《「除染」は「安心」につながらない》

自己ツイートをまとめました
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

2年半前から、私は繰り返している。 「『環境の除染』は期待通りには進まないし、事故発生前と同じ生活に戻ることは、無理だ。」と。 2年半前には、福島県内で発言していたために、ネット上も含めて袋叩きに近い状況になった。 2年半。「除染」で出たものの始末に困ってい様子を、哀しく見ている

2013-10-13 09:14:08
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「除染」すれば、必ず何かの「除去されたもの」が残る。水で流せば、その水の中に。表土をはげば、土の中に。残ったものを、一般的な用語で表現するならば「低レベル放射性廃棄物」なのだ。「除染」とは、作業する限り「放射性廃棄物」を増やすこうなのだ。「放射性廃棄物」は勝手に捨ててはいけない。

2013-10-13 09:27:31
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

したがって、「除染」すれば、勝手に処分できない「ゴミ」が大量に発生する。それも、私には分かっていたので、「捨てる場所がありませんよ」と忠告した。すると、一般の人から返ってきた言葉は「そんなものは東京電力に持っていかせれば良い」だった。 国家レベルでも処分法が決まっていないものを。

2013-10-13 09:30:38
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「放射性廃棄物」は、それを世界中にばら撒いてしまった東京電力といえども、許可なしに移動してはいけない。そういう危ないものなのだ。 ましてや、広域に拡散されたものを運び集めるなど、その場所の住民や地方自治体が認めることは絶望的なほどに難しい。そこは「放射性物質の半永久的な墓場」だ。

2013-10-13 09:33:28
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

次善の策がもしあったとすれば、除染作業開始前に、低レベルのもの限定で「放射性廃棄物最終処分場」を決めてしまうことだった。「高レベル」の処分場を底に作らない、という条件付で。 しかし、そんなことを提案する官僚も、受け入れる自治体も決めない段階から「除染」は始まってしまった。

2013-10-13 09:36:12
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「住めない場所などどこにも作らない」 「全員が元の生活に戻れる」 「福島はチェルノブイリにはしない」 現実を無視したそういう県や「専門家」の発言に期待してしまった。 そんなこと、できる技術も能力もないのに。 「それは無理だ」と言った私達は「デマ屋」「嘘つき」呼ばわりされた。

2013-10-13 09:44:47
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

実際に、あれだけの量の「低レベル放射性廃棄物」を、本当に集めて、拡散させず(焼却せず)、厳重に保管する技術と能力が電力会社や政府にあるというのなら、今すぐやって見せろよ。そういう方法があるって、言い張ってたじゃないか? 2年半経過して、「除染」で出たものはどこにある?

2013-10-13 09:47:18
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「除染」で、住宅の屋根や庭から出た「物質」の多くは、住宅の敷地内に埋めたり、片隅に集めているじゃないか。 通学路の「除染」で出た「物質」は、通学路の横に、フレコンパックに詰めたまま、並べているじゃないか。 生活環境のすぐそばに。 それで、「安心」できましたか?

2013-10-13 10:04:20