知的財産戦略本部 インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策に関するワーキンググループ(第1回)

2010年2月16日に開催された知的財産戦略本部「インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策に関するワーキンググループ」での議論。アクセスコントロールとプロバイダ責任制限についてが議論の中心となる模様。本日はアクセスコントロールに関する議論が中心となったようだ。
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イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

座長「ACTAは法文がどうなるのか分からない。(議論の場にも条文が)出ない以上、我々としては検討できない」

2010-02-16 11:08:31
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

前田委員「不競法の規制対象は広い。著作物のアクセスコントロールを切り出して刑事罰を科すなども考えられる。(ただ)著作権法の保護の必要性があるもののみをより強い規制対象にするとなると、著作権法の世界の話になるのでは」

2010-02-16 11:10:56
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

前田委員「アクセスコントロールの中でも、コピーコントロールに近いものがある。複製しても無意味なコピーしかできない場合、そういう技術は日本ではアクセスコントロールとして分類しているが 価値的にはコピーコントロールと解釈してもいいだろう」

2010-02-16 11:16:24
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

山本委員「前田委員の発言は、コピーコントロールと同視し得るものは規制すべきとの趣旨かと。私は著作権制度の問題として、独自にアクセスコントロールでも保護をすべきと考える」

2010-02-16 11:16:57
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

不競法の技術的制限手段「のみ」要件の話が続いている

2010-02-16 11:25:01
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

大谷委員「回避サービスについて。コピーコントロールのある程度の限定のもとに回避サービスを規制するのは(現にやっているので)是認できるかもしれないが、アクセスコントロールでは問題があるのでは。もしやるなら、適用除外の見直しも徹底的にやる必要がある」

2010-02-16 11:34:34
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

森田委員「回避サービスの提供で、「役務」を広く取ると情報提供まで含まれるが、表現行為そのものだから表現の自由に抵触する。定義の仕方を工夫しないと」

2010-02-16 11:35:15
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

中山委員「アクセスコントロール回避行為をするのは大半は個人や子ども。それを不競法に入れるのができるかと言えば、難しいのでは。回避行為規制なら著作権法だと思うが、著作物でないものや、著作権切れした著作物もある。そこでアクセスコントロールを回避したらどうなのかという問題もある」

2010-02-16 11:41:16
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

森田委員「複製権を守るためのアクセスコントロール回避規制でなく、アクセス権を創設するとなると、個人の利用行為に対して今後は技術によってコントロールできるようになる。個人の行為を規制する必要が仮にあるとしても、個人の利用を確保する規定を作らないとバランスが取れない」

2010-02-16 11:49:12
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

森田委員「回避規制を柔軟に入れていくとなると、刑事罰を科すことができるかという問題もある。(その場合)理論的には、刑事罰の導入は考えにくい」

2010-02-16 11:49:52
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

終わった。次回は2月22日。アクセスコントロール回避規制とプロバイダ責任について、関係者ヒアリング。その後、プロバイダ責任について検討をする予定、とのこと。

2010-02-16 11:59:30