[福島の子どもの小児甲状腺がん比率は、チェルノブイリと比較できるか。]

cyborg001(@cyborg0012)さんの連続ツイートをまとめました。
震災 原発 小児甲状腺がん
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cyborg001 @cyborg0012
福島の小児甲状腺がん罹患率は10万人対45人。これは、国立がんセンター小児甲状腺がん罹患率10万人対0.3人は無論、プリピャチ避難民の子供の罹患率10万人対27人を上回っている。 http://t.co/egGq827eYe
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cyborg001 @cyborg0012
第12回健康管理検査発(15年8月20日)によれば、福島の小児甲状腺がん発症率は10万人対45人。通常の150倍である。図は東京GIGO氏からお借りした。 http://t.co/i3IzMVdMeH
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cyborg001 @cyborg0012
以下の図は、国立がん研究センター直近10年(1999-08年)の10万人対の甲状腺がん罹患率である。小児集団では10万人対0.02人~0.6人であり、子供の甲状腺がんが非常に稀であることがわかる。 http://t.co/AXjkYSJaNS
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cyborg001 @cyborg0012
チェルノブイリ原発事故によるプリピャチなどの避難民の小児甲状腺がん罹患率は、10万人対27人である。後に図で示すが、実はこれはごメリ州よりもはるかに低い罹患率である。ただし、福島はこれを超えてしまっている。 http://t.co/zy18jBpKOx
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cyborg001 @cyborg0012
第11回福島健康管理検査会見で、山下俊一教授は、「チェルノブイリ時のエコー検査の技術は圧倒的に劣悪であった」として、チェルノブイリと福島は「比較不可能」という認識を示す。 http://t.co/faXNxMaINl
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cyborg001 @cyborg0012
山下俊一氏らの長崎大学系の医学者が91年から96年までベラルーシ、ウクライナ、ロシアで事故時0-10歳の子供の被爆検査を行ったことは有名である(笹川医療健康協力プロジェクト)。以下の図を参照。 http://t.co/CagFWJ7f2D
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cyborg001 @cyborg0012
以下の表は、山下俊一氏らの笹川調査の甲状腺検査結果を示している。出典は1997年に公刊されたChernobyl: A Decade Agoろいう論文集からのものである。 http://t.co/Ni08opmYdO
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cyborg001 @cyborg0012
以下の図は、山下教授らの笹川財団検査の結果、および福島との比較である。小児甲状腺がん罹患率は、ゴメリが10万人対92人と圧倒的である。福島の10万人対45人というのはチェルノブイリ全体の10万人対52人に匹敵している。 http://t.co/w1u0383iUz
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cyborg001 @cyborg0012
このように、福島の現状は既にチェルノブイリ地域に匹敵している。しかし、山下俊一氏によれば、こうした比較はそもそも疫学的に「不可能」とされる。本当だろうか。以下の図で示すように、臨床データの観点では両者は決して比較不可能ではない。 http://t.co/3AReQ2GvPa
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cyborg001 @cyborg0012
第一点目に、福島の小児甲状腺がんの腫瘍径は「平均径」、「最小径」、「最大径」、「標準偏差」ともに、チェルノブイリ地域の甲状腺がんと非常によく似ている。 http://t.co/N8GqzdKf1K
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cyborg001 @cyborg0012
以下の図は、86-05年までのミンスク甲状腺がんセンターの818症例、および福島のケースを、腫瘍の平均径および標準偏差で比較したものである。両者はよく似ている。平均直径はともに15ミリである。 http://t.co/zY4kdvVOSa
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cyborg001 @cyborg0012
次に、山下俊一氏本人が行ったゴメリ州の子供の甲状腺がん、および福島のそれを、「最小径」、「平均径」、「最大径」で比較してみよう(以下図)。これも同じく、両者は非常によく似ている。 http://t.co/g5dNHvvtwO
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cyborg001 @cyborg0012
さらに、ゴメリ州19人の症例では、最頻値の平均径15ミリを中心に8-22ミリの間に9割の子供の腫瘍が分布している。これも福島の甲状腺がんの分布とよく相似している。 http://t.co/bCa37Zt4pO
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cyborg001 @cyborg0012
このように、福島およびチェルノブイリ地域の小児甲状腺癌は、腫瘍径があらゆる指標において非常によく似ており、両者の間に大きな臨床的相違は存在しないと考えられる。 http://t.co/BfLMaT6wOl
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cyborg001 @cyborg0012
第二に、山下俊一氏は「エコー技術の進歩」を強調されているが、これも臨床的には疑わしい。なぜなら、10ミリ以上の甲状腺癌は頸部の「触診」が可能とされているからである。クロアチアの症例を見てみよう(以下図)。 http://t.co/7PsU9Yap6t
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cyborg001 @cyborg0012
クロアチアの16人の症例のうち、触診可能な甲状腺がんは12人、リンパ節触診も8人が可能であった。腫瘍の平均径は22ミリである。11ミリ以上の子供の腫瘍は触診で確認できていたことになる(以下表は16人の一人一人の腫瘍サイズである)。。 http://t.co/nKtLibm2yK
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cyborg001 @cyborg0012
クロアチアの症例を福島と比較すれば、福島のケースでも大部分は触診が可能であることが示される(以下図)。「エコーの精度」がほとんど関係がないことが理解されよう。 http://t.co/xVovqYnAYT
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cyborg001 @cyborg0012
このように、腫瘍の大きさや触診可能性といった臨床情報に従うかぎり、チェルノブイリ地域および福島が「比較不可能」とする山下氏の見解には疑問がもたれる。 http://t.co/S292mgKUFN
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cyborg001 @cyborg0012
さらに、重要なのは、スクリーニングで早期に発見され、腫瘍径も通常より小さいチェルノブイリ地域のケースでも、子供の2割以上で初期の「自覚症状」が報告されている点である。 http://t.co/OYYsKgoLpV
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cyborg001 @cyborg0012
ベラルーシの症例を見てみよう。ミンスク国立甲状腺がんセンター752人の患者のうち、163人に「頸部に塊があって不快感を感じる」といった「初期症状」が初見されている。 http://t.co/G4layHSFMX
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cyborg001 @cyborg0012
以下の図は、ミンスク国立甲状腺がんセンターにおける被曝群および散発群(事故後に生まれた子供の甲状腺がん)の「臨床症状」の比較である。被曝群で22.7%、散発群で10.6%の子供が「頸部の癌を感じる」といった初期症状を訴えている。 http://t.co/HHe70pekdA
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cyborg001 @cyborg0012
以下は、ミンスク国立甲状腺がんセンターのY. E. Demidchik教授らの論文からの引用である。スクリーニングで発見された子供でも、2割強で初期症状が初見されていることが理解される。 http://t.co/awOZMVHapr
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cyborg001 @cyborg0012
ウクライナでも同様であり、キエフの内分泌代謝研究所の577人の症例(86-97年)のうち、241人が「甲状腺に腫瘍のような何かが形成されている」といった初期症状をもっていた(以下図を参照)。 http://t.co/H2eoZ6ClWH
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cyborg001 @cyborg0012
ウクライナ内分泌研究所における子供の「自覚症状」についての出典を明記しよう(以下図)。嚥下困難、痛み、呼吸不全といった「急性症状」は5%ほどであり、9割以上が「頸部に不快感を感じる」といった初期症状である。 http://t.co/HAd0CUxqf2
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cyborg001 @cyborg0012
ベラルーシおよびウクライナの子供の甲状腺癌の大きさは、福島とほぼ同じである。前者で2割以上の子供が「初期症状」を訴えている以上、同じことは福島でも起こっていると考えるのが妥当であろう。 http://t.co/lB5mf6eCpZ
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