次世代の反ヒーロー案+オリエンタルタウンの酒造+食文化

例によって適当に拾いました。
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rusty@ @zodiac1213

そこで、運動の推進派の一人が、「正しいアメリカの食卓」を、外食を通じて労働者や移民に布教しようと、その名もニューイングランドキッチンなる食堂だかレストランを始めた。名前の通り、出す料理はイングランド系料理(清教徒伝統の) なお、この店は3年でつぶれた。

2013-10-10 22:26:49
rusty@ @zodiac1213

1920年代以降、このような運動は鳴盛り下がり始める。移民流入が規制される一方で、食事に関し、移民の持ち込んだ食文化を認めてもいいんじゃないか?という風に軟化した。 この傾向はじわじわと広がり、決定打になったのが大恐慌だった。

2013-10-10 22:30:29
rusty@ @zodiac1213

そう大恐慌。つまり、自分達の生活スタイルを維持するのも、他人にそれを押し付ける余力も、ひとえに生活の余裕から来ている、だから「正しいアメリカの食卓」運動の中心は、中流階級以上の専業主婦だった。暇と金があるから。

2013-10-10 22:32:32
rusty@ @zodiac1213

ところが大恐慌と、それからの不況でそんな運動をする余裕がなくなった。だから運動は急速にしぼんだし、今度は逆に移民の持ち込んだ食文化の中から、不況に適した、都合のいい食材やレシピを取り入れて、喧伝するまでになった。スパゲッティはこの流れで定着した。

2013-10-10 22:38:43
rusty@ @zodiac1213

@karan8787 そうなんだ。それでいて、イギリスってあれでしょ、飯に快楽を求めないでしょ。押し付けられた方は最悪ですよ。

2013-10-10 21:59:57
rusty@ @zodiac1213

@karan8787 ただ、まあこれは異文化を自分達の支配下におく、という意味合いが強いんじゃないかなあと思います。それの一番分かり易いのが食べ物だった。

2013-10-10 22:12:28
rusty@ @zodiac1213

@karan8787 ダイレクトに国や地域の文化のコアは食事ですからね。ご飯のメニューから、それをみんなで食べるところまでセットで一つの文化なんですよ。当時のアメリカ人多数派にとって、異文化は取り入れる物じゃなくて壊すものだったんです。

2013-10-10 22:36:33
rusty@ @zodiac1213

@karan8787 アメリカも意外とあれですよwwいまアメリカの食べ物、と言ってパッと思いつく物が、移民や戦争で外国行ってきた兵士が持ち込んだものですもんww<ピザ・スパゲティ・ コーラだけですね、アメリカの風土で生まれ育ったオリジナルは!

2013-10-10 22:47:04
rusty@ @zodiac1213

@karan8787 そうです、そこで自分達と違う部分を無理矢理除いて同じにしよう、としたのが20年代以前のアメリカ人、自分達と違う部分をアレンジして俺流に取り込めばいいんじゃね、としたのがそれ以降のアメリカ人、食文化に関しては。

2013-10-10 22:48:35
rusty@ @zodiac1213

@karan8787 ぶっちゃけると、理想論を言っていられる生活の余裕がなくなって、現実的にどうやって切り詰めるか、食べていくか、って考えた時に、移民の食文化を取り入れる、という選択肢がポップアップしただけだとおもう。

2013-10-10 22:54:14
rusty@ @zodiac1213

なお、この運動、栄養価やバランスを考えた適切な食事を提供し、家族の健康を守るという趣旨は、後に家政学という学問誕生へと繋がっていくので、全部が全部アレだったかというとそう言う事もない。

2013-10-10 22:59:48