ぴく脱色２SS

瑜伽 @EvilPrayer939

表面で作ろって。美談で固めて。そんなので何が楽しいの？ほら、見てよ。貴方自身を。こんなに素敵じゃない？そんなこともわからなくて、何が好き、よ。 胸の奥の言葉が漏れる。驚く彼の顔。 そんな風に自分を貶める貴方は嫌い。 でも、大好きとは言わないの。 @ZelP_t: 底に沈めた筈の嘘

瑜伽 @EvilPrayer939

二人で仕事帰りに見る空は、いつも黒くて、蒼くて、冷たくて。でも、好きな人と見れるその色にいつも安堵してる自分がいた。秒単位で起こる反応と付き合うと、二人で歩く時間が嬉しい。ゆっくりとした時間。この時間が好きでした。 @bot_yubikiri: あるいは幸せだったのかもしれません

瑜伽 @EvilPrayer939

あなたの最期の日、私は笑えていましたか？あなたの好きだと言った笑顔で。あなたの好きだと言った声で愛を囁けたでしょうか？私の全てはあなたでした。あなたに会えて、私がどれほど救われたか、あなたにはそういえば一度も言えませんでした。 @ZelP_t: 闇に溶ける君の背に そっと囁いた。

瑜伽 @EvilPrayer939

笑顔で刀を突きつける。 @fantasyodaibot: 「ハッピーエンドなんて詰まらないだろう」 そして笑う。壮絶な笑み。その笑顔の裏の顔、泣き虫な主を、僕は抱きしめ守りたいと思った。

瑜伽 @EvilPrayer939

懐かしい本を手にとった。遠い遠い昔に読んだ、懐かしい本を。分厚いソレを眉をひそめながらながら読んだっけ。ふと、ページが折られていることに気がつく。本のページを折る事はないというのに。ページを開く。そこには。 @yoiyami_inori:（Unknown bookmark）

瑜伽 @EvilPrayer939

試験管の中のアカ。美しく儚く消えるアカ。さて、実験は成功か否か。試験管をゆらゆら、ゆらり。液面に波が立つ。嗚呼これを早く飲ませてやろう。被検体のリストを浮かべる。答えは直ぐには出ないらしい。 @garanbot: 真っ赤なお前のアンサーを、ゆっくりゆっくり待ちましょう

瑜伽 @EvilPrayer939

教室でぼんやりと窓の外を見ていれば、頭を叩かれる。「お昼」「ん」気まぐれな母の作った弁当を片手に、中庭へ。そこには既に多くの妹の友人が居て、妹を手招きしていた。笑って友人の方へ妹をやり、屋上へ。空は蒼い。妹は楽しそうだ。これ以上の幸福はない。 @j_on_m: 笑う昼下がり

瑜伽 @EvilPrayer939

もしも。自分がヒトノコではないと知ったら？もしも。俺が生きる為に誰かが何かをしていたとしたら？俺が為す一つ一つの行動に意味を持たせなければならないのか。それとも自由という束縛を甘んずるのか。俺はどうやら…… @yoiyami_inori:満足に生きることも楽に死ぬこともできない

瑜伽 @EvilPrayer939

例えば、死に様は人それぞれではなかろうか。美しく五体満足でも、人の恨みを買う死に様は醜かろう。そんなことにはあなたにはなって欲しくないなんて、自分の欲には呆れるけれど、それでもやっぱり綺麗なあなたが好きなんだ。 @bot_yubikiri: 見惚れるほどに綺麗なだけのあなたが好き

瑜伽 @EvilPrayer939

右目を無くしてから時間(とき)の感覚が無い、そういえばこの燻る炎を理解できるか。右目を無くしてから視ている感覚が無い、そういえばこの胸のうちの嵐を理解できるか。女でも酒でも埋められぬ穴を穿った奴を @bot_yubikiri:憎しみ続けて早百年 俺はどれほど近づけたか。

瑜伽 @EvilPrayer939

夜桜の宴。舞姫への賛辞は止む事を知らない。ふと、舞姫は掌を空へ向ける。先にある、薄紅の、一片。妖艶な笑みと共に口から出た言葉は、艶(つや)やかに、艶(あで)やかに。観客はその仕草に見惚れる。舞姫の言葉は、誰も知らない。 @hamidesou:零るるは嘘か桜か

瑜伽 @EvilPrayer939

ぐいぐいと頭をなでられた。死神に、負けた。理想を、踏み躙られた。許さない。許せない。倒れた地面は白く、所々に血の赤が飛び散る。伏せていた目を開けると、驚いた顔の彼女。男嫌いと宣うたのは彼女自身ではなかったか。「よく戦ったよ、アンタ」その一言が胸に染みた。何故か、涙が出た。続く

瑜伽 @EvilPrayer939

@EvilPrayer939 この微温湯に暫くは浸かっていても良い、そんな微温い考えが頭を過ぎる。死神への恨み、憎しみ、そんなものを超えた所で、僕はただ仲間の笑顔を見ていたいと思った。守りたいとは思わない。ただ、見ていたかった。

瑜伽 @EvilPrayer939

暗い暗い夜の空。見えるのは白い月のみ。こんなところに棲みついて楽しいのか？そう聞かれる。楽しい訳でも楽しくない訳でもない。ただ、無限に広がるこの黒を現す黒を探してるだけなのだから。 @hamidesou:星のないこの夜をいつかの君も見ただろうか

瑜伽 @EvilPrayer939

めも Καλωσοριτε　οτην　Αδηｓ 冥府へようこそ

瑜伽 @EvilPrayer939

絵筆を投げ捨てる。イーゼルを前に寝転がると、筆を差し出された。「描くのは、疲れます」僕は笑う。寂しげに、人はそう言う。「描けよ」もう一度筆を突きつけられる。何故と問う言葉は喉にひっかかったまま。 @yoiyami_inori:貴方らしい絵を描いて 想いなんてわからないから。

瑜伽 @EvilPrayer939

ーがガキをこさえただか拾っただかしたらしい。何故かうちにやってきた。「これ以上は無理」知ってると、笑う。ならば、何故。連れてこられたガキを見る。 @ZelP_t:漆黒の瞳、その奥には光 「大物になると思わないかい？」ハハッ知らねェな、と手を振る。数十年後のガキを想像しながら。

瑜伽 @EvilPrayer939

不思議な人だと思った。異国味溢れている、というかこのあたりでは見かけないというか。褐色の肌に数々の宝石がはえる。部品部品、完成している、というのか。歩法も変わっている。しゃなり、しゃなり、まるで @nodokiri:星を歩く かの如く。 ころーなさんとスィヤハ

瑜伽 @EvilPrayer939

憎き敵の手の内にあれど。親しき見方の援護あれど。 @yoiyami_inori:あの世へ行こう ただ、この世を楽しもう。その一言と共に飛び出していくあなたを止める術を私は知らない。 女性→雷 女性は誰を意識してるでもなく。

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勝ち誇ったように笑う目の前の同期。「昨日の、」「へーへー」がさごそと取り出した簡単な教書。「巫山戯てる？」「いやァ？」ケタケタ笑って手合わせの勝者へ景品を。 @yoiyami_inori:Yesterday, you killed me 明日は俺が勝ってやる。

瑜伽 @EvilPrayer939

梁塵秘抄がどこからか聞こえる。つられて俺も歌い出す。「遊ぶ子供の声聞けば我が身さえこそ揺るがるれ」 @yoiyami_inori: 母親の胎の中で聴いた歌 そんなものなどありはしないが、ただただ母のこの歌と舞は好きだった。

瑜伽 @EvilPrayer939

「うるせー、仮眠は俺が先！」「いやいや、遅れて藤原さんが来たんでしょう？」ぶすくれた若人二人。「いいよ、じゃぁ譲ってやる」 @yoiyami_inori:宵の宵の宵の御山のお狐さんの寝床には 明の明の明のお空のお龍さんのいたづらが 十種くんと雷 十一番隊時代

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「やめて。優しくしないで！」スィヤハ「いじめられたい？へぇ……でもきっとそんなので泣いてるより笑ってるあなたの方が何倍も魅力的だ」 http://t.co/cARfyZrB76

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「僕らは誰かが言ったことのある言葉をただ繰り返すだけさ」スィヤハ・リュズキャル「その中でオリジナルを創る事、それが僕らの胸のうちの言葉になると思いませんか？」 http://t.co/cARfyZrB76

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「この強大な力と永遠の命を持ってしても、人は孤独には勝てないものだ」雷「それは誰よりも分かってる、つもりだ」 http://t.co/cARfyZrB76