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ポン介 @ume_pon
堤未果著(株)貧困大国アメリカ』を読み終わった。感想として書こうとすると……筆者すげえなあと思う。よくもまあこれだけのことを粘り強く調査し、本に仕上げたもんだ。「まあいいや」で済まさない好奇心、それを何冊もの本にまとめる能力と胆力。プロってすごいよねぇ。
ポン介 @ume_pon
→内容については、今回は半分以上がGM(遺伝子組み換え)種子に割かれてて、実は個人的にその分野にはそれほどの興味を持っていないので、「大変だなあ」程度の印象だった。その影響で自立農家が片っ端から下請け労働者化してる現状はひでえと思うが、安全性の話はあまり……
ポン介 @ume_pon
→やはり僕が興味が有るのは労働問題とか、富裕層貧困層の話。昨日さらっと書いた民営自治体「サンディ・スプリングス」の話は衝撃的だった。一つの自治体を富裕層だけで作り上げてしまった。前から書いてるゲーテッド・コミュニティの話の、究極版と言うべきか。
ポン介 @ume_pon
→普通のゲーテッド・コミュニティはせいぜい○○市「○○町」のレベルで、徴税権などがともわないんで「あの当たりは金持ちが多いわねえ」で済むんだが、今回の例は徴税権の伴う「市」レベルでゲーテッドにしてしまった。貧困層が誰も居ないので、社会福祉にろくに金を使わないで済む。
ポン介 @ume_pon
→だけど、彼らの収入の大多数は市街から得られてる。現代の富裕層ってそういうもので、実際にその土地々々で働いた利益で儲けて富裕層になってる人って、そんなにいないわな。大体が投資システムを上手く活用したり、ITの才能を開花させて場所を選ばずに儲けるとか、そんな感じ。
ポン介 @ume_pon
→したがってこのサンディ・スプリングス市は市街から大量の資金を吸い上げ、大部分を富裕層の懐に残し、ごく少数が市の運営に回される。市長1人は当たり前だけど、市職員も議員も7名ずつ。後の仕事はぜーんぶ民間に委託。公務員は雇用創出という意味合いもあるけど、そんなのこの街には不要。
ポン介 @ume_pon
→ある意味、同じ国の中にタックスヘイブンが出来たようなもんだ。外国であるタックスヘイブンはともかく、同じ市、同じ国なら、本来は全体を見渡した資産再分配機能が働く。ところがこれじゃ、働きようがない。隣町は超貧乏、そこのスーパー経営者が金持ち町に住む、だけど再分配は行われない。
ポン介 @ume_pon
→あとはまあ、マスコミも政治家もお金どっぷりで、もう政治は企業のものとなってしまったという内容だった。だからこそタイトルに(株)がついたんだけどね。エピローグとしてそういう動きに対抗するには、そのシステム自体を活かした活動をしようという話になってた。
ポン介 @ume_pon
→一例を紹介すると、金融機関は不良債権が自社で回収不可能と判断すると、その債権を1ドルあたり1セントで代行業者に売りつける。代行業者はそれで儲ける。ところが民間団体が買い取り、ちゃらにしてしまう。学資ローンなどが自己破産対象外になってしまう現状に対抗する手段なんだって。
ポン介 @ume_pon
→これは素直に感動したね。日本でも十分に可能じゃん。借りたものは返さなければいけないなんてのが「当たり前」になってるけど、そもそも現在の通貨ってのは信用創造で実態と無関係に作られ、それをグルグル回す富裕層ばかりが儲けてる。庶民はやつらの持ってる債権を踏み倒すぐらいでちょうどいい。
ポン介 @ume_pon
→オバマも例外なく、選挙に勝ったら庶民なんかどうでもよくて金持ちばかり優遇し、その恩恵を自らに受けることを優先する姿が描かれていた。これは現状の資本主義においては誰にも非難しようがないことなんだろうと思う。誰だって同じ立場になって清廉潔白を貫けるかと問われたら、難しいでしょう。
ポン介 @ume_pon
→であれば、そのシステムを逆手にとるしか無いってことになる。富裕層が自分たちに都合よく変えていく、その力に庶民は抗えないのだとしたら、可能な限り使うしかないよね。自己破産もそのひとつかもしれないけど、アメリカではその手を封じ、死ぬまで利息だけでも払わせようとしてるようだ。こええ。
ポン介 @ume_pon
→今回は、前回の「刑務所囚人を奴隷労働者とする」ほどの衝撃は無かったけど、それでも十分興味深い内容だった。結局今の現代社会で生きていくにはどうすればいいのかとか、いろいろ考えさせられる内容だった。おすすめ。
ポン介 @ume_pon
金って、本当に恐ろしい発明品だよね。人類史上最も蠱惑的で、融通が利き、おそろしい発明品。ホリエモンや家入氏は「お金なんか道具にすぎない」とか言っちゃうけど、そう言ってる人って例外なくお金に困ってない人なんだよな。困ってる人、得る手段の思いつかない人はそんな悠長なことは考えられない
ポン介 @ume_pon
あきらかに失言だけど、言いたいことは「共通の敵や問題などがあれば、そのために団結しなければいけなくなる」ってことなんだろうね。宇宙人がいいのかな。 / ジャッキー・チェン再び大失態!「地震と津波は世界を救う」失言にブーイング―香港 http://t.co/RMFiY9mdqR
ポン介 @ume_pon
これはどうしようもない。大事なのは、赤木氏が言うように追い出すことで利益を得る側が、追い出された側の今後にもある程度責任を負うことなんだよな。/ <消える書店>ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も(毎日新聞) - Y!ニュース http://t.co/1MRu7HIYee
ポン介 @ume_pon
さっきの(株)貧困大陸アメリカのGM種子の話にも通じるんだけど、いわゆる左派的価値観においては往々に効率化が否定される傾向がある。だけど否定されるべきは効率化じゃなく、その恩恵が一部に独占されることなんだと思うんだよ。これを否定するのは、かつてのラッダイト運動と同じことでしかない
ポン介 @ume_pon
→GM種子が健康に悪い、土壌を破壊するなどの問題を起こしてるのは、たしかに対策が必要。だけど大量に収穫出来るとか効率がよくなることは、否定すべき問題ではないと思うんだよな。それは人類の進化発展の恩恵でしょう。それが一部富裕層に独占されることが問題。あくまでも分配の問題なんだよ。
ポン介 @ume_pon
本屋問題も同じ。早く安く確実に同じものを買えるなら、誰だってそちらを選ぶに決まってる。あえて不便なものを使うのは趣味の領域になっちゃう。不便なものに従事する人の「雇用」をあえて維持することより、「生活」を維持するべきでしょう。働かざる者食うべからず思想の弊害がここにも出てる。
ポン介 @ume_pon
大企業の寡占も、個人的にはあまり問題に感じないんだよね。だって僕は、全部国営化しろよと思う共産主義者なんだもんw それって究極の寡占じゃん。違うのは、その利益が資本家に向けられるのか、人民か。これも分配の問題。株式会社は株持ってる資本家に利益を分配する。人民のためじゃないから。
ポン介 @ume_pon
働かざる者食うべからずとかいまだみ言ってる人は、マジで考え直したほうがいいよ。産業の発展は明らかに富が偏在するようになってきてる。雇用創出なんか、これからはろくに生活できないマックジョブばかり。もう労働で資産を分配するという構造自体が機能不全に陥って来てるんだから。
ポン介 @ume_pon
市場を廃し統制経済にするしかないというのはある意味その通り。労働を資本主義で考え続けたら、いつか庶民は不要になったから死ねということになりかねない。労働を生活費を得る条件にするのをやめるしかない【再掲】需要と供給-池田信夫 blog http://t.co/zj7SCQSuc0
ポン介 @ume_pon
賃金ってのは遊びに使う金だけじゃない。大部分は生きるための必要条件だ。それを労働の需要と供給で考えることが本当に正しいと思ってるのかね? その発想でいると必ず、人が大量に余ったら供給過剰だから捨てる(殺す)べきだという話になる。もうそうなりつつあるって……?(=o=;)
ポン介 @ume_pon
@olnpgoldf あの……せめてなんでそれを調べなきゃいけないのか教えてくれないと、その気になりませんよ。
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