NGO合同・国連気候変動ワルシャワ会議(COP19・COP/MOP9)報告会のまとめ
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次は、小西雅子(WWFジャパン)より「ダーバン・プラットフォーム作業部会(ADP)について」です。資料はこちら→ http://t.co/XkCo6CVFyz
2013-12-18 14:25:10WWFジャパンからは、小西のプレゼンに加え、文書での全体報告も用意しております。こちら→ http://t.co/h8xOh8eA47
2013-12-18 14:25:17小西:少しおさらい。ワークストリーム1とワークストリーム2の2つがある。1は、2015年合意の交渉。2は2020年までの削減努力の底上げがテーマ。 #canj
2013-12-18 14:26:24小西:今回の会議の冒頭、フィリピンを襲った台風ハイヤンを受けて、フィリピン代表が交渉の進展まで断食を宣言。共感する人多かった。 #canj
2013-12-18 14:27:02小西:しかし、今回も交渉は難航した。今回は、途上国の中でのダイナミズムが変わったところが特徴。 #canj
2013-12-18 14:27:51小西:各国が自国の目標を決める前に、まずは案を出して、それを最終的に合意する前に事前に協議する。事前協議型の議論があった。 #canj
2013-12-18 14:29:15小西:理想的には、その事前協議で、目標の妥当性や衡平性を評価して見直す。しかし、今回はそこまでは。 #canj
2013-12-18 14:30:00小西:事前協議型のプロセスそのものは入らなかった。2014年のCOP20で、どういう情報(例:森林吸収源をどうするかとか)に合意する予定。 #canj
2013-12-18 14:31:26小西:今回の目標議論で、大きなポイントは、事前協議型のプロセスは明確には入らなかった。また、法的な性質については、「予断しない」という言葉入った。 #canj
2013-12-18 14:34:34小西:今回、国々の立場としては、LMDCと呼ばれる国々の反対によって、目標の時期などに反対したことによって、弱くなったというのがポイント。 #canj
2013-12-18 14:34:44小西:目標をさす言葉についても、LMDCは、先進国と途上国が同じである場合は、"commitment" という言葉を使うことには反対した。結果、contribution =貢献という言葉に。 #canj
2013-12-18 14:37:38小西:ただし、contribution という言葉になったからといって、先進国に法的な拘束力のある国別目標以外が想定されているわけではない。 #canj
2013-12-18 14:37:39小西:第2週頭に共同議長が出した決定文書案は、「要素」を決定文書の附属書という案だった。先進的な途上国グループはこれを支持したが、先進国・LMDCは反対。 #canj
2013-12-18 14:37:56小西:もう片方のワークストリーム2について。特に大きな成果だったのは、「削減可能性の高い行動(機会)の技術的な検討」というもの。 #canj
2013-12-18 14:38:00小西:これは、もともとAOSIS(小島嶼国連合)の提案。省エネルギーと再生可能エネルギーに焦点をあてようというもの。 #canj
2013-12-18 14:38:38小西:これは、目標議論が膠着しがちなので、間接的に省エネや再生エネを通じて、底上げをしようというアイディア。これには、先進的な途上国や先進国も多くも参加。 #canj
2013-12-18 14:40:00小西:先進国が賛成したのは、CCSや場合によっても原発を念頭においているから?LMDCはこれにも反対。ただし、資金・技術支援を条件に合意。 #canj
2013-12-18 14:40:41小西:今後の予定。高い緩和可能性について、意見提出を募り、それを受けて議論を続けていく。バンキムン国連事務総長のサミットなども活用して。 #canj
2013-12-18 14:41:50小西:2015年合意の要素についても、今後議論が本格化。目標案を提出するタイミングは、2015年第1四半期ぐらい。
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