ミッシェルさんのお話を聴く会 2019/10/19(土)〜新潟県立環境と人間のふれあい館/に行って来ました by 太陽のイビキ ‏@taiyonoibikiさん

"◎ ミッシェル・デイグルさんが新潟水俣病を語る! 13/10/04  新潟県立環境と人間のふれあい館では、昨年の秋から1年間、新潟水俣病を研究されたミッシェル・デイグルさんから、新潟での体験や研究などお話をしていただく報告会を開催します。 ○テーマ 「社会人類学からみた新潟水俣病を語る」 続きを読む
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㉖さらに「衝撃」は、人々の心にアピールする性質があるので、それが商品としても価値を持ってしまうということも言えます。アフリカのビアフラで、飢餓で死にかけた子どもの傍で、禿鷹が死ぬのを待っている有名な写真は、実は、撮影のために長い時間をかけて作られた写真でした

2013-10-19 23:10:16
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㉗(もちろん、そう言う飢餓状態の子どもがいたことは事実です)。そして高い評価を受け、報酬もそれに応じたものだったことは良く知られています。ここでも写真家の良心云々を言おうとしているのではありません。それは、確かに惨状を世界に伝えるとと言う役割りを果たしたわけですから。

2013-10-19 23:10:36
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㉘しかし、写真の中で、その子どもの本当の存在は潰されました。メディアを形成する三角関係というものを忘れると、図像は、いっときの感傷や好奇心を満たすものとしてその場で消費され、その後には負の遺産だけを残していくという残念な結果になってしまいかねないということを心にとめておきましょう

2013-10-19 23:11:05
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㉙そしてそれらのイメージは、あくまでも最初のきっかけであるにすぎず、そのあとには相手の真実を深く理解したいという強い気持ちが必要であるということですね。㉘この互いを理解ししあいたいという気持ちこそが、より良き人間社会の基礎であり、

2013-10-19 23:11:40
The Sun Snores Press @taiyonoibiki

この気持ちをなくしてしまうと、この世は本当の地獄になってしまうのではないでしょうか。面倒で、それによって傷つけあうこともあるでしょうが、人間にとって大事なことであり、それを避けて本当の幸せはないように思うのです。

2013-10-19 23:12:13
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㉚これは、僕たちが現在直面し、これから直面していく放射能被曝の問題にもそのまま当てはまることだと思います。人間をモノとして扱うのではなく、どこまでも人として付き合っていきたいと思います。

2013-10-19 23:12:25
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㉛おしまい。ミッシェルさんにはぜひともまた日本に戻って来てほしいですね。

2013-10-19 23:13:29