Brothers Conflict

咲優 @krk_kah

梓で椿とやきもちやかせるごっこ。ある日は椿が「あずさーぁ」って感じで「椿なんて嫌い」「うーそ！君が一番だーぁ」「椿♡」ってやる。ある日はこっちが「梓♡」って感じで「君の彼女は僕でしょーぉ？」って抱きついてくる彼に「冗談だよっ」って抱きしめかえす。そして梓に呆れられる嫌われる。

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他愛のない話を少しした後。居住まいを正した彼が「今日もありがとう、お前のお陰で勝てた」毎度お決まりのようになったこの言葉を、今日も忘れず真剣に言ってくれるから、きっと次の試合もどうにかしてきちゃうんだよなぁ。

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昴くんは今日も大活躍。そんな彼が試合の合間にちらちら私を見てくれるとか夢みたい。お疲れさまを言おうと待つ会場裏。暑いなぁ、まだかなぁって考えてたら「！」首筋に冷たい感触。「待たせたな」息の荒い彼。「疲れてるのに走らせちゃった？ごめん」「いや、いいクールダウンだ」なんて笑って。

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風斗のコンサート。『彼女がグッズとかきもい』って言われたから、サイリウムだけで乗り込んだ。とうとう彼が花道へ。どきどきしてると、私の前で止まる彼。いきなり肩を引き寄せて、カメラに向かってツーショット。ファンサービスに見せかけてたけど（これは、やりすぎ）緊張で、腰抜けちゃうよ。

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琉生と買い物。でも最終セールで調子に乗って、思ったより買いすぎちゃったみたい。琉生はあれもこれも似合うって言ってくれるし、私も気に入っちゃうし。まぁ仕方ないけど、両手にひ溢れんばかりの袋。うわどうしよって思ってたら、ひょいっとぜーんぶ琉生の手へ。「男に、任せる！」って。きゅん。

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「雅臣さん雅臣さん」袖をつんつん引くと「ん？なーに？」って、弥ちゃんに向けるみたいな笑顔。弥ちゃんと一緒かーってへこんで「…何でもないです」っていじける。それをじっと見てた雅臣さんは「いつまでも油断してたら…しーらなーいよー」って軽く笑って頭撫でてどっか行く。え、え？！ってなる。

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最近採用したばかりの秘書、朝日奈梓。落ち着いていて、仕事ができる。「次は？」「新宿です。車、回しておきした」ね？先のことにもよく気付く。「ありがと」急いで支度を整える。そこまではいつも通り。でも。「どうぞ」扉を開く彼。運転する彼。車庫入れする彼。うるさい心臓はいつもと違って、

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なんだか寝られなくてしりーず・光「お」「光さん！いつこっちに？」「まぁいいじゃん。で、何で起きてんの？」「…」「…はぁちょっと待ってな」そしてキッチンへ。戻ってきた彼は「ん、ハーブティー。よく眠れるようにブレンドしてあるから。それ飲んでちゃっちゃと寝な」ひらひら手を振り出ていく光

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なんだか寝られなくてしりーず・祈織「まだ起きていたの？もう４時だけど」「…祈織くんだって」「僕はたまたま、目が覚めただけ」そっと隣に座る彼。頬を撫でる親指に、どきり。「な、なに」「隈。かわいい顔が台無しだよ。やっぱりちゃんと寝ないと…行こうか」ってさらっとお姫様抱っこの祈織さま

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強がり彼女に一言・琉生「あのね、強いのが、悪いってわけじゃ、ないよ？でもね、僕としては、男としては、弱いところも、だめなところも、たくさん、見せてもらいたい。だって、僕、いつも助けてもらってる。なにか、恩返ししないと。大丈夫。どれだけ頼っても、僕、嫌ったりしない。だから、ね？」

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なんだか寝られなくてしりーず・棗「なんだ、まだ起きてたのか？」「あ、っと…はい」「夜更しは体に悪いぞ。せめて横になってないと」「…ごめんなさ「悪い。責めるつもりじゃなかったんだ。ただ、」「ただ？」「…いや何でも。ついててやるから、休め」心配で、が言えず、背中を撫でるにとどまる棗

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強がり彼女に一言・風斗「ばっかじゃないの？意地張っちゃってさ。あんたごときにできることなんてたかがしれてんの無理したってできないことなんか死ぬほどあんの！…だから俺がいるんじゃん。ねぇ、そんなに俺って頼りない？あんたのことくらいちゃんと支えられるから、だから、さ、頼れよばか」

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なんだか寝られなくてしりーず・梓「まだ、起きてたんだ？」「まぁ、」「僕も早く目が覚めちゃって、一緒にいてもいい？」「…別に、私は構わないけど」「ありがとう」素直になれない彼女に微笑み、そっと頭を撫でる梓。おでこ引き寄せてこつんてする梓。本当は夜更し彼女が心配で起きてきただけの梓。

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なんだか寝られなくてしりーず・椿「あっれ～まだ起きてんの～？」「…うん」「…ふぅん、じゃあ俺も起きちゃお～」「いいよ椿くんは！ちゃんと寝て！」「まぁまぁ、ちょー早起きしたって思えばいいだけだしぃ？君とも長くいられて、俺的にはちょーしあわせだよーん」ってほっぺむにーってしてくる

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なんだか寝られなくてしりーず・風斗「まだ起きてんの？寝不足でブスが５割増しになるよ」「…」「…寝らんないなら、僕に付き合う？あと少しでまた出るんだけどそれまですることないから。あんたのどーでもいい話でも聞いてあげる。つまんない話でもないよりましでしょ」って手を握っててくれる

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なんだか寝られなくてしりーず・琉生「どうしたの？もう、３時すぎたよ？」「…」「…まぁ、たまには、いいかも。夜更しも、楽しい。ほら見て、星、きれい。夏の大三角、どこかなぁ」「琉生は寝ていいんだよ？明日仕事「ううん、僕、起きてる。ひとりで夜は、さみしい、ね？」そう言って、後ろからはぐ

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友達の赤ちゃんを見て、羨ましくなって。今すぐ作ろうと思ったわけではないけど、いつになく椿くんのこと誘ってみた。するといつになく真剣な椿くんに、ソファに座らされて、そしてコーヒーを渡される。「何があったかはしんないけど、俺はまだお前のこと独り占めしたいなぁ」なんて優しく頭を撫でて、

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同棲梓。お風呂に入ろうとバスタオルを探したけどなくて困ってると「あぁ、君のやつ今日天気悪くて乾いてなくて。僕のふたりで使うのでも構わない？先に使う？後に使う？僕はどちらでも構わないけど」緊張しすぎて思考が止まってると、彼が目の前に。「先も後も微妙なら、」今日は一緒に入ろうか？

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リビングにソファで寝てる風斗くんがいて。いつもの仕返しに悪戯し用と思って。悪戯考えながら頬をぷにぷにしてたら「あのさぁ、僕疲れてるんだけど」って急に眼を開く彼。「？！どうし「どうしてじゃないよ。ま、僕を出し抜こうなんて１００年早いってことかな。わかる？」そう言って私にキスをして、

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今日は椿のお家に来た。嬉しい。でも梓さんから離れない彼に、少し拗ねる。と、それに気付いた梓さん、私を呼んで「椿はずっと、君のこと僕に見せびらかすんだってうるさかったんだよ」って。思わず真っ赤になってると「ちょっと梓何言ったのさ！口説いたの？あげないよ！」慌ててる彼がかわいくて、

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ストレスが積み重なって苛苛してる僕に、彼女は言った。「梓さんはいい人すぎるんです、たまにはわがまま言ってください。そんなことで梓さんのこと嫌ったりしません。外で言えないなら、私にだけでも。ね？」そう首を傾げる彼女に、しがみついた僕は格好悪いと思った。でも、これも僕だと思った。

咲優 @krk_kah

でもきっと、いざ起きる時間になったら文句言うのが風斗くん。「僕さぁ、言ったよね？起きたときにご飯食べられるようにしてって！」「作ろうとしたのに風斗くんが引きずり戻したんでしょ？！次から調理パンとか「それはだめ。あんたのご飯じゃなきゃ嫌だ」かわいい笑顔で言うから、結局負ける私。

咲優 @krk_kah

『僕は忙しいから、僕が起きる頃に丁度朝ご飯できあがるようにしてよね』そう言ったのは、風斗くんだったのに「…どこ行くの」ベッドから出ようとしたら、腰に手をかけ引き戻されて。「ご飯作るの」「そんなの後でいいじゃん」「でも風斗くんが「気が変わった」あんたといたいの、小さい声が聞こえた。

咲優 @krk_kah

寝坊して、寝ぼけすぎて慌てもしない。そんな時は光さん。起きたらご飯あって洋服もあって「ほら、顔洗ってシャキッとしな」っていつもより男前に言われて。朝ご飯の時に髪整えてくれて、着替えてる時にぱぱっと化粧してくれる。ようやく慌てはじめる私にさらっとキスして「いってきな」ってねー

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朝の忙しい時に流生くんほしい。あわあわしてる私の隣で「大丈夫。落ち着いて」って空気を和ませてくれる上に「急いでるんでしょ？」って道具出してきて、ヘアメイクしてくれるんだ１０分で。最後に「ほら間に合う。走っちゃダメ、危ないし、メイク落ちちゃう。ね？」って笑ってくれるんだ流生くんん