学術の動向 2013年6月号「特集:高レベル放射性廃棄物の最終処分について」
学術の動向 2013年6月号
http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/2013-06.html
- Sucha_Para
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関連まとめ
まとめ
2012.12.2 日本学術会議主催学術フォーラム「高レベル放射性廃棄物の処分を巡って」
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/163-s-1202.pdf
◆映像
[1]http://www.ustream.tv/recorded/27435173
[2]http://www.ustream.tv/recorded/27437415
[3]http://www.ustream.tv/recorded/27439767
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J-STAGE もくじと一部抜粋
- 高レベル放射性廃棄物の処分について―原子力委員会への回答―:今田高俊
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/6/18_6_8/_pdf
- 今後の高レベル放射性廃棄物(HLW)処分への取り組みについて:鈴木達治郎
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/6/18_6_14/_pdf
- 高レベル放射性廃棄物の地層処分について ―地層処分技術の概要―:武田精悦
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/6/18_6_20/_pdf
- 変動帯の日本列島で高レベル放射性廃棄物地層処分の適地を選定できるか?:石橋克彦
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/6/18_6_27/_pdf
らいあ
@Sucha_Para
〈10万年保証の場所は選べない〉重要なのは、「10万年経ってみたら地震の影響を免れた」という場所が日本に皆無ではないかもしれないが、あらかじめ(たとえば今後20年間に)そういう場所を特定するのは不可能だということである。
2013-07-10 06:38:18
らいあ
@Sucha_Para
「今後10万年間地震の影響を受けない場所がどこかに存在する」という命題Aと、「選定された特定の場所が今後10年年間地震の影響を受けない」という命題Bとはまったく異なる。
2013-07-10 06:41:57
らいあ
@Sucha_Para
「第2次取りまとめ」は命題Aを不完全に述べて、処分地を適切に選定すれば地震の影響を回避できるという実際上無意味なことを言っているにすぎない。安全評価や処分地選定の技術的検討についても記してはいるが、前節で述べたような命題をクリアできるものではない。
2013-07-10 06:42:25
らいあ
@Sucha_Para
空間的に高精度の万年単位の予測は、地震科学が考えもしなかった問題である。これは、ある場所で地震がなぜ起こり、なぜ起こらないのか、という地震学の根本問題に直結する(それに加えて、どの範囲までどんな影響があるかという評価も含む)
2013-07-10 06:47:02
らいあ
@Sucha_Para
したがって地震列島日本で地層処分が可能かどうかを追求するためには、「地震の予測可能性」や「地震と地下水」といった地震学の核心的問題に取り組まねばならない。
2013-07-10 06:49:31
らいあ
@Sucha_Para
しかし、2011年の東北沖巨大地震で未熟さを思い知らされた現代の地震科学では、今後10万年絶対に地震の影響を受けない場所を選定することなど、不可能である。(石橋克彦「学術の動向」2013年6月号)
2013-07-10 06:50:42- 国策、市民、科学者 ―日本学術会議の「回答」を生かすために―:山口幸夫
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/6/18_6_34/_pdf
- 高レベル放射性廃棄物問題の取り組み態勢について、考えるべき論点:舩橋晴俊
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/6/18_6_40/_pdf
- 高レベル放射性廃棄物の地層処分について ―地質環境の長期安定性の観点から―:千木良雅弘
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/6/18_6_46/_pdf
- 高レベル廃棄物処分には学術の総合力が必要:山地憲治
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/6/18_6_50/_pdf
- 会場からの質問と意見:柴田徳思
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/6/18_6_53/_pdf