もし「思考盗聴」システムが国家機関に存在するならば、どのように運用するべきか

「思考盗聴」という言葉から、深夜のテンションで妄想を膨らませた結果をまとめたもの……、です
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桐島 / 相良 @krsmnry

「“思考盗聴”をインテリジェンスの面から考えてみた」(http://t.co/LsDWzSD2nO )というのを、昨日というか今日というかまとめたのですが、また思いついたことがあるので、少し遊んでみようと思います

2013-10-07 22:27:04
桐島 / 相良 @krsmnry

前提条件を明らかにしていなかったので、とりあえずその点から始めましょう。 「思考盗聴」自体は私が自分の頭に描いたものですが、ググると思考盗聴されている、だとか電磁波が云々とかで、体の不調を訴えている方がいるようです

2013-10-07 22:30:13
桐島 / 相良 @krsmnry

医学的なことや工学的なことは分からないので、その真偽はおいておきますが、前提として、恐らく私が考えている「思考盗聴」は、彼らがいう「思考盗聴」とは全くの別物と思われます

2013-10-07 22:32:39
桐島 / 相良 @krsmnry

私が考えている「思考盗聴」は、もっとファンタジー的というか超能力に近いものです。 云わば「ダ・カーポ」の白河ことりのようなテレパシー的な能力を想定しています

2013-10-07 22:36:32
桐島 / 相良 @krsmnry

まあ、創作のネタのようなものです。 本来なら、まとめの説明文に書くべきものだったかもしれませんが、自分の中では自明のことだったので、省略してしまいました

2013-10-07 22:40:55
桐島 / 相良 @krsmnry

なぜ、自明だったのかを述べるとともに、もし「思考盗聴(テレパシー)」システムが(国家機関の一部として)実在したならば、どのように運用すべきかを、少しだけ考えてみたいと思います

2013-10-07 22:42:43
桐島 / 相良 @krsmnry

まず、なぜ「思考盗聴」をテレパシー的な能力と解釈したかですが、これは私の想像力が貧困だったから、としても良いのですが、システムの運用上の問題ですね

2013-10-07 22:45:38
桐島 / 相良 @krsmnry

システムの規模や目的はともかく、「思考盗聴」している最中に、対象者にいちいち自覚症状がある(ましてや、ネット上のごとく体調不良になる)ようでは、とてもではありませんが、実用性がないでしょう

2013-10-07 22:48:42
桐島 / 相良 @krsmnry

対象者の健康状態を悪化させるのが目的ならば、「思考盗聴」が云々である必要性はないでしょう。ほかの手段でいいはずです

2013-10-07 22:51:03
桐島 / 相良 @krsmnry

「思考盗聴(テレパシー)」の目的は、対象者が持っている知識や「情報」を引き出して、自分の利益を増進させたり、不利益を軽減させたりすることにあるはずです

2013-10-07 22:53:51
桐島 / 相良 @krsmnry

さて、インテリジェンスというと、スパイ活動とか諜報活動を思い浮かべる方も多いと思います。 ですが、所謂「スパイ活動」というのは、ヒュミントといわれるインフォメーション収集手段の一類型です。

2013-10-07 22:59:21
桐島 / 相良 @krsmnry

ヒュミントには、(スパイ活動だけでなく)外交官同士の公式の情報交換や、捕虜の尋問なども含まれます。 「思考盗聴」システムは、まさにこのヒュミントでこそ、力を発揮しやすいでしょう

2013-10-07 23:02:06
桐島 / 相良 @krsmnry

捕虜の尋問や情報交換の場で、(「思考盗聴」で)相手が体の不調を訴えるような手段を使ったならば、悪くすれば、捕虜虐待や外交問題とされてしまうかもしれません

2013-10-07 23:05:34
桐島 / 相良 @krsmnry

現実的かどうかはともかく、「思考盗聴(テレパシー)」システムに必要なものは、相手が何を考えているかが分かること、と相手に(思考盗聴されている)自覚症状が出ないこと、となるでしょう

2013-10-07 23:08:44
桐島 / 相良 @krsmnry

まあ、能力的に白河ことり程度とするか、白河ななか程度とするかは、とりあえず脇におくとしても……

2013-10-07 23:10:12
桐島 / 相良 @krsmnry

規模は後回しにして、目的をもう少し続けましょう。 情報交換時や捕虜の尋問のほかに、容疑者の取調べなどにも「思考盗聴」システムは使われると思われます。 それ故に、私は日本で「思考盗聴」が現実的に可能ならば、まずは警察庁で導入されるだろう、としました(まとめで)

2013-10-07 23:21:08
桐島 / 相良 @krsmnry

ここまで、比較的規模が小さいというか、限られた場面での運用を考えてきましたが、では、もっと大規模に運用することはできないのでしょうか?

2013-10-07 23:29:12
桐島 / 相良 @krsmnry

まあ、このような超ハイテクノロジー……、というより、魔法文明の産物としか思えないような代物を持ち出して、現実的かどうかを検討するなど、最早馬鹿らしいことではあります

2013-10-07 23:31:40
桐島 / 相良 @krsmnry

とはいえ、このような「思考盗聴(テレパシー)」システムが、日本でだけ実用化されて、諸外国は何も研究しておらず無防備、という設定は考え難いものです

2013-10-07 23:33:51
桐島 / 相良 @krsmnry

となると、(自国も他国も)常識的には防御手段も合わせて開発しているはずです。 これはもう通信傍受や暗号解読と、変わりはない概念でしょう

2013-10-07 23:36:28
桐島 / 相良 @krsmnry

脇道ついでにもう1つ。 このような「思考盗聴(テレパシー)」システムが、仮に大々的に実用化されたならば、これは明確に人権侵害です。 プライバシーどころか内心の自由を侵しています

2013-10-07 23:41:27
桐島 / 相良 @krsmnry

創作ネタとしてみるならば、現代日本とは異なった倫理観であるか、もしくは、この人権侵害システムに対抗する、という物語になるでしょうか……

2013-10-07 23:43:47
桐島 / 相良 @krsmnry

さて、大規模な「思考盗聴(テレパシー)」システムを運用する場合を考えてみましょう。 相対的には、テロ対策に役立ちそうに思えます

2013-10-07 23:53:36
桐島 / 相良 @krsmnry

大規模なものとして、もし、日本全国をカバーできるようなシステムをつくったら、どのようなことが起こるでしょうか?

2013-10-07 23:55:06
桐島 / 相良 @krsmnry

日々、それこそ何百万、何千万、何億という「国民の思考」がデータベースとして蓄積されるでしょうが、まともに管理できるかどうかは、正直、懐疑的にならざるを得ませんね

2013-10-07 23:57:35