山本太郎の直訴の意味を解説したら、キチガイ愛国者様に絡まれた件

発端

感想

解説

詳細に解説する。

先ず『大前提』として押さえておかねばならないのは、山本太郎は（新人とは言えど）国会議員である事。国会議員というのは『選挙制度によって国民に選出される事により、権力の一部を信託された存在である』という事。そしてその『付託された権力』を行使するにあたっては『立法府（国会）』で合議を重ねるよう定められている事。

これも同じく『大前提』なのだが、日本国憲法下において天皇陛下は『国民の統合の象徴』であって『権威者』としての権能しか持ち合わせてない事。天皇陛下には『一切の政治的権力が存在しない』事。天皇陛下には政治的命令を行なう権能がない事。

その上での山本太郎のこの行為である。彼は国会議員であるのだから、自己の意見を開陳し権力を行使する『相応しい場』というものがある。そこでの権力行使（つまりは、国会議員としての職務権能責務だ）を『放棄』し、『園遊会』という『天皇陛下と招待客との歓談の場』（つまり、政治的には『相応しくない場』）で自説開陳に及んでいる。

而も会見において『政治利用する気はない』と言ってはいるが確実に嘘である。いや、ひょっとしたら本人も自覚出来ないほど愚かなのかも知れない。『相応しくない場』で天皇陛下に『自説を開陳する』というのは、何か報酬（見返り）を将来的に期待しての事でしか無い。陛下による『政治的強権』（御聖断）なり、『権威的圧力』（相手へのプレッシャー）なりでの『自体の進展』を図っていない限りはこの行為に全く意味は無い。

つまり山本太郎は、日本国憲法に定められた『象徴天皇制』を否定し『国民主権』を否定し『間接的民主主義（議会制政治）』を否定している事になる。

本編－キチガイの誤読

大日本帝国憲法下なら兎も角、現在の日本国憲法には『不敬罪』など存在しない。だから幾ら感情的に赦せずとも、天皇陛下への不敬は『法的には』何の問題もないのだ。

然し、実体法である『日本国憲法』の存在までも『否認』されるような意味合いの発言ではどうなのか。自己の主張を正当化する為には、現行法規定を逸脱・破壊させる事も厭わないような発言であるからこそ『法的にも』問題なのだ。

だからこそ真っ先に憤るべきは『右』ではなく『左』の人間なのだ。

何やら知らぬが、先述の発言が相当気に障った様だ。尤も『右翼よりも真っ先に左翼が憤るべきである＝右だけじゃなく左も憤れ』と言ってるだけである。決して優劣をつけている訳でも右を否定批判してる訳でもないし、更に言うならば天皇陛下を否定してる訳でもない。単に現行憲法の『天皇陛下には政治的権力がない』という内容に従って『天皇陛下を政治的に関わらせようとしている。左よ憤れ』というだけである。それをも読み取れないとは、随分読解力の低い『愛国者様』である。

キチガイ大集合（順不同）

この内何名かは確実に『サブ垢使って多人数のフリをしてる人間』だと思われる。つまりアカの人数＝実際の人数ではない。