて度数の低い奴です。「ダナ先輩、こんにちは。……これ、頂き物ですが、良ければ貰ってください」

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib それは助かるな、ダナの肝臓が！　表情とかで何かを気付いたりはしないダナ「え、いいんですか？　って、先輩じゃないですってば！　でも、いただけるものは頂きます」そして、そっとドーナツをお渡しします。

コウ @kouya_sib

@dan_okamoti 自分の苦手な甘いワインだから、と言いかけて、渡されたものに気づいてやめます。「……これは？」

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib 「えっと、ドーナツです。作ったんです」と少しドキドキしながら先輩を見ます。

コウ @kouya_sib

@dan_okamoti ドーナツなのは香りからも分かるが……先輩は何故これを僕に差し出したのだ？「……配って回っているんですか？」

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib 「配って回っているというか、機会があったら食べてもらっているというか……食べてもらいたいな、って思っている人に渡してるんです」と、少し考えつつ答える。

コウ @kouya_sib

@dan_okamoti 「食べてもらいたい？　自分も……ですか？」ぱちりと瞬きして、手の中のドーナツを見つめています。「……ありがとうございます」ちょっと複雑な顔で。

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib 「勿論、エルロットさんもですよ」と笑顔を向けます。そして、両手を開いて指折り始め、あの人この人と言ってから、「渡したい人はまだいますし、もしかしたら、配っているのと変わらないかも知れないですけど」と首の後をさすります。

コウ @kouya_sib

@dan_okamoti 「……成る程。ダナ先輩は交遊関係が広そうです。……あの」と、何かを言おうとして、飲み込みます。「……いえ。これは後で、有り難くいただきます」

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib 「交友関係というか、好きな人が多くて」と照れ笑い。「ん？　あ、いえ、どういたしまして！」言いかけた言葉に疑問を抱きながら、少し迷う。でも、『先輩』だから聞けなかったのかも、と思いなおす。「何か、気になる事が有りますか？　『先輩』には言い難い事でしょうか」

コウ @kouya_sib

@dan_okamoti 「いえ……ドーナツ、嬉しいです。ずっと、こういう風に……いられたら、と思います」ちょっと微笑みます。

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib 「へへへ、その、いられたらじゃなくて、ずっとこういう風にいましょう！」微笑みと言葉に照れて、頬が緩みます。「あ、でも、先輩じゃなくて、ちゃんとダナって呼んでくれた方が良いかなぁ」人差し指を口元に当てて思い出したように言ってみる。

コウ @kouya_sib

@dan_okamoti 「ありがとう、ダナ……さん」少し悲しげに微笑んで、本当に、そうであればと願っています。でも、僕はまた騙してる、とも思ってます。「……呼び捨ては、気が引けます」

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib 「やったー！　この際、ダナさんでも構わないです！　先輩じゃなければ」エルロットさんの感情の機微には気付かず、喜び笑顔になって「いつか、呼び捨てにさせてみせます！」と、意気込んで、両手で拳を作ります。「それじゃあ、エルロットさん、あたしはそろそろ行きますね」

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib 「ワイン、ありがとうございます！」と、ワインを掲げます。

コウ @kouya_sib

@dan_okamoti 「はい。それでは」小さく頷いて見送ります。こちらもありがとう、と、ドーナツを軽く掲げ返したりして。

エコー之助 @dan_okamoti

@kouya_sib ダナはホクホクしながら兵舎へ向かいます。（書き間違いで修正）