酒井若菜 映画「風立ちぬ」の感想

酒井若菜さんが、映画「風立ちぬ」を鑑賞して感じたことを、連ツイしてましたので、まとめました。
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酒井若菜 @sakaiw99

ようやく鑑賞「風立ちぬ」 とてもとてもとてもとても素晴らしかった 好みが分かれるのも理解できるなぁ 私的には今年のベスト映画です あーレミゼ… あーどっちもベスト映画です あーいや風立ちぬです あーちょっと待って あーオススメはレミゼ、独り占めは風立ちぬ、な感じか うんそんな感じ

2013-10-30 22:34:34
酒井若菜 @sakaiw99

風立ちぬ 二回目観た はぁぁぁぁ 公開されて三ヶ月半 毎日誰かがこの作品を観てきたんだなぁ 明日も誰かがこの作品を観るんだなぁ すごいなぁ それが映画のいいところ はぁぁぁぁ

2013-11-06 19:34:32
酒井若菜 @sakaiw99

風立ちぬ 序盤で主人公の親友が「東京は壊滅だ」と、火の粉舞う中で煙草を吸った瞬間が、この作品に心委ねた瞬間 真実には「残酷」だけじゃなく「呑気」も必ずある 戦争、地震。太刀打ちできない個人の力 思想、言論。それすら自由ではない時代 空想。いいね いいよね 空想と呑気の相性

2013-11-06 19:54:12
酒井若菜 @sakaiw99

悲劇を繰り返さぬよう、警告として作品をより悲劇的に描くのは当然 でも私はそこにある「間」が好き 悲劇の「間」にある喜劇を呑気と仮定すると、戦時中東京にいた私の祖母は、B29が来ると「ありゃすごい」と眺めたり、槍突きの訓練を受けながら「いやいや鉄砲に槍で勝てないでしょ」と思ってたり

2013-11-07 02:58:19
酒井若菜 @sakaiw99

足が悪くて戦争に行けなかった祖母の父と二人で温泉療法しに旅行したり そういう史実や作品に残らない「間」って絶対あったよな、と思う そして戦時中、祖母にとって一番の恐怖体験は信濃町でのっぺらぼうを見たことだったという 戦争経験者にだって戦争以外の話もやっぱりあって、

2013-11-07 02:58:28
酒井若菜 @sakaiw99

そこには笑顔もやっぱりあって どんな悲劇の中でも喜劇が必ずあることは救いで、人間の強さ だから喜劇的な呑気っぷりを一概に「不謹慎」と常識的に括ることはないと思う 常識的じゃないのは戦争そのものだから だから、風立ちぬの友人の煙草を吸うシーンの嘘臭さが、却ってすごくリアルに感じた

2013-11-07 02:58:37
酒井若菜 @sakaiw99

まぁそのシーンは、戦争じゃなくて、関東大震災のシーンなんだけど でもなんか、そういう感じが好きで、当時の時代背景の中に「個人」が抑圧とは違う形で描かれてるシーンがある風立ちぬって、信頼できるんだよなぁ 心を痛めつけることはできても、縛ることは、戦争にも災害にもできないんだな、って

2013-11-07 03:04:53
酒井若菜 @sakaiw99

連続ツイートすると、読む側混乱するね ごめんなさいな 下から読んで

2013-11-07 03:10:57