林信行 @nobi 氏による「SEEDS Conference 2013」まとめ 2

Nobi Hayashi 林信行 @nobi

#SeedsConf の今日のランチは福島県の矢祭米。福島最南端、東京までも3時間だが原発までも3時間。年寄りの農業人口多い福島県、実は震災前から大変で一部の大型化した農家しか残れない状況。そこで農業法人つくって小さい農家守る試み始めたとこで震災、そして風評被害…農業法人でんぱた

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たまたま同じテーブルにいたあきたびじょんの丑田さん、勇気出して話しかけてみたら素晴らしい出会いになった。地域支援のいいヒントたくさん頂いた！美しい村とも繋がった。今度、絶対に岡山の西粟倉に行く！ #SeedsConf [pic]: http://t.co/1iORl4cKxu

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#SeedsConf 第二セッション、軸の座スタート。まずは石油オタクの大場紀章さん:25年前、小学生の頃、科学雑学時点で読んでから石油など有限な資源のことを考えている。その頃から世の中、何を見ても裏にあるエネルギー考えるように… http://t.co/Qeg6Q6JpRw

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大場: 作文苦手だったのに石油の作文で全国一、30万円の賞金もらいエネルギーの道に行くことを決意。でも、どこの大学に行くべきかわからず、枠組みのない京大の理学部に。凄く勉強したが挫折に次ぐ挫折。何やっても無駄だなと思い、何にも役にたたなさそうな物理の道 #SeedsConf

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大場: 一度エネルギーの道捨てたが、ある日、本屋で関連本見て引き戻され気がついたら専門家に。ただ、他の専門家と違うのはエネルギー企業に勤めたことなく、一切のしがらみがないこと。そこでぶっちゃけて言うと本当の事は誰にもわからない。断言してる人は知らない人 #SeedsConf

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#SeedsConf 今、原子力なくても電力がまかなえているのは、火力を昔はなかった特例でほぼメンテナンス無し。一日に3時間だけ停めて、まだ何千度もある配管を手作業で毎日入れ替え続けてるから。だんだん、停電のリスクは高まってきている。これは持続可能は状態ではない。

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#SeedsConf 大場: エネルギーの話では電気ばかりが注目を集めるが、それはエネルギー全体の24.5%に過ぎない。石油製品の比率が圧倒的で半数近く。豚肉食べても豚見たこと無いのと同じで石油は使っても中東のこと知らない。米国の中東依存度は10%だが日本はどんどん上がっている。

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#SeedsConf 大場: 中国の次に石油の消費量が多い国はサウジアラビア。下手したら輸出できなくなる消費量になる。だからサウジアラビアで原発を作ろうとしている。

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#SeedsConf 大場: 人はどの時代も奴隷を従えて発展してきた。一人当たりのエネルギー消費量を奴隷として換算すると、324人てま2位のロシア207人と比べても圧倒的で業が深い。 国の問題か自分の問題か。見方によっても考え方が変わる。民主的に考えをまとめるしかない！？

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#SeedsConf 大場: エネルギー問題、全員を守ることはできない。誰かを守る代わりに誰かをあきらめなければならない。

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#SeedsConf つづいて二部の第二スピーカー、京和傘 日吉屋 5代目当主 西堀耕太郎さん。ミドリムシの話に感銘受けて緑の傘でプレゼン ;-) http://t.co/7ol9it2Me1

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#SeedsConf 西堀さん: 伝統は革新の連続。和傘は奈良時代からあるが、今、現役で傘をつくっているのは全国でも十軒くらい。日吉屋はその一つで150年目。和傘の最盛期は昭和のはじめ頃で年1400〜1700万本。当時は伝統工芸品ではなく日用品。今は絶滅寸前。

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#SeedsConf 西堀: 日吉屋は妻の実家。新たに「老舗ベンチャー」の志で再生を目指すことにした。 http://t.co/T93YANxU6o

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#SeedsConf 西堀: 京都の和傘屋も昔は200軒が今は日吉屋1軒。和装は洋装に変わり和傘は洋傘経て今では使い捨てのビニール傘が主流になってしまっている。でも、日本の傘の年間総販売本数は1億5000万本で人口より多い。海外は雨降ってもささない人多いが日本人は傘に親しみがある

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#SeedsConf 西堀: 江戸時代、一般庶民は便利な生活用具として傘を愛用。歌舞伎などでは演目の中で重要な役割を果たすことも多い。だが、和傘は基本的に和装小物で和装が廃れた今では伝統工芸品になってしまっている。伝統のレッテルを貼られると持続するのが難しい。

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#SeedsConf 西堀: スマートフォンやタブレットは人気でも日吉屋がアップルやサムスンになれない。その代わり、彼らには和傘を作ることはできない。和傘は骨組みが多く美しく、陰もきれい。そこで和傘の技術を使った照明器具の古都里 http://t.co/OchbFEuEQL

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#SeedsConf 西堀: 和紙に油を塗って天理干しするのが和傘。和紙から透けてくる光の美しさを活かして照明器具のシェードに。古都里は、こういう分野なら特徴を活かせると思って作り始めた。

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#SeedsConf 西堀: 今では竹と和紙以外の素材としてスチルなど新しい素材での挑戦や骨は竹、バイオ素材 自然素材も試みている。日本では年間1億5000万本と考えると環境にいい方がいい。Umbrella House、家になる傘も開発。

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#SeedsConf 西堀: 傘でつくった茶室「傘庵」やファッションウィークでデビューした「WAGASS Dress」と言った試みをしてきたことで、様々なメディアでも紹介されるようになった。

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#SeedsConf 西堀: 色々とチャレンジを続けると、そこに価値を感じてくれる人が出てくる。今は海外にもネットワークができた。パリのメゾン エ オブジェ始め様々な展示会に出展。裏に伝統があるから人々に何かを感じてもらえる。新しい挑戦するから先へは続くことが。伝統と革新は両輪

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#SeedsConf 日吉屋さん、2011年のミラノサローネにも出展したのか！西堀さん、見たことあると思ったらそこで話したのかも！きっとトルトーナでの展示だ。

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#SeedsConf 西堀: 上海のスターバックスもユニークさ、オリジナリティなどが評価された。来年開業の京都リッツカールトンのエントランスも。目指すは一過性のものではない。今は新しくとも、数十年後には、誰も発明者を知らない普段の日常の中のモノに。そうなれば革新が新たな伝統になる

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#SeedsConf 第二部三番目のスピーカーは数学者の合原一幸さん「社会に役立つ数学 〜カオスからドレスへ〜」。「驚きの数学」という本を出したら驚くほど売れず逆に驚いたそうです 笑 http://t.co/qyILdiTwyg http://t.co/UccVwwe6Ph

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#SeedsConf 合原: 神社やお寺でお願いする時に何も思い浮かばない時は「いいことばっかりありますように」と拝んでる。これホントに便利ですよ。売れなかった本自慢、コレクション話と話面白い 笑 合原氏は数学をやらせて脳の働きを研究すること。

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#SeedsConf 合原: いわゆる数学は論理の話だが我々の研究は現実の世界の現象を数式で表し(数理モデル)数学として扱う。ここで肝になるのが非線形の数学。多くの人が学校で一番最初に触れる非線形は二次関数。今日はこの二次関数でドレスをつくる話に！？/少しANREALAGE的？