「箱舟の都ｰNoahｰ」サキの話まとめ

翔 @Real_Unreal_

まずは主人公の歌那（かな） 街である程度名の知れた便利屋を営む20歳女性。 勘が鋭くいざという時の身体能力も高い。プライドが高く少々勝気な面もある。プロ意識が強い。 幼い頃に一家皆殺しにあい、奇跡的に助かる。その際ショックで記憶をなくす。救出された少年グループが内乱でバラけて独立

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歌那「ええと、こんばんは。私が歌那。便利屋よ。それなりに実績積んで名前も知れてる。 子供の頃の事は確かに覚えてないけど、でもそれは気にしてないの。だってそれがあるから今の私がいるんだと思うしね。過去への手がかりもないし。こんなとこね」 http://t.co/RxW7yHJAsA

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次に双子。 研究所の要人として、特別管理の部屋で隠れるように暮らしている双子。 兄は棗アキ、弟はサキ。 兄は傲慢でいつも楽しそうに話す。弟は無表情で無感動。見た目もアキは黒髪に赤い目。弟は銀髪に青い目と、同じ形で全く違う。 研究所の研究対象にして超能力者。研究所の機密として存在

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この双子が何者かに狙われたことが事の端。歌那はアキ、またはサキの護衛を頼まれる。 （この選択によりルート分岐） 話が進むとこの双子が、歌那の失った過去に関係している事がわかる。 また、彼らを狙っているのが楽園ノアである事もわかり、物語は混迷を極めていく

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アキ「僕がアキだよ。顔は知られてるよね。歌那とは幼馴染みにあたる。忘れてしまっているけどね、彼女は。弟と僕は能力者だけど、基本的に僕の方が強くてね。これには理由もあるけど、ここでいうこともないだろうから言わない。僕は僕であるだけだ」 http://t.co/tjIxXKIoSB

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サキ「棗サキ。僕らは21歳。兄のアキはああいう人だけど、本当はとても優しい。幼い頃僕はずっと目覚めなくて、アキは僕を待ってくれてた。その気持ちが僕を起こしてくれたんだ。眠ってたせいで僕は歌那と面識ないんだ。アキは会いたがってたけど」 http://t.co/J1awcdtiSi

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タクミ。 本名、年齢不詳。 軽い口調にのんきな笑顔。よく歌那を口説くが空ぶる。 物語の先導役でもあり作中最も裏が多い人。 歌那とは三年前から仕事仲間。仲介屋だが仲介する以外に歌那の仕事を手伝うなどの実務もこなす。銃器の腕も確か。 三ヶ月前に姿を消していたが、突然の依頼をしてきた。

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タクミ「はーい。俺がタクミだよ。優しいし男前だしお買い得だよ？ ああ、歌那とは仕事仲間で熱い関係…あー、何か睨まれた気がする。うん、ああいや、仕事仲間です。俺の秘密？ うーん、ごめんね、それは内緒。あちこち絡みがあるんだけどね。秘密」 http://t.co/Tz9ZGr0pur

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麻生氷月（あそう ひづき）。23歳。シェルターで一番の情報屋。 歌那とは古い知り合いで確執もある。このため歌那にはとても嫌われている。氷月自身は歌那を甘やかしている節がある。 職業柄あちこちに顔が広い。機械屋でもあり端末の組み立てやメンテもする。 知られてないが武術面も強い。

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氷月「麻生氷月。歌那は兄みたいに思ってる。嫌われてるというか…恨みを誰かにぶつけないとやり切れないってのは誰にでもあるだろ。それだけの話。あいつの過去に何があったかは俺しか知らないし、言うつもりもねえよ。こういうのは本人の問題だろ」 http://t.co/EgWF8Zdd7S

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タイトルは【箱舟の都ｰNoahｰ】でした。 ストーリーとしては、近未来物。 大洪水で滅んだ世界に人間はシェルター作って暮らしている。外はガスが充満して荒れた大地。水も草木もない世界。 その中で語り継がれるのは楽園都市ノア。そこは外にありながら、水も空気も大地も清浄だという。

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人々はそのノアという都市に夢を見てる。 シェルターはとても治安が悪く、みんな日々の生活で精一杯。 そして主人公の少女も、そこからいつか抜け出してノアへ行きたいという一人。

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シェルターで便利屋を営む主人公は、ある日行方をくらましていた相棒の仲介屋から依頼を受ける。 それはこのシェルターの中枢機関の管理もしている研究所からだった。要人のボディーガードをして欲しいというもの。 少々胡散臭いものを感じながらも仕事を引受けるが、これがすべての始まりになる

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（主人公の歌那が研究所を訪れるところから始まります） 研究所に着くと、仲介屋のタクミが待っている。 タクミとはここ三年ほど仕事を共にしてきた仲で、仕事上のパートナーとも呼べる相手。そのため、信頼してはいるが、その依頼は少々胡散臭かった。報酬は楽園ノアへの切符だというのだ。

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胡散臭くも魅力的な報酬。 騙されてもそれに近づきたい。 奥には広い部屋。屋内とは思えないような森、泉、草原があり、部屋の奥に木造の部屋があった。夢見た楽園のような部屋に驚く中、歌那は双子の青年に出会う。 感情のない目で見つめる青年サキ、そして悠然とした微笑みを浮かべた青年アキ。

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同じ姿でまるで違う双子。 どちらかを選んで護衛して欲しいと依頼される。護衛方法も任せると。 理由は何者かに二人が狙われているからとのこと。誰に狙われているかはわからない。 二人がなぜ研究所の奥で人知れず暮らしてるのか、なぜ要人扱いなのかもわからないまま歌那は仕事を受けることになる

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護衛方法は自由だとされた歌那は、サキを連れて自宅へ帰る。 彼女の家はセキュリティもしっかりしているし、いざという時の対応もできる。研究所に双子をまとめておくリスク回避のためにも、サキを連れて帰ることにする。

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サキは基本的に無口で感情表現もなく、最初は戸惑う歌那だが、徐々に話せるようになっていく。 話してみると、無駄な事は一切しないが必要な事であれば雄弁に語ることもできる青年だとわかる。 また、作為を感じない素直な言葉に歌那はサキに対して友好的な気持ちになる

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しばらくのち、家の生活用品買い足しのため、街に買い物へ。問題なく帰宅するが、夜に不審なメールを受信する。何者かの襲撃予告だった。 謎の敵にこちらの情報が漏れていることを知った歌那は、研究所に報告するとともに場所を移すことにする。

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訂正もあるので遡ります。 ーーーーー 買い物に出た先で二人は強盗に遭遇。 持ち前の瞬発力で強盗をお縄にした歌那。その時破損したはずの荷物が、無傷でサキから渡されたことに疑問を感じつつ帰宅。タクミに報告する。 翌朝、氷月からやっかいな案件扱っているから手を引くべきという連絡がくる

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氷月は反発している歌那をいなし、サキに何者か聞けと伝えて連絡をきる。 こと情報に関して嘘はない氷月。歌那は意を決してサキに問う。そして超能力が実在するのだと知る。 そしてボディーガードの仕事に不信感を持つ。彼らはこれまで一度として襲撃さえ受けていない事実にも奇妙さを覚える

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サキとの会話から、タクミとアキは何かを知ってそうな感じがする。 改めて気を引き締め直したとき、謎のメールがくる。 サキを引き渡せ、さもないと…という脅しのメールだった。 歌那は場所を変えることを決意する。 あの手この手で姿を変え、乗り物を変え、向かう先は氷月の元。端末の解析のため

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氷月の元へ行くと、状況から全てを察した氷月が端末の調査と修理を請け負う。 端末にスパイウェアを仕込まれているにせよそうでないにせよ、何かされたタイミングは買い物の時くらいしかない。しかしほとんど隙など無かったことから、周到に準備されていたことが伺える。

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となればいつ、目をつけられたのか。考えるうちに、研究所に内通者がいる可能性に辿り着く。 二日たち、氷月が解析結果と新しい端末を持ってきた。歌那は変装してホテルに場所を移す。 そしてそこで一計を案じる。

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ホテルで歌那は氷月に作り直してもらった端末を開く。その端末には氷月からのおまけ機能が追加されていた。 通常、端末は電話やメールを使用するときに、サーバーに位置情報を飛ばす。今回、スパイウェアによってその位置情報を盗み見られていたことがわかった。