【御神楽奉納】鶴岡八幡宮・御鎮座記念祭/永福寺跡【造営しました】

建久二年霜月二十一日に行なわれた、鶴岡八幡宮再建の際の、石清水八幡宮より遷座の儀。当時、多好方(おおのよしかた)が歌った秘曲『宮人』を中心とした御神楽奉納である。 その前に私も所縁である永福寺跡を覗いてきた。復元の道半ばである。
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畠山重忠 @Shigetada_bot

あれ、さっきの呟きが消えてる気がする。先に見た張り紙で胤義と「これ、平成24年に復元するって、過去形になってない、ないよ?」と暫し騒ぎになったんだよ。未来の日付の張り紙が見つかって良かった…… http://t.co/CKEwR82SUu

2013-12-17 23:48:04
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三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

怖いよ……日付が止まった工事の張り紙コワイヨ!! と坂東武者の鑑と京一番の弓馬の上手が震え上がったところで、26・27年度の予定を見つけて、心底「ほ」 #鎌倉御家人は鎌倉市役所を応援します

2013-12-18 00:09:17
畠山重忠 @Shigetada_bot

そんなわけで、山の端に昇る小望月を観ながら、そろそろ鶴岡八幡宮へ向かう。御鎮座記念祭の奉納舞が始まる頃だ。 http://t.co/Bn9KdLtCEC

2013-12-17 23:50:23
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畠山重忠 @Shigetada_bot

ちなみに私と永福寺の関係は深い造営の時に巨大な石を運んだ話ばかりが有名だが、完成の翌年の建久五年には頼朝さま御願の寺社(鶴岡八幡宮(上下)、勝長寿院、永福寺)の中で永福寺の奉行人と定められた。吾妻鏡の建久五年十二月二日の記事にある。

2013-12-17 23:57:13
畠山重忠 @Shigetada_bot

あと、鎌倉宮の前には蕎麦屋の鎌倉武士がある。手打ちだそうだ。怖い。……と思っていると実はこれかまくらたけし」と読むらしいというオチがあるんだw まさかのタケシである。 http://t.co/nNBb2sUyE5

2013-12-18 00:00:42
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と言う事でようやくここから、御鎮座記念祭のレポである。到着した頃には夕闇が迫り、舞い手や神職たちが社務所前で準備を終えた頃であった。

畠山重忠 @Shigetada_bot

八幡宮に到着すると、ちょうど宮司と舞人たちが用意をしていた。社務所の屋根越しの明かりは昇ってきた月である。 http://t.co/29kUyp8c2A

2013-12-18 00:03:22
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畠山重忠 @Shigetada_bot

この左手の薄緑の女性たちが宮人」の舞手であったようだ。 http://t.co/AtSsOBObdX

2013-12-18 00:09:22
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畠山重忠 @Shigetada_bot

まずはまだ、電灯照明の照らす中、神職たちが大階段を登り、舞についての報告をしに行く。浅沓の木底の音が境内に響くhttp://t.co/zNI15aRC8f

2013-12-18 00:13:30
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畠山重忠 @Shigetada_bot

本殿から神職たちが戻り、榊など配置したところで、まずは一度電灯が落とされ、闇の中になる。この中で舞人に榊が渡されたり、幾つかの儀式がある。男性の舞人の装束は白の狩衣。 http://t.co/jfXpJx5spF

2013-12-18 00:20:38
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畠山重忠 @Shigetada_bot

ようやく、四隅に篝火が焚かれる。少しは姿が見えるだろうか、これで四つ角をそれぞれ踏みしめるような所作が繰り返される。清めだろう。闇の中でも神職による立会人全員への禊払いがあったが。 http://t.co/RXHKTggTNR

2013-12-18 00:23:48
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畠山重忠 @Shigetada_bot

写りの色は悪いが全体が見えるかな。足元の毛履まで入ってるはず。装飾は昨年大河で清盛が法皇の前で舞人を務めた時のような姿を想像してくれるとわかりやすいか? http://t.co/N7FVI4GS9c

2013-12-18 00:26:59
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畠山重忠 @Shigetada_bot

舞殿の前を一回りして戻り、このあとに演奏が始まる。阿知女(あじめ)であるが、これは舞はない。独特に唸りのような詞。「於於於、於介(お、お、お、おけ)」とかなのだが……笙と、羯鼓、楽箏あたりしかわからん。(漢字探すの大変だった……) http://t.co/QtTVuplhx4

2013-12-18 00:37:11
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畠山重忠 @Shigetada_bot

とりあえず演奏はこんな感じ。よく考えたら楽器はいわゆる国風歌舞であるからに羯鼓ではなく笏拍子。と龍笛、ちょうど見えなかったが和琴篳篥あたりであったろうか。 http://t.co/LYn5XySels

2013-12-18 00:52:40
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畠山重忠 @Shigetada_bot

次に、秘曲『宮人』を女舞人らが舞う。各々が手にした鉾鈴が揃ってシャン、と鳴る。が炎を反射してキラキラとしている。これくらいの薄闇で観るのが一番美しい。 http://t.co/sBjP3ZyDOo

2013-12-18 01:01:59
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畠山重忠 @Shigetada_bot

iPhone画像の限度だが、まあよく見えないくらいが幽玄ということで。オナゴの装束の名はよく知らぬが、小忌衣かな? 美しいものだな。楽曲も良かった。空に瑞兆が現れたかとおもうたら、飛行機であった、まあ流星も流れたが。 http://t.co/eAjWsKfM4d

2013-12-18 01:10:31
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畠山重忠 @Shigetada_bot

そして最後は『其の駒』という、神上げの人長舞。男の舞人が立つ。輪をつけた榊を持ち、幽玄ながらも勇壮な所作で舞う。 http://t.co/UmPr2q2aFD

2013-12-18 01:17:00
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畠山重忠 @Shigetada_bot

其の駒ぞ や 我に草乞う 草は取り飼わん 水は取り飼わん」と言う歌詞である。結構、動きが多い。 http://t.co/2hrWsg2Jkv

2013-12-18 01:21:00
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畠山重忠 @Shigetada_bot

其の駒で終わり。榊を戻して終了である。 http://t.co/0ckjAsg5lE

2013-12-18 01:22:10
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畠山重忠 @Shigetada_bot

終わる頃には小望月が高く昇り、電灯が消えていることを忘れる明るさであった。ああ、そうだ本日は今年最後の満月であるな。 http://t.co/m2mzVvLcBX

2013-12-18 01:23:31
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畠山重忠 @Shigetada_bot

御鎮座記念祭、奉納舞楽が終了。我ら警護組はとりあえず退散。覚書で、灯火か落ちて闇の中、舞人が大階段に寄り、阿知女。のち、宮人、のち其駒。であったかな。写真は阿知女。 http://t.co/duT1cfeJVw

2013-12-16 19:14:45
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当時は、我々は郎党を警護に配して列席はしていなかったと覚えるが、あれから八百年以上も続けてくれていることは非常に嬉しい。
あとこの季節に外での閲覧となるので防寒はしっかりとな。ちなみにどうやら八幡宮で早い時間からこの儀式についての講演会があり、それに参加すると良い席で着座での観覧も出来るようだ。詳しくは社務所まで問い合わせてくれ。