黄黒黄妄想

黄黒黄ちゃんで大学生と大学教授パラレル設定を妄想。どっちがどうとかは未定というかお好きなようにどうぞ。同じく乱文となっておりますのでご注意を。いつか本にしたいです。言うだけはタダ。
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トリ @kkr_ily

くっそこのイケメン、思っただけのはずだが、目の前のそのイケメンがこちらを振り仰いだので、どうやら口から漏れていたようだ。「いけ……なんて?」「何でもないです。ところで、出来そうなんですか、レポート。」「何とか」鈴木せんせ量多いんすもん…と口を突き出すから、思わず摘まんでみた。

2013-12-17 14:19:49
トリ @kkr_ily

「くろふぉっぃやうぇふぇ」「っ…酷い顔ですね。ね、そろそろ休憩にしましょう。僕の集中力はもうゼロです。」唇の柔らかい感触を楽しんでパッと話す。君のコーヒーが飲みたいですと言うと、シャーペンを放り出していそいそと準備しにいった。カチャカチャと音が聞こえる。(せっかく2人なんだから)

2013-12-17 14:19:57
トリ @kkr_ily

君と話したい。【いつもの大学助教授黒子っちと大学生黄瀬君】

2013-12-17 14:20:09
トリ @kkr_ily

SS流しますお目汚し失礼

2014-01-19 19:38:49
トリ @kkr_ily

「知らないでしょう…黒子っちせんせが向ける一挙一動で、おれが毎回殺されそうになってんの」まるでわかっていないとばかりに君は不貞腐れ、ソファの上で丸まる。相手をどのくらい好きかなんて問答になると、彼は途端に年端もいかない少年の様な青臭さをみせる。お互いもう十分大人と言える歳なのに。

2014-01-19 19:38:57
トリ @kkr_ily

こうなると暫くぐじぐじしてるのは今までの経験則で分かっている。普段は彼が淹れてくれるコーヒーだが、今日ばかりは自分でやらなければならないだろうか。「あーはいはい」「あーっもうそうやってあしらう!なんなんスか、大人の余裕ってやつッスか?!そんなに歳違わないくせに!」「……君ねえ…」

2014-01-19 19:39:08
トリ @kkr_ily

君こそ分かっていない、僕がどれだけ君に執着しているか、どれだけ勇気を出しその想いを受止め、大切に育てているか。大学の教授なんて色々しがらみもある。大人の余裕って何だ、抱えるものが多い分、若い君より余程必死だと言うのに!「君こそ、僕がどれだけ君を手放したくないか知らないでしょう?」

2014-01-19 19:39:31
トリ @kkr_ily

「犬も食わない喧嘩…っつーか?」「触らぬ神に祟りなしっつーか」取り敢えず黙って見守ってよーぜ、どうせまたテツの圧勝だろ、もうあいつそのために文学史の研究してんじゃねえだろうな、とぼやく二人組が、隣の教授室にいたとかどうとか。【大学教授黒子っちと大学生黄瀬君】

2014-01-19 19:39:42
トリ @kkr_ily

【大学助教授っちと学生瀬君】自分の受けていた講義が休講になり、ふと、そう言えばこの時間は彼が講義をしているはずだと思い至って、講義棟へと気まぐれに足を向ける。(あ、っと…)講義室に入ると今まさに講義が始まる所で、どうせ時間もあるし、と俺は手近な椅子に座り彼の講義を聞くことにした。

2014-05-26 18:17:36
トリ @kkr_ily

静かな講義室内を、彼の涼やかで凛とした声が響いていく。この大学は人数が多く有象無象が講義を受けにきているが、その中でも彼の国文学史の講義は、学生からよく噛み砕かれていて分かりやすいと好評であった。特に女性からは、紳士的で物腰柔らかな態度が人気で、講義後にはよく質問されるのだと→

2014-05-26 18:17:45
トリ @kkr_ily

彼からも聞いている。面倒くさいとか話がよく伝わってないんじゃないかとか彼は言っていたけれど、それは俺からすれば全くの勘違いで、ただ彼女達は先生とお話ししたいだけなのである。 (あーあ、……いい声だな。今日また放課後押し掛けようかな…)少し低めの、しかしよく透る声が次第に遠くなる。

2014-05-26 18:17:56
トリ @kkr_ily

「………せくん、黄瀬君、」 とと、優しく肩を叩かれて身じろぎすると、ふんわりした声が降ってくる。もう少し聞いていたいな、と思い寝たふりをするも、こら、分かってるんですからね、などと言いながらこちらの髪を掻き混ぜてきた。気づくと講義室にはもう誰もおらず、窓からは西日が差している。

2014-05-26 18:18:06
トリ @kkr_ily

「なんだ、終わっちゃったんスね」「君がとても気持ち良さそうに寝こけているうちにね。全く、……寝れていないんですか?隈が、」 髪を撫でていた手が頬に降り、親指がすりと目の下を撫ぜた。少し冷たい掌が心地良い。寝られていない原因が自分だと知ったら、彼は一体どういう反応をするのだろうか。

2014-05-26 18:18:16
トリ @kkr_ily

伝えるのは怖い、一生秘める、そう泣きながら布団の中で誓った想いはもう、溢れ出しそうだ。なんて臆病で情けない自分。 「寝れてないっていうか、……色々考え過ぎてるっていうか。」「知恵熱でないよう気を付けてくださいね。」「黒子っちせんせーヒドい…」 「…で、何そんなに悩んでるんですか」

2014-05-26 18:18:26
トリ @kkr_ily

その質問に思わずそっと彼の顔を見やる。 「何、って……」「何か悩んでいたんでしょう?僕で良ければ聞きますよ。」 貴方にこそ話せないことなのに。こちらを覗き込むように屈む彼に苦笑だけ返して、小さく秘密と呟くと、そうですかという言葉の後にすっと手が離された。 【とりとめのない話】

2014-05-26 18:18:32