リプくれたフォロワーさんを自分の世界観でキャラ化するまとめ
猫収集家(@f_gesi ) 近頃都内で数多の野良猫が忽然と姿を消すといふ事態が頻繁に発生しておりますが最近では飼い猫まで消えたと云ふ報告があります これは陰で猫を操る猫収集家なるものの仕業だといふ噂を聞きました この噂が本当だとしたら非常に不可解且キミョウな事件であります
2013-11-30 22:36:00但しこの猫収集家という存在(@f_gesi )は何しろ見た者が居らぬので、本当に居るのかどうかも分からない、人間なのか狐狸妖怪の類なのかも分からない ハテサテ真相は闇の中と云ふことだそうです
2013-11-30 22:42:58帽子屋さん
ピカレスク小説に憧れる少女(@mad_hatter_we ) 花のパリかロンドンか、月が鳴いたか不如帰 謎の男がありとあらゆる悪と名のつく所業をこなす そんな小説に彼女はのめり込んで云った 貯めた小遣いで新刊を買う あなたに憧れていても、私は盗みはしないのよ あなたに会う為だもの
2013-11-30 23:51:23明治44年、『ジゴマ』という映画が浅草の金龍館で封切られるや否や、爆発的にヒットした
この映画はジゴマという名の悪漢が活躍するピカレスク小説を大幅に脚色したもの
ヒットを機に、日本でも独自の映画や小説が作られた
ジゴマは社会現象にもなる
小学生はジゴマごっこをし、「ジゴマる」という言葉も生まれた
更にはジゴマの手口を真似た犯罪が起きたり、不良少年団は東京ジゴマ、血桜ジゴマなど名乗ったり、そういう犯罪をジゴマと呼ぶようになった
そして警視庁により、大正元年にジゴマと名のつく映画の上映が一切禁止されてしまった
畝傍さん
玩具屋(@unebi ) 向かいに出来た活動写真館に今はすっかり客を取られてしまっている 彼は冬になると雪を集める そして静かな店内で、唯一の趣味である顕微鏡を取り出す 雪の結晶をスケッチすることが彼の楽しみなのである 客は減ったが、彼の楽しみは衰えない
2013-12-01 02:08:08きょまさん
懸賞小説に応募する学生(@kyoma_mol ) 萬朝報という新聞の懸賞小説にちょくちょく応募している いつも紫色のインクで書いており、そのことと、いつも恋愛小説を応募してくるので新聞社内で「紫の上」とあだ名されていた 小説の内容は何故かいつも男女の三角関係ばかりである
2013-12-01 01:12:06新聞『萬朝報』では毎週のように小説のコンクールを開いていた
萬朝報の記者であった森田思軒によると、毎週少なくても50通、多い時は150通ほどの応募があったそうだ
はるさん
幇間(@achamoth_haru ) 我侭な芸者たちに囲まれ、更に我侭な主どもに囲まれお座敷遊びを盛り上げる太鼓持ち さあ今日も修羅場にてお道化者を勤めまする……修羅場が本当に修羅場になって刃傷沙汰になりかけ、「大変だね」と客に肩をポンと叩かれて涙が出そうになったでござるの巻
2013-12-01 00:34:55@achamoth_haru そもそも刃傷沙汰になりかけたのは肩を叩いたお前が原因なのであってその煮えきらぬ態度と移り気を何とかしろと言えるものなら言いたかったの巻
2013-12-01 00:46:28