- greennomarimo
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「先輩~♡♡、うっ!?」背中からドンっと衝撃が走る。流れ作業のごとく肘鉄砲で応戦。『寄るな触るな息するな』「そんな辛辣な言葉も素敵っス♡」残念ながらこの変人モデルくんに日本語は通じないようだ。笑顔が返ってきて慌ててその場を去る。 #黒バスプラス 赤くなるなんて私もよっぽどだ。
2013-11-02 11:48:43「な、んだよ」後ずさる笠松先輩。どうしよう、追い詰めてしまった。彼の背が壁につく。見上げる瞳。どん、と両腕で彼を挟む。「お前、だからなんッ…!?」思い切り、目の前のネクタイを引っ張って口付けた。勢いに乗った彼の体重を支え切れず倒れ込む。先輩に馬乗りにされた、やっと。#黒バスプラス
2013-11-02 12:02:188年ぶりに会った笠松先輩はメーカーに務めているらしい。見慣れない彼の腕時計はオメガ。稼ぎいいのね。誘われて入った個室居酒屋。目の前で焼き鳥を頬張る彼。その左手に、輝くシルバーリング。「女々しいだろ」彼はそれを外し、私の前に差し出した。「解ってるのに捨てられなかった」#黒バスプラス
2013-11-02 12:07:34差し出した指輪は、8年前のクリスマスプレゼント。彼が私にくれた最後の贈り物。まだ、私の指にも嵌っている。「やり直し、出来ると思うか」笠松先輩の手が延びて、私の左手に絡む。する、と撫でられる。「俺は、やり直したい」強く握られた左手。止まっていた時計が、やっと動き出す。#黒バスプラス
2013-11-02 12:11:33黄瀬 年上で世話焼きなお姉さんが隣の家で幼馴染...なんてどこの少女漫画だろう「涼太ネクタイちゃんと結びなよ」「だって覚えられないんッスよー」文句を言って少し背伸び気味にネクタイを結んでくれて、俺が覚えられないなんてあり得ないのに #黒バスプラス 少女漫画だったらどれだけ楽だろう
2013-11-02 13:13:29「お前さ、授業中はその帽子はずせよ」ぶっちゃけ邪魔なんだよと、私の頭にある魔女の帽子を指しながら言う青峰くん。どうせいつも寝てるじゃないですかと返すと、うっせーと頬をつねられる。手荒な真似をすると更に黒くしますよと、私はステッキを振りかざす。今日の私は魔法少女だ。 #黒バスプラス
2013-11-02 13:25:37「休日の昼間っからゴロゴロしてんじゃねーぞブス」部屋で寝ころぶわたしの背中を踏むのは勝手に入ってきた彼氏様。「つか何この部屋、きたねぇ。女の部屋かよ」とか言いながらその辺にあるクッション足で退ける大輝。「さっさと支度しろ」ってなんだかんだ待つ系彼氏。 #黒バスプラス
2013-11-02 13:33:36何の予定もない休日、ふらっと街へお買い物。道路の向こう側に片想い相手の彼を見つけて。普段見ない私服姿にかっこいいなぁなんて思ったり。鼻歌混じりの信号待ち。青になったらまっすぐ高尾に走っていくの。#黒バスプラス 見ているだけで幸せなんて嘘だから。
2013-11-02 13:44:23「こんなかにオレの気持ちが詰まってるんだし」と手渡された袋の中にハートの絵やloveの文字が入った小さなキャンディーがぎっしり「でも…オレが○○ちん好きな気持ちはそんだけなわけないけどね」と呟いて足早に立ち去ろうとする彼の頬は紅くて #紫原プラス #黒バスプラス
2013-11-02 14:06:40校庭に後ろ姿を見つけて、おーかーむーらー!って呼ぶと周囲を見渡してきょろきょろする岡村。上!って叫ぶと3階にいる私を見つけて、手を振ってくれて。大好きー!って叫ぶと固まって。 #黒バスプラス 隣に立ってた福井が呆れ顔で背中に蹴りを入れたのがハイライト。
2013-11-02 14:19:16緑間君と勉強、なう。教えてくれるのはありがたい。分かりやすい。でも一つだけ不満いいですか。「緑間君、その、近くないですか」なぜ広い図書室で隣に座っているんですか、なぜ向かい側に座らないんですか。なぜ「一番人事が尽くせる距離なのだよ」……もうなにもいわないです #黒バスプラス
2013-11-02 14:26:42電車で座ってたら隣にかっこいい人が座ってきた「立て」「え?」ぐいって腕引かれて電車の端に立つ「大輝、なんで?」「...お前、あいつかっこいいとか思ったろ」「...すみません」 #黒バスプラス 野生の勘ってやつですかね、「俺だけ見てりゃいーんだよ」
2013-11-02 15:03:49朝、寒くて布団から出られずにいると部屋のドアが開く。「おい、いつまで寝てんだ、遅刻すんぞ」声の主は私から布団を剥ぎ取る。「さっむ!まこちゃんひどい!」「ふはっ、のろま。先行くぞ」なんて言いつつしっかり待ってくれる優しい幼馴染。 #花宮プラス (「遅刻遅刻ー!」「お前のせいだ!」)
2013-11-02 15:04:48「あまーいおいしーい」って上機嫌で金平糖を一粒ずつ食べる紫原君。なんだか意外…って呟くと「金平糖はいっこずつ食べるからおいしーんじゃん!ほら○○ちんもあーん」ふにゅりと口の中に押し込まれた金平糖「ね?おいしーし」目の前に金平糖より甘い笑顔 #紫原プラス #黒バスプラス
2013-11-02 15:25:26手触りの良いもこもこ素材のルームウェア。自分で触ってても気持ちいい。『みゃーじさん、もこもこです!』「日本語話せ、それに俺は清志なんですけど…おー、ふわっふわだな」とすりすりしてくる。まるで子猫のように。なんだかかわいくて、きよたんと呼べば引っ掻かれそうで呼べない #黒バスプラス
2013-11-02 15:41:14宮地が部活オフで一緒に帰れることになって。ただ久し振りすぎて恥ずかしくて手も繋げない。あーどうしよ、なんて思ってたら後ろから「宮地さん今帰りっすかー?」なんて後輩君の声。そしたら宮地が「これからデート」ってぎゅっと手を握ってきて。 #黒バスプラス わりとしにそう
2013-11-02 16:04:27「ねえねえ、俺と遊ぼうよ」道を歩いてたら突然腕を掴まれた。何とか必死で逃げるが家に帰って彼にすがりつく。「よしよし。怖かったですね…」「テツくん…うぅ〜…」「君は僕だけのものなのに。…愛してますよ、○○さん」 #黒バスプラス 自然に彼女を押し倒す黒子っちの突然の男前さに胸熱
2013-11-02 16:05:32放課後、帰ろうと廊下を歩いてたら向こうから伊月君が来て。「ばいばい」って笑って手を振られたから、小さい声でばいばい、って返して走って逃げた。心臓ばくばくしてるよ伊月君。片想いって痛いね伊月君。 #黒バスプラス 反対側で伊月君が同じ想いをしてるなんて知らずに、ただ走ってた。
2013-11-02 16:16:05「なーんか甘えたそーな顔してるっスね」そう言って黄瀬が顔をのぞき込んできて。別に、なんて単語でしか返せない自分の可愛さが憎い。自分で冷たくしたくせに、反応が怖くて顔が見れない。「んー、じゃあ勝手に甘やかすんで」甘やかされてね、なんて #黒バスプラス 黄瀬君本気出します
2013-11-02 16:21:26諏佐先輩、って話し掛けたら横からにゅって顔を出す今吉先輩。「なーんで諏佐呼ぶん?」って若干拗ねた顔で。え、あの、ってどもってたら「彼氏はほっとくんか」って声が低くなって。え、って泣きそうになったら「そろそろ止めてやれ今吉」って諏佐先輩の助け舟。 #黒バスプラス 嫉妬今吉
2013-11-02 16:27:1111月に入り、寒さがいっそう厳しい季節になってきた「寒いー」「これ使ってください」テツヤからジャージの上着を渡され「えっ、でも…」「貴女が風邪でもひいて会えなかったら嫌です」 #黒バスプラス #黒子プラス という男前な黒子っちください
2013-11-02 16:31:35グレ黄瀬と女の子。あー、バスケってこんなつまんなかったっけ。ボールを指の上で回しながら。「…何か用っスか」でもいつも俺を見にくる奴がいて。怠そうに座って見上げていた俺と目線を合わせて、ただ一言。「がんばってる黄瀬くんすき」なんて笑顔で。#黒バスプラス 恋物語の始まりは、ここから。
2013-11-02 16:31:40「木吉、そうやって屈んでくるのやめて」「別にわざとじゃないんだけどなぁ」と、いつもの攻防戦。「子供扱いされてるみたいで嫌」「…ふふ」「ほらそうやって笑う!」そしてまた、拒む声が聞こえる。#黒バスプラス 「(その目つきすら可愛いなんて言ったら、お前はさらに怒るんだろうなぁ、)」
2013-11-02 16:35:16宮地と彼女の電車。隣に座るみゃーじの肩に頭を預けて。「わたしもみて」携帯ばっかりずるい、ずるい…!「いつも見てる」携帯から視線を外さずに、空いてる手で頭をぽすぽすと。「いまは」「みゆみゆ」「すねるぞ」「もうちょいの辛抱」あとで嫌ってほど構い倒してやるから、なんて。#黒バスプラス
2013-11-02 16:38:28輝いてる光に手を伸ばせるわけない。隣にはあんな綺麗な子がいるんだから…。ふと声を洩らす「好きだよ青峰」「ΟΟ」振り向くと青峰が「なんで」「お前がこっちにいる気がしたから」「…さっきの聞いてた?」「おぅ、俺も好きだ」 #黒バスプラス #青峰プラス 私はまた手を伸ばしていいの?
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