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詩は、筋の展開どころか語と語の関係レベルで密室であり、それを短く放り出して終わりである。詮索しようと思えばできるが、そうしなくても音声的な魅力にノっていればあっという間にいちおうの鑑賞ができる。
2010-10-08 00:49:21密室で事件だ!が、語と語のレベルで生じて、それにショックを受けて、余韻を楽しめばいい。たとえば和合亮一が「奥歯は晴れ上がり/僕の乳首の先で/小麦粉が降る」(「空襲」より)と放つとき。この解決なき語それ自体の密室的戦慄。ま、この引用は僕の趣味ですが。
2010-10-08 00:54:22語のレベル、そして音素レベルのエンタメである。多くの人間的エンタメよりも簡潔で時間をとられないエンタメである。しかし多くの人は、人間的な意味を求め、ただでさえも忙しいのに、さらに時間のかかることをしている。真面目である……。もっと怠惰になれば?というトリッキーな詩の擁護でした。
2010-10-08 00:58:53しかしねえ、語や音素レベルの密室が密室であるとわかるには、この世間を覆っている「意味が分かることの覆い」をいったん取らないといけないのかもしれないから、やはりその突破に精神的コストがかかるので、それはまったく怠惰なことではない、ということになるのだろうかな……。
2010-10-08 01:01:15「ポエジーとは、『蛇 ながすぎる。』がポエジーか否かを問わないところに発する」とそんなに違わないんですかね? @masayachiba もっと怠惰になれば?というトリッキーな詩の擁護でした。
2010-10-08 01:02:18少なくとも僕にとってはエンタメの受容とあまりコストが変わらないのだが。男と女のくどくどしたドラマをおもしろいと思おうとするほうがよっぽど疲れる。
2010-10-08 01:02:37@masayachiba 現代詩の読まれなさって現代音楽の聴かれなさと通じるものがあるような。
2010-10-08 01:05:19@yy_sato なるほど、やはりやはり。自分のタイポの感性も80年代由来なので、時間をおいて眺めて、これってなんか……(赤面)と思ったんですよ笑 そうですね、視覚性を拡張するならもっと戦略を考えるか、古いやり方か、しかし中尾半端もそれはそれで魅力ではないかと思ったりもして。
2010-10-08 01:08:28@masayachiba ただ朝吹亮二さんは新刊詩集でかつての記号論みたいなタイポをやって効果あげてましたね。詩集としてかんがえたとき、配置のしかた(普通の詩→余白→散文詩→タイポみたいな)でたぶん変わってくるのではと思います。そういえば藤原さんのタイポはきまってますからね・・・
2010-10-08 01:16:03@yy_sato 朝吹さんの新作はまだ見ていないんですが、そうですか、やってますか。藤原さんは視覚的な効果がうまいですよね。第一詩集もセンスがいいと思いました。まあ、『フォ ト ン』のスペース入れはちょっと冗長かなあと思いましたが。
2010-10-08 01:19:01詩は読むのもいいけど書くほうが面白いですね。 RT @masayachiba: @ttt_ceinture ぜひ詩を読みましょう!書きましょう!
2010-10-08 01:31:28@ttt_ceinture 守中さんは詩は悪くないですね。現代的なものを書くにはまず自動記述をしてみたらいいんじゃないでしょうか。僕は最近ブルトンのことをバカにせずに考え直してます。
2010-10-08 01:33:03.@masayachiba さんの現代詩に関するツイートが面白かったからフォローされてない方で詩に興味のある方は読んでみたらいかが(長いのでRTはしない)。
2010-10-08 01:33:42コッタさんはライブでよくリリック飛ばしてるから、下手すると本人よりリリック完全暗記してるヘッズが多いんじゃないかと思います。わたしもそうですし。
2010-10-08 14:30:06@nagasek もちろん存じあげております笑 今日 組立いきたかったんですが…すいません明日ご作品拝見させていただきます。楽しみです。
2010-10-08 15:04:35【本日】「組立」対話企画第二部「美術史を組み替える」松浦寿夫(画家、美術批評)・星野太(表象文化論)・佐藤雄一(詩人)・境澤邦泰(司会)、10月9日(土)16:30-19:00、入場料:1000 円、予約制、定員名http://bit.ly/aCqc6O
2010-10-09 07:32:41Twitterが現代的なメディアだと思われる理由もここ。RT @masayachiba ちょっとトリッキーなオススメの仕方...詩は短い。ゆえに忙しい現代人の文学的滋養としてひじょうに便利である...僕、すごいせっかちなんですよ。だから美術が好き。一瞥+αでいいから。詩もそう。
2010-10-09 20:56:01この「余裕のなさ」をめぐっては相当多角的に議論できそう。RT @masayachiba 超いいかげんなことを言います。いわゆる純文学の大作は、時間にもっと余裕がある時代の産物であったと思う。いまや、僕たちにそんな余裕はない..労働時間を短くし、長い文学を味読できる社会に..
2010-10-09 21:00:36