こちらの世界のマーズでは、岩倉記者や晴美の存在を告げられて自分が地球を滅ぼす事が彼らを裏切ることになると気付き今は地球が混乱している状態と割り切って、ミューズと共に故郷を復興する為に地球を去って終わる展開に。恋人と共に地球から去る展開はゴッドマーズの最終回に似ているかもしれない
2013-12-27 13:03:52ただ岩倉記者との絡みはそこそこ書けていたが晴美については描写が弱かった感じも否めない。原作でもフェードアウトしたヒロインなだけに最後まで登場した所は救いだが、マーズと共に行動をして事件に巻き込まれるOVA版の彼女と比べると存在が薄かったかもしれない。
2013-12-27 13:05:05とりあえず三代目マーズの世界でいうと、地球人と同胞であるマーズとミューズらの国は戦争の結果両者全滅であり、そういう意味も含めて危機を乗り越えた地球側がどう行動するかが本編のラストを締めくくる”試練の世紀は今始まったばかりだ”との言葉なのかもしれない。神世紀伝だけに。
2013-12-27 13:06:40といったところだろうか。駆け足ながら神世紀伝マーズについての視聴感想を書いてみた。評価で言うとストーリー4、キャラ3、バトル3、作画・演出など2辺りで62点のCランクといったところか。アニメ版ではゴッドマーズ>マーズOVA>神世紀伝との評価に落ち着いたかもしれない。
2013-12-27 13:08:00個人的には面白い所はあるのだが、動かなくても面白いバトルは出来ると書いたものの、全体的に低予算な雰囲気が漂ってしまい画面もチープな感じがあり、使い回しの爆発、戦闘カットも結構多い。ある意味戦闘シーン意外も低予算という点が最大の欠点かもしれない。
2013-12-27 13:09:46また戦闘シーンの段取りが面白くなるのは中盤からであり、それまでは動かない機体同士が延々とビームをはなってバトルしているようなカットばかりなので洒落にならない程前半はキツい。結構地獄絵図かしれないので最初のうちは覚悟した方がいいかもしれない。
2013-12-27 13:12:13ただストーリーの流れはややテンポが早いものの別に破綻している所はなく、マーズとミューズの関係や彼らの故郷のネタなどのオリジナル設定とかも原作派からすると難しいかもしれないか特に問題があるわけでもないと感じた。
2013-12-27 13:16:44いわゆるカミーユが廃人にならない劇場版のように、マーズが地球を滅ぼさない展開にするために説得性を持たせる要素として用意した所と解釈できるかもしれない。
2013-12-27 13:17:40キャラクターに関してはマーズの理解者のような一面のラッシュや、ちょいワルジャーナリストの岩倉記者とそこそこ個性的なキャラもいたかと。晴美がイマイチ影が薄いと書いたが別に全体的なキャラの扱いが下手という訳でもなく……
2013-12-27 13:20:04絵柄としては横山先生の絵柄を上手く今風にアレンジできていたかと。中の人的な意味では主演関智一さんとヒロインかかずゆみさんの組み合わせはスネ夫としずかちゃんじゃないかと笑えてしまうが、真面目な少年役と健気なヒロイン役としてマッチしていたかも。
2013-12-27 13:21:40そしてやはり後半からの戦闘シーンは作画ではなく展開の流れに辿って上手いものを仕上げていると思う。ロボットバトルの魅力から作画を取り上げるとどうなるのか?それを実践してみた作品として触れてみるのも面白いのかもしれない。
2013-12-27 13:23:10ただ低予算な印象が拭えず、また原作から入ると厳しいと思える点もあり、なかなか上級者的な位置に三代目マーズは存在しているのかもしれない。
2013-12-27 13:25:27しかし、上級者的な位置とは"とある所に目をつぶると面白さが浮かび上がってくるような"作品の認識であり……またこれを見てから原作を読む流れもありそうかも。ぶっちゃけ原作版マーズ読みたい。
2013-12-27 13:27:35