131005 前田哲男氏「新訂版・戦略爆撃の思想〜ゲルニカ 重慶 広島」によせて

まとめました。
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岩上安身 @iwakamiyasumi

本日、インタビューした軍事史評論家・ジャーナリストの前田哲男さんの大著「新訂版・戦略爆撃の思想〜ゲルニカ 重慶 広島」(凱風社)。636頁。本が立つ。もっぱら空爆のみを行い、無差別に市民を殺戮する戦略爆撃、わけても日本軍による重慶爆撃の実相を本格的に解明した貴重な労作。

2013-10-05 00:22:16
岩上安身 @iwakamiyasumi

http://t.co/t2pbl86TYR 本日、インタビューした軍事史評論家・ジャーナリストの前田哲男さんの大著「新訂版・戦略爆撃の思想〜ゲルニカ 重慶 広島」(凱風社)。636頁。本が立つ。

2013-10-05 00:24:36
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岩上安身 @iwakamiyasumi

もっぱら空爆のみを行い、無差別に市民を殺戮する戦略爆撃、わけても日本軍による重慶爆撃の実相を本格的に解明した、前田哲男さんの貴重な労作。ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争に引き継がれた冷酷な軍事思想を解き明かしている。http://t.co/vc4cHEx3QD

2013-10-05 00:27:53
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岩上安身 @iwakamiyasumi

続き3。大著「戦略爆撃の思想」の帯の表にはこう記されている。「殺す相手を視認せず、垂直包囲して都市の破壊を企図する空からのテロル。重慶で日本軍が確立し、広島でアメリカが核の破壊力と結びつけた軍事思想は、世紀を越えてなお市民を殺戮し、瓦礫の山を築いている」。

2013-10-05 00:31:27
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き4。さらに、「戦略爆撃の思想」の帯の裏側にはこうある。「2002年のアジアカップで日本代表チームは、重慶の観客から大ブーイングを浴びた。アナウンサーもテレビの前の観客もわけがわからず嫌悪感をあらわにしたことは記憶に新しい。その半世紀以上前、日本軍は宣戦布告なきまま…」

2013-10-05 00:35:06
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き5。「…中華民国臨時首都・重慶を3年にわたって連続爆撃し、歴史の街を灰燼の中に葬り去ろうとしていた。焦土の中で敗戦を迎えた日本人は重慶を忘れていたが、家族を失った市民は忘れてはいなかった」。日中間の歴史認識議論の前に、我々が知るべき日本軍による218回もの首都空爆の事実。

2013-10-05 00:48:04