朱さんとのお約束

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常守監視官は1RTされたら「ぅぁ...いくぅ...////!!」をツイートしてください!!必ず実行してください http://t.co/m1bnfoQuna …－y( ￣д￣).｡o○このアカウントは全年齢対象です

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朱「だめ…」 槙島「どうして？（じっと覗き込み」 朱「だ、だめだから…今は」 槙島「参ったな…せっかく君が熱望していた野菜ソムリエが営む創作料理のお店を予約したんだが…ちなみにこの店の予約待ちは二ヶ月だよ、仕方ないキャンセルするとしよう」 朱「ぅぁ...いくぅ...////!!」

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朱「さてと…（廊下で待ち伏せ待機）そわそわ」 縢「なにしてんの？」 朱「しー、いないふりして」 縢「はぁ？まあいいけど？（通り過ぎ」 征陸「嬢ちゃん、かくれんぼかい？」 朱「そんな感じです。今回は逃がしません。確保します」 征陸「はっはっ、頑張れよ」 朱「はいヾ(❀╹◡╹)ﾉﾞ」

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朱「じー…被疑者目視確認……かぁくほぉ！（ばっと廊下の真ん中に立ちはだかり」 槙島「………（真顔」 朱「槙島執行官！今日こそ約束を果たしてもらいます」 槙島「なんだっけ」 朱「任務中に危険なことをしたらご飯奢ってもらうという約束です！（びしっと指差し」 槙島「なんだっけ…」

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朱「ええとほら、パワードスーツ暴走したとき、お一人で特攻したでしょう？」 槙島「…（しばらく思考中）ああ（手ぽん）あったね（たしか中身が僕としょーごが入れ替わっていたときだな）約束していたのか」 朱「そうですよ、槙島さん記憶力いんだから忘れたふりってわかりますよ（ぷんすこ」

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槙島「買いかぶり過ぎた。忘れていた」 朱「むぅ…とにかく、私今からあがりなんです。槙島さんも早退届出しておきました」 槙島「おやおや、監視官権限か、職権濫用罪で執行されるよ」 朱「正式な手続きを踏みましたので大丈夫です。それに槙島さん、最近まともにお休みとってないですからね」

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朱「というわけで（腕がし）行きましょう」 槙島「……僕は構わないけれど、君もその地味なスーツで食事に行くつもりかい？」 朱「え、じ、じみ」 槙島「洒落ているとは言えないだろう」 朱「……だめですよ。私が着替えているうちに逃走するつもりですね。ホロコスにします」

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槙島「ホロコス…つまらないな…」 朱「槙島さんを逃さないためです（コンパクト取り出し」 槙島「…（すかさずコンパクトを取り上げると何やら設定し」 朱「あっ！！！！な、なにしてるんですか！！！（取り返そうとするが、身長が足りずに届かない。飛び跳ねるが届かない」 槙島（ぴっ）

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朱「あっ！（勝手にホロコスで衣装が着せられる。ピンクのワンピースに白のコート、頭にはうさ耳」 槙島「うむ、よく似合うよ」 朱「あ、あああ、なにこれ！」 槙島「そうだ、ついでに（通りすがりの狡噛に向けて」 狡噛「なんだ（頭に黒いうさ耳」 朱「ままま、槙島さん！」 狡噛「なんだ？」

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狡噛「どうした？（頭に黒いうさ耳」 槙島「なんでもないよ、仕事だろう？おつかれさん」 狡噛「あ、ああ…（怪訝な顔しつつも立ち去り」 朱「狡噛さん…あのまま仕事するんですねってこれ解除してくださいよー！（ピンクのうさ耳ぷるぷる」 槙島「コンパクトは僕が預かっておく（内ポケットへ」

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【銀座某所のレストラン】 槙島「ここは野菜ソムリエが営む店でね、シェフ自ら天然の野菜を市場で仕入れてくるんだよ。本来ならば完全予約制だが僕の知り合いでもあるからね、今日は特別に席を用意してくれた」 朱「あ、あの」 槙島「なんでも頼むといい」 朱「槙島さん…これ（うさ耳ぷるぷる」

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槙島「コンパクトは返すつもりはないからね（しれっ」 朱「ん〜…はぁ（諦め）ドレスコードがないお店でよかったですよ」 槙島「そんな堅苦しい店は苦手でね（食前酒を飲み」 朱「平日の昼間からアルコール…」 槙島「アルコール成分は入ってないよ、それっぽく作ってあるだけだな（グラスを匂い」

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朱「このバインセオってなんですか？」 槙島「ベトナムのお好み焼きだね。パリパリの皮の中に野菜やエビなどが入って、レタスやハーブで包んで食べるんだよ」 朱「美味しそう！私それにします（うさ耳ぷるぷる」 槙島「僕は野菜のつぼ焼きにしようかな…」 朱「いいなぁ…（じー」

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朱「いいなぁ（二回目」 槙島「あげないからね」 朱「わかってます」 槙島「君は心の声が漏れすぎだな（シェフを呼んで注文し」 朱「そうですけれど…でも、ちゃんと口に出さないと伝わらないことってあると思うんです」 槙島「ふうん？」 朱「うさ耳とって欲しいとか」 槙島「だめ」

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朱「だいたい槙島さん、うさ耳好きなんですか」 槙島「とくに好きじゃないね」 朱「じゃあ取ってくださいよ」 槙島「だめ」 朱「なんで」 槙島「面白いから」 朱「がくー」 槙島「君は歩いているだけで周りの人間の色相を浄化しているんだよ？社会貢献しているんだ」 朱「貢献なってないです」

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（料理が運ばれてきて） 朱「いい匂い…美味しそう…いただいます」 槙島（ナイフとフォークでパイ生地を切り） 朱「槙島さん、ナイフの扱いも上手ですね」 槙島「ナイフの扱い（も）？どういう意味かな」 朱「な、なんでも（もぐもぐ」 槙島「ん、火が通ることにより野菜の甘みが増している」

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朱「美味しそうですね…」 槙島「…（もぐもぐ」 朱（じー） 槙島「なぜ女子はすぐに「一口だけ」と言うのだろうね」 朱「まだ言ってません」 槙島「目が言っている。仕方ないな、はい（フォークの先にパイ生地と野菜が絶妙なバランスで乗っている」 朱「え？えと、それはちょっと…」

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槙島「安心したまえ、宜野座監視官もまんまと「あーん」したから」 朱「宜野座さんが！？」 槙島「ほらほら、あげないよ」 朱「…あー…ん（相手の腕をガシッと掴み」 槙島「！？」 朱「パク、もぐもぐ」 槙島「…」 朱「おいしいですね」 槙島「君はときどき勇ましくなる…」

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（支払いを済ませ店を出た二人） 朱「美味しかったぁ、ごちそうさまでした槙島さん」 槙島「これで約束は果たせたね」 朱「はい、ありがとうございます（ぺこ」 槙島「約束ね、いい口実だな。本当の目的は？」 朱「ありませんよそんなもの…でも、そうですね…

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朱「槙島さんと一度ゆっくりお話したいとは思っていました」 槙島「ふうん？」 朱「ほら、前みたいに急にいなくなられても困るし…じゃなくて、監視官として執行官の行動を把握しておかないといけませんから」 槙島「なるほどね」 朱「で、では、これで…槙島さんも今日は一日ゆっくりして下さい」

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槙島「…ああ、そういえば2001年宇宙の旅って知っているかな」 朱「？いいえ…なんでしょう」 槙島「古いSF映画なんだが、どうやらリメイクされて上映中らしい。どうリメイクされたのか気になっていてね。せっかくだから行くかい」 朱「は、はい、お供します！」

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槙島「そもそも君がいないと映画なんて観られないしね」 朱「そうでした」

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【一係オフィス】 狡噛（真剣な表情でディスプレイを見つめている） 弥生「……」 狡噛「……ごほんっ……（コーヒーずず」 弥生「……」 狡噛「……（うさ耳ぴくぴく」 弥生∬(`・－・*) ……」 狡噛「…んー…（うさ耳垂れ」 弥生∬(`・－・*) …じー」

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狡噛「…（うさ耳ぴんっと立ち」 縢「コウちゃんどーしたの、その…もごぉ」 佐々山（口押さえ）しー、言うなって」 縢「またささやんのイタズラ？」 佐々山「俺じゃねぇけど面白ぇだろ」 縢「……そうだねぇ（にしし」 狡噛「おい、佐々山、渋谷区の事件洗い直しに行くぞ」 佐々山「へーい」

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コミッサ太郎速報「うさ耳に気づかない狡噛監視官はささやんと一緒に事件の再調査にでかけたよ。けれどこれはまた、別のお話……イベント終了となります。お疲れ様でした」