2012年10月以降の松岡なつき先生のVVSSまとめ

以前の編集さんが以降のものを編集される気配がないので、個人的に作成させて頂きました。 松岡先生にはご報告済みですが、何か問題等発生致しましたら すぐに対処いたしますのでついったまでご連絡下さい。
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こちらのVVSSは松岡なつき先生が他媒体で使われる可能性がありますので、ご承知の上お読みください。

松岡なつき @matsuokanatsuki

松岡なつき / 小説を書いています。主に新刊情報などをお知らせ致します。 リプライはタイミング次第になってしまうのですが、お声をかけて頂けるのは嬉しいです

松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-K】じーって見つめられると、ほんっとに居心地が悪い。つい目を逸らすと、どうしてだって頭を押さえられ、無理矢理顔を覗き込まれる。これはもっと辛い。動悸、息切れ。眩暈。心臓に負担がかかりすぎる。

2012-10-04 19:39:56
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-K】でも、彼が寝ているときは別。ずーっと見てても飽きないんだよな。髪よりもちょっと色の濃い眉毛。頬に影を落とすほど長ーい睫毛……って、あれ、一本抜けてる。そーっと指で払おうとしたら、急に瞼が上がって、微笑をたたえた蒼い瞳が俺を見返す。

2012-10-04 19:41:13
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-K】ま、睫毛が、睫毛が抜けてて、って必死に言い訳をする俺の後頭部に手が伸びて、黙れ、と掠れた声が上がった。何だよ、狸寝入りかよ。騙されたのが悔しくて、近づいてくる顔にまた心臓が破裂しそうになって、俺はぎゅっと目を閉じた。おやすみのキスは一回きりだからな。

2012-10-04 19:41:43
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-G】お願いごとは、と彼が聞く。一体、何の話だと問い返したら、抜けた睫毛に願いごとをして息で吹き飛ばすと、希望が叶うと言う。そいつはいいことを聞いた。俺の願いと言えばたったひとつだ。好きでいてくれ。ずっとそばにいてくれ。

2012-10-04 20:03:13
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-G】ほっそりとした指に息を吹きかけると、彼はくすぐったそうに首をすくめた。それから俺の隣に横たわり、おやすみと言う。なんと彼の方から俺を抱きしめて。凄いな。効果覿面のまじないだ。俺は彼を抱き返して、目を閉じた。

2012-10-04 20:07:01
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-B】よくわらうのがもどってきたら、たてがみのながいのもかえってきた。ながたびでつかれてるみたいだから、おそうならいまだ。

2013-06-27 16:00:19
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-B】かかとにかじりついたら、おおきなまえあしがのびてきて、おれをひょいとつまみあげた。だから、そこはかあさんしかさわっちゃだめなところだっていったろー

2013-06-27 16:02:17
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-B】かおがちかづいてきた。ひっかいてや……ぎゃー、まにあわないよー! やめろー!たべちゃだめー!おれ、まずいってば!くーだってくわないんだよ!

2013-06-27 16:05:21
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-G】よし、ちっちゃいぼうや、おまえさんにもキスだ

2013-06-27 16:06:17
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-B】あれ……よくわらうのとにたにおいがする。いいにおい。おそとにいきたくなるにおい……だけど、なんかねむくなってきた。ゆだんしちゃだめなのに……たてがみのながいの、くびをかくのじょうず……

2013-06-27 16:09:38
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】珍しいな。その子がだっこされて、大人しくしているなんて

2013-06-27 16:14:38
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-G】ちびっちゃいなりに気をつかってくれているんだろ。妬くなよ

2013-06-27 16:15:24
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】だ、だれがそんな子供じみた真似を……!

2013-06-27 16:16:38
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】乱暴にするな!あー、よしよし、眠っていていいんだぞ

2013-06-27 16:17:51
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-B】おっきいの……おっきいのはおれをたべない……だから……ねむってもいいの……

2013-06-27 16:19:06
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】真新しいシーツの敷かれたベッドに手を置いて、柔らかさを確かめる。彼の背中にはまだ癒えぬ傷があった。それに障ってはいけない。幸い、問題はないようだった。俺は寝台の端に腰を下ろし、溜息をつく。彼は本当に明日、戻ってくるのだろうか。

2013-06-27 22:37:41
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】ロバートは保証してくれたし、そのための準備もこうして整えてくれている。けれど、俺は不安を拭えずにいた。たぶん、この目で彼の顔を見るまで、それが消えることはないのだろう。

2013-06-27 22:39:07
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】ロバートが見たところ、体調に問題はないようだし、だいぶ体力も戻っているということだった。ニューゲートで再会したときは、今にも息絶えてしまうのではと、内心怖れるほどだったが、もはやその心配はないのだろう。だが、やはり自分で確かめるまでは落ち着かない。

2013-06-27 22:42:06
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】俺ですらこうなのだから、隣の部屋にいるあの子も気が気ではないだろう。休むと言って客室に引き取るのは早かったが、おそらく眠ってはいない。息を潜めて、俺の気配が消えるのを待ち、ここにやってくるに違いない。だから、長居をすることはできなかった。

2013-06-27 22:44:40
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】胸が痛まぬと言えば嘘になる。だが、二人の再会は俺の望みでもある。それが愛する者の幸福だから。だから、俺は腰を上げ、部屋の入口に向かった。あの子はちゃんと俺の足音を聞いているだろうか。

2013-06-27 22:47:11
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】アイ。間違いなく。壁に隔てられていても、その気配は俺に伝わる。心から愛する者の考えは、言葉にされずとも聞こえるものだ。 好意を抱いている者の心も、まあ、ある程度は理解できる。だから、俺も胸のうちで呟くことにした。

2013-06-27 22:49:34
松岡なつき @matsuokanatsuki

【VVSS-N】邪魔はしない。だが、夜が明けるまでまんじりともせずにいるのは身体に触る。疲れた顔で彼の前に出るのも本意ではあるまい。だから、気が済んだら、おやすみ。 明日のために。

2013-06-27 22:52:15
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