学術の動向 2013年6月号「特集:高レベル放射性廃棄物の最終処分について」

1

関連まとめ

まとめ 2012.12.2 日本学術会議主催学術フォーラム「高レベル放射性廃棄物の処分を巡って」 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/163-s-1202.pdf ◆映像 [1]http://www.ustream.tv/recorded/27435173 [2]http://www.ustream.tv/recorded/27437415 [3]http://www.ustream.tv/recorded/27439767 3331 pv 45 1 user 1

J-STAGE もくじと一部抜粋

らいあ @Sucha_Para

〈10万年保証の場所は選べない〉重要なのは、「10万年経ってみたら地震の影響を免れた」という場所が日本に皆無ではないかもしれないが、あらかじめ(たとえば今後20年間に)そういう場所を特定するのは不可能だということである。

2013-07-10 06:38:18
らいあ @Sucha_Para

「今後10万年間地震の影響を受けない場所がどこかに存在する」という命題Aと、「選定された特定の場所が今後10年年間地震の影響を受けない」という命題Bとはまったく異なる。

2013-07-10 06:41:57
らいあ @Sucha_Para

「第2次取りまとめ」は命題Aを不完全に述べて、処分地を適切に選定すれば地震の影響を回避できるという実際上無意味なことを言っているにすぎない。安全評価や処分地選定の技術的検討についても記してはいるが、前節で述べたような命題をクリアできるものではない。

2013-07-10 06:42:25
らいあ @Sucha_Para

空間的に高精度の万年単位の予測は、地震科学が考えもしなかった問題である。これは、ある場所で地震がなぜ起こり、なぜ起こらないのか、という地震学の根本問題に直結する(それに加えて、どの範囲までどんな影響があるかという評価も含む)

2013-07-10 06:47:02
らいあ @Sucha_Para

したがって地震列島日本で地層処分が可能かどうかを追求するためには、「地震の予測可能性」や「地震と地下水」といった地震学の核心的問題に取り組まねばならない。

2013-07-10 06:49:31
らいあ @Sucha_Para

しかし、2011年の東北沖巨大地震で未熟さを思い知らされた現代の地震科学では、今後10万年絶対に地震の影響を受けない場所を選定することなど、不可能である。(石橋克彦「学術の動向」2013年6月号)

2013-07-10 06:50:42
らいあ @Sucha_Para

石橋克彦先生の原発と地震のマップ(~2012.8.22) http://t.co/VXGxjf3X

2013-02-14 21:03:58