揚げ物さんの漫画・イラストに関するつぶやきまとめ
漫画やイラストを描こうという意識はとりあえず忘れて、自分の身の回りにあるあらゆるモノを毎日描いてみるといいと思う。僕の師匠は学生時代、喫茶店の窓際の席に座って街ゆく人々をスケッチしまくったと言っていた。
2010-10-04 20:58:16パース理論などを勉強するのは、ある程度基礎的なデッサン力を身につけてからにするべきだと思う。でないと、パースの理屈は理解できても、「絵になる」様な構図の取り方やパースの設定の仕方が身に付かない。
2010-10-04 20:59:37「センス」の一言で片づけてしまうのは簡単だけど、実践を通じて身に付くセンスというのもある訳で、「センスがあれば技術はいらない」というのは詭弁だと思う。ごく希にそういう人も居るには居るけど、自分もそうだと思うのは創作における自殺に等しい。
2010-10-04 21:04:01最近は「楽に手っ取り早く」的なハウツーがもてはやされている感があるけど、僕の四半世紀に及ぶ経験からの実感では、遠回りが実は一番近道。一見近道に思えるショートカットの先は袋小路の事が多い。
2010-10-04 21:09:24いつのまにかブクマ500ユーザーになってた。 ギターの描き方(僭越ながら) | 揚げ物 http://p.tl/i/8400124 #pixivtweet
2010-10-05 20:59:13手描き背景を専門としてると、80年代後半にリズムマシーンに驚異を感じたであろうドラマーの気持ちはこんな感じだったのだろうかと思ったり思わなかったり。
2010-10-07 21:45:45これだけ打ち込みが普及しても生演奏やバンドサウンドの地歩は全く揺るがなかった事を考えると、手描きの漫画が廃れるとは考えにくい。配信媒体は変わっていくかも知れないけど。
2010-10-07 21:47:29@orii2009 現場としてはもっとシステマチックになって欲しい部分もあるんですけどねw 現状では作家個人の負担が大きすぎます。その過大な負担については「好きでやってるんだから」の一言で片づけられてしまってるのが現状なので…(苦笑
2010-10-07 21:52:41@orii2009 デジタルトーンワークだと、細かい削りによる表現の限界が低すぎますね。無限に高い解像度とアナログ描画と同じ感覚でそ操作できるユーザー・インターフェースがあれば原理的には再現可能な筈なんですけど、現状ではまだまだ理想には遠いです。
2010-10-07 21:55:21他に現場のテクニックとしては、トーンを重ねた時のモアレを意図的にコントロールして画面に合った効果的なパターンを作り出す事があるんですが、これもコミスタで実験したらアナログの様には行きませんでした。
2010-10-07 21:57:55あと、これはペン入れなどもそうですが、アナログで高度な技術を身につけてしまった人にとっては、コミスタの方が面倒というのがありますw 単に慣れって事もありますが、楽器が弾ける人は打ち込むより弾いてしまった方が早い的な部分は漫画・イラストにもありますw
2010-10-07 22:00:27@orii2009 350~600dpiくらいだと、トーンのドットが「円」じゃなくてピクセル状なのが一番問題な気がします。だから削りにしてもモアレにしても、アナログで描いて取り込んで2階調化するのとは違ったものになってしまうんですよね。
2010-10-07 22:03:07@nankado 実際、アシスタントの需要は確かに減ってますね。代わりにPCオペレーターの需要が増えてます。ただ、製造現場と違ってコストダウンが価格競争力に繋がる訳ではないので、一定の需要は今後もあると思います。
2010-10-07 22:09:17コストという点では、やはりスクリーントーンの購入費はバカにならないので、トーンワークのデジタル化はもはや趨勢でしょうね。製造メーカーが潰れたり撤退しないという保証もないし。
2010-10-07 22:12:02背景等に関しては、あとは作家先生の考え方次第でしょうね。絵にこだわりのある作家なら、3Dや素材の背景で自分の描きたい「絵」になるかどうかがポイントになりますし、状況説明と体裁さえ整っていればいいという人だったら素材まんま使う事にも抵抗無いでしょうし。
2010-10-07 22:16:223D背景素材については、パースを取る為の補助として活用しつつ、最終的には手でトレースしつつ微調整、というのがウチの現場でのスタンスですね。
2010-10-07 22:18:56@orii2009 現在では出版や製図の現場でスクリーントーンが使われる事は殆ど無いと思うので、日本の漫画が唯一のスクリーントーン市場かも知れませんw
2010-10-07 22:23:53確か小林源文だったか、「10年、20年掛けて初めて描ける様になる絵というものがある。しかし最近の漫画は3年で描ける絵ばかりだ」とおっしゃってたと記憶してます。
2010-10-07 23:03:34僕が思うのは、絵を描く時に常に新しい何かにチャレンジをしないと上手くならないと思う。自分には無理、と思いこんで苦手意識を背負っているとなかなか克服するのは難しいと思う。まぁ人によるんでしょうけど。
2010-10-09 21:50:28@orii2009 極端な例だと、描くのが楽しいからと自分の得意なものばっかり描いていたら、それしか描けない人になってしまいますよね。苦手を克服するにしても当たって砕けてばかりではモチベーションが続かないですし、やはり戦略的な視点は必要だと思います。
2010-10-09 21:54:41